100年後の子どもたちにも恵みの多い海を | 一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUE
海洋環境の保全と経済性を両立できる持続可能な社会の実現に向け、消費財メーカー、小売企業、包材メーカー、消費者が、新しいモノ作りや仕組み作りに挑戦するための機会、場を設けます。企業と消費者を結びつけるHUBとして機能することで、豊かな海が将来世代に引き継がれることを目指します。
一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUE2022年06月27日 19:00
コクヨが廃棄漁網を再利用して作ったペンケースを発売 ファスナーには釣り人・魚好き大歓喜の仕掛けが 数量限定のため発売日は要チェックを
2022年6月27日(月)、コクヨ株式会社は廃棄漁網を原材料に使用したペンケース「ネオクリッツ<From Fishing Nets Recycling>」を発売すると発表しました。
海洋プラスチックごみ問題への関心を広げるために開発・製造されたこちらのペンケースは利便性が高く、釣り人や魚好きの心をくすぐるデザインとなっています。
さっそくこの製品の詳細を見ていきましょう。
ネオクリッツ<From Fishing Nets Recycling>の発売はコクヨ株式会社と一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUEとの連携により実現しました。
ALLIANCE FOR THE BLUEというのは海洋環境の保全と経済性の両立を目的として設立された業界横断プラットフォームで、コクヨも設立当初から参画しています。
ネオクリッツ<From Fishing Nets Recycling>にも海洋プラスチックごみ問題をより多くの人に意識してほしいという意図が込められており、ケースの表面には廃棄漁網を原料に含む生地が使用されています。
売上の一部は日本の海洋環境の保全のために使われるとのことです。
海洋環境の保全と経済性を両立できる持続可能な社会の実現に向け、消費財メーカー、小売企業、包材メーカー、消費者が、新しいモノ作りや仕組み作りに挑戦するための機会、場を設けます。企業と消費者を結びつけるHUBとして機能することで、豊かな海が将来世代に引き継がれることを目指します。
一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUE廃棄された漁網をペンケースにするというのは斬新な発想ですが、なぜコクヨはこのような製品を発売するに至ったのでしょうか。
実は漁網の廃棄は海洋プラスチックごみ問題の大きな原因なのです。
日本の海岸に漂着するプラスチックごみは年間800万tにのぼります。
そのうち、漁網とロープは最も多い割合である26.2%を占めています。
つまり、漁網とロープの廃棄問題の解決なしには海洋プラスチックごみ問題をクリアすることはできないということです。
廃棄される漁網やロープの回収と再生の仕組みづくりは今後もっと推進されていくでしょう。
ネオクリッツシリーズはファスナーを開くとペンスタンドにもなるコクヨの人気製品です。
ネオクリッツ<From Fishing Nets Recycling>ももちろん同様の設計になっており、機能性抜群です。
また、ファスナー部分は海の生物をモデルにした柄が施されています。
ブリ、タテジマキンチャクダイ、チンアナゴ、ハコフグ、サンゴの5種類あり、どれもグレーの表面に映えるおしゃれなデザインです。
釣りをする方や魚好きな方にはたまらない仕様となっています。
海洋プラスチックゴミの中でも大きな割合を占める廃漁網を原料に含む生地で作りました。海の生き物をモチーフにしたファスナーで日常を楽しく彩ります。身近な文房具を、海の豊かさを守るきっかけに。
コクヨ株式会社 ステーショナリー事業本部コクヨ ペンケース 筆箱 ペン立て ネオクリッツフラット ビズ グレー F-VBF165-4
今回はネオクリッツ<From Fishing Nets Recycling>を紹介しました。
機能性・デザイン性抜群なうえ、海の環境の保全に貢献できるこちらの製品は、7月13日(水)から発売が開始されるそうです。
数量限定のため、気になる方は必ず発売日にゲットしてください。