琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成

2022年08月02日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

琵琶湖の至宝を求めて、7月9日にレイクトローリングに挑戦。狙いは、ビワマス。日本固有種のネイティブトラウトである。昨年9月に釣友の誘いで初チャレンジし、その魚の素晴らしさと楽しさ、その味にすっかり魅了されてしまった。すべてはキャプテン任せのトローリングなのだが、奥が深くて非常に楽しい。当日の釣りの模様をリポートしたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)

琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成

鱒屋でレイクトローリング釣行

午前7時過ぎに高島の鱒屋さんのガイドで出船。前日の天気予報では曇一時雨とのことだったが、薄曇りで太陽が顔を出してくれそうだ。実は、この太陽がキーなのだそうで、晴れている方が絶対にいいとキャプテン。

港を出たボートはポイントに向かう。広い琵琶湖、ポイントは多くあるのだが、数が出るところや大型が出る場所、最近の傾向など様々な情報からポイントを選択する。琵琶湖にも潮流があるそうで、常に2枚3枚潮になっており潮、水温、ベイトの状況に加えて干満も考慮して選んでいるとか……。

この日は、第二観測所周辺から北向きに流しだす。水深は80m前後であるが、ルアー(スプーン)を流す水深はその日の状況でかわるらしい。15~30mが一般的とのこと。

琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成薄曇りのなか出船(提供:TSURINEWSライター田中耕二)

レイクトローリング概要

片舷からレッドコア1本とダウンリガー2本がセットされる。つまりボートの後ろには水深、距離の異なるルアーが6本曳かれていることになる。スプーンの前にはドジャーと呼ばれる集魚板がある訳だが、これらの組み合わせや流すスピードなど、キャプテンにお任せ。アングラーは、ストライクがあるまでやることはない。

敢えて言うなら、ファイトの順番やストライク後にやるべきことを確認しておくことぐらいだろうか。レッドコアには電動リールがセットされているので、電動任せにしておいて最後だけ浮かせればよいが、そんなに簡単でもない。

問題はダウンリガーから流す4本のタックル。軽いルアーを狙いの水深に沈めるためにオモリ使う。4kgもあるオモリをボートから引いてタナに落とし、それにクリップでラインを固定してルアーを流すのだ。だから、ストライクがあるとクリップからラインを抜かなくてはならない。これが上手くできないとフックオフを繰り返す。キャプテンがやってくれてロッドを渡してくれることもあるが、アングラーなら自分でやりたい。

琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成ストライクを待つ釣友(提供:TSURINEWSライター田中耕二)

スタート直後にウグイ連発

この日、同行者はKさんとYさん。二人ともレイクトローリングは初挑戦。簡単にレッドコアの場合、ダウンリガーの場合を説明しておいたが、手始めにお手軽なサイズから来てくれるとありがたい。前回は、1発目が59cmのビックワンで見ているこっちが緊張してしまったので……。

スタート直後にレッドコアにストライクが出た。キャプテンが電動のスイッチを入れる。先ずはYさんの番だが、巻き取りの状況を見る限り小型だと思われる。手始めには良さそう……。残り30mからロッドを手に取りラインが緩まないように手巻きに移行して難なく仕留めたのは、丸々としたウグイ。この釣りの定番ゲストである。

次は、問題のダウンリガーにストライク。2本あるタックルの深い方にストライクが出たので、オマツリ防止にYさんに浅い方のタックルを上げてもらう。予想通り、クリップからラインが抜けずに苦戦している。キャプテンがロッドをもって煽ってからロッドを渡してリーリング。Kさんもラインがクリップから抜けてファイト開始。これも難なく仕留めたのは、サイズアップしたウグイだった。肩慣らしにはちょうどいいが、ウグイの日なのか?

40cmビワマス登場

太陽が顔を出し、気温がグッと上がる。ウグイとはいえ、2連発でアタったので今日はいいかもと思ったら、右舷のレッドコアにストライク。電動のスイッチを入れるとロッドがグワと曲がり込む。間違いなく本命。順番は私なので、ここでバラすのは恥ずかしいと妙に緊張しながら仕留めたのは、40cm弱のビワマス。2人からオオーと歓声が上がる。

特にKさんは初めて見るビワマスに興味津々だが、キャプテンが写真を撮る隙も与えずにイケスに放り込む。当然、イケスには水が張られており、ペットボトルの氷が入っている。予め水温を15度前後にしてあるという訳だ。ビワマスの適水温は10度前後らしいので、この時期の表面水温では直ぐに弱ってしまう。魚を大切に扱うキャプテンの心意気が伝わってくる。

琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成イケスには氷を入れて水温管理(提供:TSURINEWSライター田中耕二)

初挑戦者も早々に本命ゲット

この日、朝イチからストライクが多く、KさんもYさんも初物を直ぐに仕留めた。活性が高いからなのか、小型が多い。私も連発でビワマスを仕留めたが、30cmクラスだったので即リリース。ビワマスにはレギュレーションがある。キープできるのは31cm以上で、一人5匹までと決まっている。また、フックはシングルのみとのこと。

この日は、3人なので15匹キープできるので、それ以上釣ったら小さい魚と入れ替える作戦。そのためにもイケスの水温を管理して、元気な状態でリリースしたい。

サイズアップの50cm登場

9時過ぎには、イケスには10匹が泳いでいたが、最大でも45cm級…。やはり50cmを超える奴が欲しい。大きいのが釣りたいとキャプテンに伝えると「そんな難しい事を…」と言いながら、進路や船速をかえていた。それが要因なのか、潮止まりだったからなのかストライクが途絶えた。

1時間もストライクがないと不安になってくるが、そのタイミングでレッドコアにストライク。ロッドがひん曲がり、ドラグが滑る。電動の巻上げが入れられたが、ドラグが滑ってスプールが止まっている。

間違いなく大型で、ファイトはKさん。電動から手巻きに移っても魚が抵抗をして、浮いてこない。ネットを持つ私も緊張が走った。ボート際で最後の抵抗にあってヒヤッとしたが、無事に50cm超が上がった。これまでのビワマスとは全く異なる顔付き、魚体……。何度見ても素晴らしい。

50cm超を追釣り

あと3匹でリミットメイクとか言っていたら、ダウンリガーにストライク。私は見ていなかったが、アタった瞬間にクリップからラインが飛び出したらしい。ロッドを持つとグングンと首を振るのがわかる。デカイよ、コレ。こいつは仕留めたいと慎重に浮かして最後は抵抗にあってペラに巻かれそうになって肝を冷やしたが、無事にキャッチ。素晴らしい体高をした50cm超だ。ポッテリしたお腹にはイクラも入っているのかも……。

大型を釣っていないYさん。焦りがあったのか良型を浮かしたがバラシ……。それでも45cm級をキャッチして小型との入れかえも成功した。遠くで雷の音がしたので、余裕をもって早上がり。最大54cmを頭にリミットメイクできた。

琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成当日の釣果(提供:TSURINEWSライター田中耕二)

美味なビワマス

ビワマスは、食べるのが非常に楽しみの魚。釣行当日の夕食には、40cm級の刺し身と炙りと漬けの三色丼。翌日は、ビワマスのクリームパスタを楽しんだ。

琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成ビワマスの三色丼(提供:TSURINEWSライター田中耕二)

一番デカイビワマスは、3日寝かせてから握り寿司にする予定。楽しみでならない……。

琵琶湖のレイクトローリングで54cmビワマス好捕 リミットメイク達成クリームパスタ(提供:TSURINEWSライター田中耕二)

<田中耕二/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
鱒屋
出船場所:新旭風車村
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