浜松市の河川で1万匹以上の魚の死体見つかる 考えられる原因は? 釣り中に河川の異常を発見したらすぐ連絡を!
2022年07月15日 16:00
抜粋

浜松市の河川で1万匹以上の魚の死体見つかる 考えられる原因は? 釣り中に河川の異常を発見したらすぐ連絡を!
7月4日(月)、静岡県浜松市を流れる筋違川(すじかいがわ)で1万匹以上の魚がへい死しているのが発見されました。
市が川の水質とへい死した魚体の検査を行いましたが、原因は特定できなかったとのことです。
6月にも同市内の別の地域でこのような事態が起こっており、異変を心配する声が上がっています。
今回は筋違川の状況や考えられる原因について詳しくお伝えしていきたいと思います。
※へい死=動物や魚が突然死すること。
筋違川の状況は?
筋違川は静岡県浜松市の河川で、河口は浜名湖に繋がっています。
7月4日(月)、河川の約150mの範囲で1万匹以上の魚が死んでいるのが発見されました。
浜松市は水質検査とへい死魚の検査を行いましたが、同月13日(火)の報道発表でどちらからも有害物質は検出されなかったと公表しました。
なお、13日(火)時点では河川は平常の状態に戻っており、へい死魚も確認されていないとのことです。
浜松市保健環境研究所による検査の結果
| 検査した項目 | 検出された項目 | |
|---|---|---|
| 水質検査 | pH、カドミウム、鉛、砒素、セレン、 総水銀、農薬 | 異常なし |
| へい死魚検査 | カドミウム、鉛、クロム、亜鉛、砒素、 セレン、銅、水銀、セレン、農薬 | 死因特定できず |
同様の事態が先月にも発生
浜松市では先月にも同様の事態が発生しています。
6月23日(木)、佐鳴湖(さなるこ)に繋がる中区富塚町の水路においても約100mの範囲にわたって1,000匹以上のへい死魚が発見されました。
同月29日(水)の発表によると、水路の状態は元に戻ったようですが、原因の特定はできなかったようです。
水温上昇や酸欠が影響?
浜松市は相次ぐ魚のへい死について、水温の上昇や酸欠の影響も考えられると公表しています。
酸欠は魚のへい死の原因となることが多く、各都道府県で運用される魚類へい死対応マニュアルにも必ずと言ってもいいほど取り上げられています。
水温の上昇や河川の水量の減少により水中の酸素量が低下すると、多くの種類の魚が数時間で死んでしまうそうです。
釣り中に異常を発見したら地域の環境保全課などに連絡を!
今回は浜松市の河川の魚のへい死についてお伝えしました。
原因はまだ特定できていないようですが、もし水温の上昇や酸欠が原因だったとしたら今後他の都道府県でも同じ現象が起こるかもしれません。
もし釣り中にへい死魚を見つけたり、川の異常を感じたりしたら、地域の環境保全課に連絡するようにしましょう。















