【サケ釣りファンは要確認】北海道の網走港で小型船の進入を規制する条例が施行される 背景には何があったのか
2022年08月03日 18:00
抜粋

【サケ釣りファンは要確認】北海道の網走港で小型船の進入を規制する条例が施行される 背景には何があったのか
8月1日(月)、北海道網走市の網走港で小型船の進入を規制する条例が施行されました。
近年サケ釣りを目的とした小型船が急増し、水難事故に発展しかねない状況になっていたことを受け、施行に至ったようです。
今回は新しい条例と網走港の現状について詳しくお伝えしたいと思います。
サケ釣りを毎年される方や今年北海道へサケ釣りに行く方は内容をしっかりと確認しておくようにしましょう。
条例の内容は?
網走市公式サイトでは8月1日(月)施行の条例について下記のように説明されています。
●船舶進入の規制対象水域の指定
網走港での船舶交通の安全を確保と、水難事故を防止するために規制対象水域を指定しましたので、対象となる船舶は許可なくその水域に進入することができません。
※規制対象水域へ進入しようとする場合は、進入しようとする日の 10 日前までに申請書を提出し許可を受けてください。
※釣りや魚類の採捕、その下見などを目的とする場合や規制対象水域を安全に航行することが困難と認められるミニボート(ゴムボート)などの進入は原則許可されません。
●対象となる船舶
・遊漁船、プレジャーボート、モーターボート、ヨット、水上オートバイ、ミニボート、ろかいのみの運転する船舶その他総トン数20トン未満の船舶
・船舶職員及び小型船舶操縦者法第2条第4項に規定する小型船舶
簡単にまとめると、新たに指定された規制対象水域(上の図の斜線部分)には、魚を捕ることを目的とした小型船は今後入れなくなるということです。
なぜ条例が施行された?
この条例の背景には近年の網走港の状況の変化があります。
網走港はサケ親魚が全国で一番捕獲されている河川・網走川が流入していることから、北海道で有数のサケ釣りエリアとなっています。
北海道全体のサケの来遊数は年々減っていますが、同エリアはサケ資源が安定しています。
そのため近年は網走港でボート釣りを行う人の数が増加していました。
プレジャーボートやミニボートの操縦は船舶免許が不要なため、海や船舶の知識がない人でも利用できてしまいます。
その結果、釣り人のボートによる危険な航行が多く見られるようになりました。
この現状から今後深刻な衝突事故や水難事故が起こりかねないという判断が下され、条例が施行されました。
釣り場の情報は常に確認しておこう
今回は網走港の新しい条例についてお伝えしました。
環境や安全に関する課題を抱えている釣り場は全国に多数存在します。
「この前釣りをした場所だから大丈夫!」と思わず、必ず釣行前に釣り場の最新情報を確認してください。
また、釣り場を継続的に利用していくためにはどうすればいいか考え、行動するようにしましょう。









