雨天のシーバスフィッシング攻略 釣果につながる釣り方と注意点を解説
2022年07月01日 17:00
抜粋
釣り人なら一度は聞いたことがある「雨の日は魚が釣れる」という言葉。釣りは自然相手なので、一概に正解とも言えないが、一方で不正解とも言い切れないのが事実。今回は雨の日のシーバスフィッシングと、その注意点などに触れて書いてみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)


雨の日のシーバスフィッシング
梅雨に限らず、これからの釣りは天候との戦いでもある。そもそも、シーバスフィッシングで雨の日は釣れるのか?という疑問があるが、普通の雨なら釣れると筆者は思う。しかし、近年のゲリラ豪雨や、1日で月の降水量を軽く上回るようなヤバイ雨は釣れないと思う。いや、そんな時は釣り自体が成り立たない可能性がある。
午前だけ雨がベスト?
1番釣れるのは、午前中降り続け、午後から夕方にはすっきり止むパターンが1番だが、天候だけはどうにもならないのが釣りだ。そう上手くは行かない。いくらシーバスが釣れるとあっても、危険を冒してまでやるべきか?天気に休みは合わせられない!ではどうするか?
午前中降った雨の後を釣る(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)雨の日にシーバスが釣れる理由3選
天候と釣果は比例しないのはどの釣りにも言えることだが、シーバスフィッシングも例外ではない。日中で釣りやすく凪の時よりも、雨が水面を打ち付け、多少の風があった方がシーバスは間違いなく釣れる。では、なぜ雨が降った方がシーバスが釣れるのか?それには主に3つの理由があると筆者は考える。
では、その3つとは何か?それは、ベイト、流れ、警戒心の緩みだ。これは、別々なようで全て繋がっている。
警戒心
まず、当たり前だが、雨が降れば川などは濁りが入る。クロダイの落とし込み釣りが、海が荒れると浅いタナで釣れるように川が雨で濁るとシーバスの活性も上がる。つまり警戒心が薄れるということだ。こうなると、薄曇りの日中でも釣れる。
ベイト
さらに、上流から小さなベイトがゴミと一緒に流されて来る。特に上流の降水量が多かったりすれば、チャンスはさらに広がる。
流れ
同時に流れも発生する。この流れに負けた遊泳力のない小さなベイトをシーバスは省エネで食べる工夫をしているのだ。
狙うポイント
いつもより省エネでベイトを捕食するとはどういうことだろう。雨が振り、濁りが発生し、強い流れに負けてベイトの遊泳力が落ちる。しかし、あまりに強い流れになるとシーバスもそれを嫌う。通常、流れに向かって上流方向にシーバスは頭を向けているわけだが、流れが強すぎるとそれだけで体力を使ってしまうからだ。
ゆえに、雨の日のポイントは橋脚周りや障害物周り、流れの緩くなる手前付近が良いとされる。通常のシーバスのポイントと同じだが、雨の日は特に注目したい。ここなら、強い流れを避けつつ流されてくるベイトを難なく、省エネで捕食できるからだ。
橋脚周りは好ポイント(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)雨の日釣行の注意点
これで雨の日も、いや、雨の日こそシーバスが釣れる理由がおわかりいただけただろうか?だからといって、わざわざ雨の日を選んでシーバスフィッシングに行くのもどうかと思うが、もし雨の日にシーバスを釣りに行く、もしくは、途中で雨が降って来た場合は、チャンスと見ていいだろう。
しかし、当然ながら雨の日の釣りには細心の注意をしてもらいたい。急な増水や足元が滑りやすくなるのは言うまでもなく、雨で視界が悪くなり、排水溝や木の切株などが見えにくくなる。転んだりすれば、ただの怪我では済まないこともある。
小さな排水溝は視界が悪くなると見つけにくい(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)晴れの昼間ならなんてことない小さな障害物も、雨となるとネガティブでしかない。雨量、そして足元には十分注意して釣りをしてほしい。そして、あまりに激しい雨になるならば、どんなに釣れていても釣りを切り上げてほしい。気持ちはわかるが、アングラーの安全を第一にシーバスフィッシングを楽しんでほしいと、筆者は願う。
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<宮坂剛志/TSURINEWSライター>
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