パンダがイカのピンチを救う!?アオリイカ釣りの名所・和歌山県白浜の海底に竹で制作した産卵床を設置 産卵も観測される

2022年07月25日 18:00

[FISHING JAPAN]

抜粋

パンダがイカのピンチを救う!?アオリイカ釣りの名所・和歌山県白浜の海底に竹で制作した産卵床を設置 産卵も観測される

和歌山県白浜市のテーマパーク・アドベンチャーワールドでは、パンダバンブープロジェクトが推進されています。

これはパンダの飼育に関わる資源を有効活用しようという取り組みなのですが、この活動の一環でアオリイカの産卵床が製作され、今月産卵が観測されました。

今回はパンダバンブープロジェクトの概要と、海の環境改善に貢献した産卵床の設置ついて詳しくお伝えします。

パンダバンブープロジェクトとは?

パンダバンブープロジェクトはアドベンチャーワールドが推進する取り組みです。

パンダの飼育に関わる資源を有効活用し、社会問題の解決に貢献しようという主旨のプロジェクトで、具体的には

・里山を荒廃させる竹を伐採し、パンダの餌として利用する

・パンダが食べない竹の幹の部分でオブジェを製作する

・竹の食べ残しやフンを堆肥に加工する

・デザイナーとコラボし、食べ残しの竹を再利用した商品を開発・販売する

などの活動が行われてきました。

竹でできたアオリイカの産卵床が誕生

このプロジェクトの一環として行われたのがアオリイカの産卵床の設置です。

黒潮大蛇行により白浜の海の生物が減少傾向にある状況を受け、和歌山南漁業協同組合の協力のもと白浜町と共同で実施されました。

産卵床はパンダが食べ残した竹の枝葉で製作され、今年の5月中旬に白浜の海底に設置されました。

観測を続けたところ、7月12日(火)にアオリイカの産卵が確認されたとのことです。

産卵床の効果の検証は産卵・孵化シーズンが終了する8月下旬まで行われます。

産卵床についての詳しい報告はこちらでチェック!

白浜の人が大切にする海を釣り人も大切にしよう

今回はパンダバンブープロジェクトとアオリイカの産卵床の設置についてお伝えしました。

パンダを保護するための活動は各地で行われてきましたが、パンダの飼育に関わる環境や資源を大切にしようという取り組みはこれまであまり見られませんでした。

なかでも竹を活用した産卵床の設置は、陸と海の環境問題の解決に貢献する斬新なアイデアなのではないでしょうか。

釣り人の皆さんも白浜でイカ釣りをすることがあれば、このプロジェクトのことを思い出して、釣り場や釣り上げたアオリイカを大切に扱うようにしましょう。

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