【2022年】夏ビラメ狙い泳がせ釣り入門 タックル・釣りの流れ・近況
2022年07月12日 16:30
抜粋
外房・外川~飯岡エリアで6月1日にヒラメが解禁。これから夏場にかけては活性が高く、数釣りの盛期となり、いい日はツ抜けが期待できる。そして、7月1日からは片貝沖が部分解禁となり、今夏も外房の夏ビラメから目が離せない。ここではこのヒラメ釣の基本を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:源正丸)
タックル
標準的なタックルは別図参照。船宿によってはライトタックルも可能で、感度がいいぶん、よりスリリングなやりとりが楽しめ、手持ちでも疲れにくいというメリットがある。
使用する場合には、トラブルを起こさぬよう、事前にミチイトやオモリの号数を確認しておこう。
釣り方
外川地区は利根川河口~外川沖の広大なエリアを、飯岡地区は真沖を攻める。とくに後者は、一般的な船を流して広く探る「横流し釣り」ではなく、岩礁や魚礁周りをピンポイントで攻める「ポイント釣り」で狙うことが多い。
水深は10~20mほど浅いため、横走りの強烈なファイトを堪能できる。
基本の流れ
ポイントに近づき船がスローダウンしたらイワシを付ける。親バリは上アゴに掛けるのが基本。魚が小さい場合などは鼻掛けがいい。
孫バリは根掛かりが少ない場所は腹掛け、多い場所は背掛けと使い分けよう。
タナはイワシが底上0.5~1mを泳ぐように取る。濁り潮や低活性時は低め、澄み潮や高活性時は高めにセットするといい。
タナ取り
竿はこまめにタナを取り直せるよう手持ちが基本。置き竿にする場合もタナの取り直しは根掛かり回避のためにも欠かさずに。
アタリはゴンゴンと明確に現れたり、モゾモゾと竿先にでたりさまざま。じっくり食い込みを待ってもいいが、活性が高い時期は早めに聞きアワせても十分掛かる。
ヒットしたら竿の角度を水平以上に保ってリーリング。取り込みは必ずタモを使おう。
近況
外房外川の源正丸ではヒラメ専門で出船している。24日外川前水深20mでヒラメ0.5~3.7kg3~14尾に30~40cmカサゴ0~1尾。竿頭は高橋さん、最大は関口さん。次頭は11尾で二方さん。朝からアタリ、型ありで土産になった。
調理
夏場は鮮度が落ちやすいので、取り込んだらすぐに血抜きをしてクーラーへ入れよう。「冬が旬」と思われがちなヒラメだが、この時期も食味は十分。
上品な白身は刺し身や焼き物、煮物に最適。たくさん釣れたら空揚げや味噌漬けなどにアレンジしてみるのも面白い。
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