現役船長が徹底解説 【2022年のイカメタルの傾向と対策とは?】

2022年07月29日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

梅雨(つゆ)、夏にかけての風物詩として定着しているのがイカメタルゲームだ。数年前までは夜釣りのイメージも強かったが、現在では昼夜問わず楽しまれるようになった。今回は、エル・クルーズの岩室船長が2022年のイカメタルゲームについて語る。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)

現役船長が徹底解説 【2022年のイカメタルの傾向と対策とは?】

好調だった2021年

イカに限らず全ての魚でもいえることではあるが、年によって好不調の波は少なからずある。2021年のケンサキイカはここ数年で群を抜いて調子が良かった。

現役船長が徹底解説 【2022年のイカメタルの傾向と対策とは?】タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)

平均的なシーズンであれば5月上旬から徐々に釣れ始めて、6月半ば~7月半ばにピークを迎えるといったところだが、2021年は5月中旬ごろには最盛期を思わせるような釣果が続き、デイ・ナイトゲームともに好釣果が続いたシーズンであった。

アオリ不調ならイカメタル好調?

話は少し逸れるが、春のアオリイカが好調な年はイカメタルは不調、反対にアオリイカが不調なときはイカメタルが好調。という大袈裟にいえばある種の格言みたいになっているこの言葉。

今年の春のアオリイカは大凶作の年で、福岡エリアは特に厳しいシーズンとなった。ある程度の数釣りが見込みやすいボートエギングでもボウズだったというのは当たり前に聞く話で、人気の佐賀エリアでも6月に入るころからようやく多少釣れ始めた……といった厳しいシーズンとなり、実のところ密かにイカメタルシーズンに期待していた。

しかし、ふたを開けてみればイカメタルも不調気味。昨シーズンが良すぎたために少しぜいたくになってしまっているのは否定できないが、それでも平均的にみてもやや厳しいシーズンとなっていて、本稿を執筆している7月4日の時点でも決して本調子になっているとは言い難い。

雨不足の影響か

その要因のひとつとして考えられるのが雨。イカメタルシーズンは通常本格的に梅雨に入ったころから最盛期を迎えるが、今年はとにかく雨が少ない。北部九州は平年より7日遅れた6月11日に梅雨(つゆ)入りし、梅雨明けしたのはなんと21日も早い6月28日。梅雨の期間は僅か18日のみで、しかもその間に降ったまとまった雨は一日のみ。週間予報なので二~三日雨が続く予報が出ても、その期待は裏切られ続けてしまう結果だった。

現役船長が徹底解説 【2022年のイカメタルの傾向と対策とは?】デイゲームでも楽しめる(提供:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)

そうしたこともあって通常シーズン序盤は深場、最盛期は浅場、終盤は再び深場の方へとポイントを移るが、今年はとにもかくにも近場の釣果が一向に上向いてこない。最盛期に突入しても何かのタイミングで近場の方でもまとまった釣果が上がることがあってもしばらくすると個体数が激減していたり、デイでは調子良くてもナイトゲームではまったく……そんなことが続いている。反対に深場の方は近場と比べるとやや安定しているイメージだが、6~7月の最盛期でも深場の方に分があるとなると、やはり今シーズンは決して良いシーズンを送れているとはいえないだろう。

とはいえ、6月下旬ごろから釣果は少し上向き傾向にある。日ムラやポイントによって差は大きいが、例年通りの釣果を耳にすることもしばしば。ただし、サイズは小型が多く、いわゆるパラソル級の個体は少ない傾向にはある。

釣果を上げるコツ

まずはデイゲームとナイトゲームそれぞれの特徴をしっかり把握しておくことが大事。デイゲームの場合、イカはボトムべったりになるので、狙うのはボトムから2m上までのレンジ。ナイトゲームの場合は、中層・表層付近とその日の中でもイカのいるレンジが変わるので、どの層にイカが多いか、つまりヒットレンジを把握して釣果を伸ばしていく。

現役船長が徹底解説 【2022年のイカメタルの傾向と対策とは?】ヒットレンジを把握して釣果アップだ(提供:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)

また、状況に応じた仕掛けを選んでいくことも釣果アップには欠かせない要素のひとつ。エダスの長さが1~3cmのショートタイプ、エダスの長さが10~20㌢のロングタイプ、そしてオモリグタイプの3タイプに大別されるイカメタル仕掛けだが、これらを潮の速さやイカの活性に合わせて使い分けることができれば釣果アップにつながるだろう。

そして、ヒットカラーも見つけだすことも忘れてはいけない。基本は赤&白や赤&緑などの定番カラーが安定的に釣果を伸ばしやすいが、日によっては特定のカラーにヒットが集中することも少なくない。定番カラーを基軸にカラーローテーションしながら、その日反応の良いカラーを見つけていこう。

今後の展望

今シーズンの感触から予想するに、7月半ばのタイミングではまだまだ十分に夏の風物詩を楽しめるはずだ。しかし、どの釣りでもそうだが、シーズン序盤の釣果がその年の傾向を表していることが多い。つまり、今年は劇的に釣果が飛躍的に上がることはないだろう。

ただ直近の釣果を見る限りは釣果に恵まれる日に当たることも少なくないと予想している。そうでない日も例年に比べると多少なりとも多くなる今シーズンだが、今時期にしか楽しめない風物詩を存分に堪能していただきたいと思う。

<週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥/TSURINEWS編>

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