見た目がちょっと変わっている「エビ3兄弟」 味はいずれも絶品
2022年07月01日 11:00
抜粋
やたらとぺったんこで変な見た目の「セミエビ科」のエビたち。いずれもマイナーなエビですが、実はイセエビよりもうまいと言う人たちもいます。
(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)


イセエビだけじゃない! 美味な「磯エビ」たち
海老の王者といえばやはりイセエビ。日本では福島県より南の暖かい海の岩場に多く棲息し、大きいものでは2kgに迫るサイズと、ぷりぷりとした肉質で高級海老の代表格に君臨しています。
イセエビ(提供:PhotoAC)このイセエビの仲間には、まるで武士の鎧兜のような甲羅に覆われたハコエビや、より暖かい地域に棲息し、5kgを超える超大型のエビ・ニシキエビといった種類も存在し、知名度・価格ともに高いものとなっています。
しかしこれらのイセエビ科のエビとは全く異なる「磯の美味な大型エビ」が我が国にも存在しています。それは「セミエビ科」のエビです。
イセエビ以上の美味!? セミエビ
セミエビ科のエビは、長い触覚を持たず、ずんぐりむっくりとした胴をもち、まるでセミのようなシルエットをしているのが特徴。
セミエビ(提供:PhotoAC)その代表であるセミエビは、全長25cmほどに達する大型のエビで、浅い磯に生息しています。その身はイセエビをも上回るほどプリプリ感が強く、また甘味も濃厚で美味の一言です。
知名度こそ高くありませんが、大型のものでは1匹5,000円以上は当たり前で、知る人ぞ知る高級エビとなっています。
美味しいのに庶民的なゾウリエビ
そのセミエビにぱっと見は似ているものの、2回りくらい小さく、また非常にぺったんこな形をしているのがゾウリエビ。その名の通り、サイズも見た目も草履に似ている印象を受けます。
ゾウリエビ(提供:PhotoAC)ゾウリエビは大きくとも20cmほどのエビですが、扁平な頭部まで身がいっぱいにつまっており、持ってみると見た目よりもずっしりと感じます。
ゾウリエビもセミエビ同様に身の味は大変よく、イセエビを超えるという評価をする人も少なくありません。セミエビと比べると安価で、購入しやすいのも嬉しいところ。
最近値上がりが著しいウチワエビ
セミエビ科にはもうひとつ、食用に広く流通するものがいます。それはウチワエビ。西日本を中心に漁獲されています。
ウチワエビ(提供:PhotoAC)上記2種と比べるとより幅が広く、また扁平な印象を受けます。そのため実入りが悪そうに見えますが、実際は頭部の先までみっちりと肉が詰まっており、上記2種同様歩留まりはそれほど悪くありません。
こちらも身の味はよく、そしてイセエビよりも安価。最近はスーパーなどでも見かけるようになっているので、ぜひ利用したいエビです。
<脇本 哲朗/サカナ研究所>
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