夜の波止釣りで新子タチウオ12匹手中 丁寧なエサ付けがかなり重要?
2022年07月24日 16:30
抜粋
この時期になると伊勢湾奥に出没する新子のタチウオ。年によって当たり外れの多い魚だが、今年はかなりの数が接岸しているようだ。今回は本格的にエサを使ったフカセ釣りでタチウオを狙った。このフカセ釣りの予想以上の難しさと面白さをレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)


四日市港で新子タチウオ釣り
タチウオを普段はルアーで狙っているが、今回はエサを使ったフカセ釣りで狙う。過去に何度か試してみたことはあるが、予想以上に難しく、また予想以上に面白い。本格的に狙うのは今回が初めてなので期待も高まる。
釣行したのは6月27日の夜。午後7時半に四日市港に到着し、まずはジグヘッドでアジを狙う。アベレージサイズは、現時点で10cm強。普通ならサビキで狙うところだが、エサには1、2匹あれば十分なので、効率より楽しさ優先なのだ。
まずは小アジを確保(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)ちょっと苦戦したが、なんとか小アジを2匹確保して明かりのない所に移動。集魚灯をセットしたら、あとはタチウオが寄るのを待つばかりだ。
集魚灯をセットして10分ほどで明暗の境目に浮上するタチウオが確認できたので、早速短冊に切ったアジを投入。
集魚灯に寄ってきたタチウオ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)当日のタックル
タックルはメバル用のルアーロッドに、短いワイヤーリーダーとシングルフックをセットしただけの超シンプルなもの。ハリとエサの重さだけでゆっくりと沈めていく。
タチウオ仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)レンジが深い場合はマーカーとしてラインにケミホタルをセットすることもあるが、集魚灯で足元まで寄せるため基本的にはサイトフィッシング。投入したらフリーフォールさせ、ある程度まで沈めたら誘い上げてまたフォール。この繰り返しでエサを見せていく。
エサは小アジの切り身(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)じっくり食わせて1匹目
やがて、どこからともなく現れたタチウオがエサをくわえた。そのまま横に泳いでいくが、ラインにテンションが掛かると同時に放してしまう。なかなかにシビアな状況だ。
そこで今度は食うと同時にラインを送り、テンションフリーで泳がせてみた。魚の口からエサが見えなくなったところでアワセを入れるが、これもスッポ抜け。ルアーなら間違いなくヒットしている状況だ。
この時期は暑さのせいもあって鮮度落ちが早い。食べる分だけ10匹も釣れれば十分と思っていたが、このままでは食事制限を強いられる可能性も出てきた。
それでもじっくり食わせ、ようやくの1匹目。ヒットした瞬間に魚体をくねらせてバックするため、新子でも親譲りの重量感が味わえる。
1匹目のタチウオ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)ヒット率を上げるコツ
こんな調子で試行錯誤していると、数匹追加するころには何となくイメージがつかめてきた。ルアーでもエサでも、魚が食う部分にハリを持ってくるのが基本。吸い込むような捕食をする魚ではないので、エサがハリから垂れているとまずフッキングしない。頻繁にエサの状態を確認し、まめに付け直すことがヒット率を上げるコツとなる。
あとはハリの形状だろう。今回は手元にあったスプーン用のシングルフックを使ったが、ハリの形状やシャンクの長さなど改善すべき部分は幾つもありそうだ。
したスプーン用のシングルフック(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)コツ掴めば連続ヒット
コツをつかんでからはペースも上がり、目標の10匹は軽々クリア。それでもルアーに比べると強烈に難しく、そして抜群に面白い。
だが、調子に乗って釣り過ぎると、その後が大変だ。翌日も仕事があるので、魚の処理を考えればそろそろいい頃合い。そんな訳で午後10時、12匹キャッチしたところで終了とした。
この魚は弱りやすく、リリース前提ならバーブレスフックやリリーサーが必須。地面に置いたり手を触れたりしたものは大半が死んでしまうので、せっかくならおいしく食べてあげたい。このサイズならブツ切りにして唐揚げにすると丸ごと食べられるのでお勧めだ。
この新子タチウオ、現時点で名古屋港にも群れが入っているようだ。神出鬼没の幽霊魚だけにいつまで狙えるか分からないので、気になる人は早めに釣行しよう。
当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
四日市港


















