東京湾タチウオ・アジのリレー釣り タチウオ22尾にアジ16尾と土産十分
2022年07月12日 06:00
抜粋
6月21日(火)、東京湾金沢八景(洲崎町)の一之瀬丸からタチウオ・アジのリレー船を取材した。船中釣果は55~119cmタチウオ3~22尾とアジ3~16尾。竿頭はタチウオ22尾にアジ16尾。贅沢なリレー船の模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)
タチウオ&アジリレー釣行
5時を回ると、金沢八景駅からほど近い同宿前に車で訪れるファンが集まりだす。受付スタッフに声をかけ、車のカギに目印の札をつけてもらって指定の駐車場へ。カギは受付に預けるシステムで、交換用の番号札もこのときに渡される。
宿入口前には各釣り物の船の席札ボードが掲示されていて、先着順に札をとる。この日の出船はマダコ、イサキ、午前アジ、スルメイカ、タチ・アジの5船。同宿はほかにも多種の釣り物で釣り人を迎え入れている。
5時半ごろに受付開始。カードに必要事項を記入後、車のカギを添えて乗船料を支払う。
タチウオ続々ゲット
船に乗り込んでスタンバイ。席札が回収されると、エサが配布される。右舷に6人、左舷に7人が乗船したタチウオ・アジ船は伊東正訓船長の操船で7時に出船。まずは猿島方面へ向かう。
航行途中、船長から「タチウオは上からのタナ取りとなるのでラインのマーカーで水深を確認すること。オモリ60号、ハリ1/0号の1本バリが扱いやすい」とアドバイス。エサはサバの切り身を天ビン吹き流し釣りで狙う。
観音崎沖で8時に竿入れ、指示ダナは40~30mのアナウンス。早々に右舷ミヨシの大塚さん(東大和市)が本命をキャッチすると、隣の堀切さん(市川市)も続く。
さらに、「タチウオ釣りは伊東船長に教えてもらった」という常連の吉田さん(板橋区)も本命を手中に。右舷大ドモの甘糟さん(綾瀬市)は「年に40回は同宿へ通っています」と本命を手に笑顔を見せてくれた。
119cm指幅6本の最大サイズ浮上
船は小まめに移動を繰り返して北上。ポイントの走水沖~猿島周りには船団が形成されている。
10時半、船長から「大型が期待できるよ」とアナウンスが入り、左舷ミヨシの桜井さん(南区)がテンヤでこの日最大の119cm指6本をキャッチ。最後の流しでも同型を追釣する。
また、左舷ミヨシ2番の福井さん(藤沢市)も、テンヤで良型をゲット。「テンヤ釣りは誘いを掛けてアタリを出す釣った感が楽しい」と惚れ込んでいる様子。
アジ釣りでも連続ヒット
11時半、後ろ髪を引かれるようにアジ釣りにシフトチェンジのため八景沖へ大きく移動。雨がパラパラと降り始めた12時、水深22mで開始。
竿はゲームロッドやビシアジ用に変更OK。ビシは40~60号を船の混雑具合や潮速、ミチイトの太さで選ぶ。ハリスは1.5~2号。
この日はなかなか数が伸びなかったが、体高のある良型のアジが上がり、いいお土産に。
左舷胴の間の三島さん(横浜市)、ご夫婦で同宿へ通っているという渋谷さんもアジ釣りを堪能していた。
贅沢なリレーを楽しんだ
14時半すぎに沖上がり。船中釣果は55~119cmタチウオ3~22尾とアジ3~16尾だった。竿頭は堀切さんがタチウオ22尾にアジ16尾。この贅沢なリレー船はまだまだ楽しめそうだ。
同宿ではレンタルタックルも充実。ぜひ出かけてみてはいかが?テンヤ釣りは平日のみ6席限定のため、予約時に確認を。
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<週刊つりニュース関東版 岩下和弘/TSURINEWS編>