三重の運河での夜ウナギ釣りで本命2匹 「ドバミミズ」エサにヒット
2022年08月05日 16:00
抜粋
7月3日と4日の夜、伊勢湾奥のとある場所で、ウナギを狙って夜釣りをしてきた。初日は一面のハクでお手上げとなったが、2日目はドバミミズのエサが効き本命2匹をキャッチすることができたので、その模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)


自分だけのポイントでウナギ釣り
予想外に短く、あっという間に終わってしまった今年の梅雨。雨も少なく、ウナギ釣りをする機会に恵まれない。いや、晴れていてもウナギは釣れるが、どうせ室内から釣るのなら、屋根のあるメリットを生かしたいではないか。
何の話だと思う人も多いだろうが、私のウナギ釣り場は伊勢湾奥のとある倉庫。企業の私有地なので詳細は伏せるが、かつての運河に面した裏口からサオを出せば、天候を気にすることなく釣りが楽しめるのだ。
久しぶりの雨となった7月3日の夜、そんな裏口からサオを出した。小ぶりのザリガニをエサに、良型狙いで2本のサオを並べた結果は見事に撃沈。敗因は水面を埋め尽くすハク(ボラの稚魚)の群れだ。一面エサだらけの状況では、さすがのザリガニもアピール不足なのだろう。
タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)そこで翌4日にリベンジ。午後7時半に倉庫の裏口を開けると、水面にハクの姿はない。まずは良型狙いでザリガニを投入してアタリを待つ。
ドバミミズでアピール
ところが上げ潮に乗って入ってきたのか、周囲が暗くなると水面はまたしてもハクだらけ。これでは昨日の二の舞いだ。そこでエサをドバミミズに変更。魚のサイズを選べないのが難点だが、これなら匂いで強烈にアピールできる。
程なくサオ先に付けた鈴が鳴った。少し送り込んだが食い込まず、しばらくして回収すると、エサはきれいさっぱり消えている。アタリの出方を見る限り本命ではなさそうだが、この反応の良さがミミズのいいところ。
とはいえ、それはエサ持ちの悪さも意味する。知らないうちにエサだけ食われていることも多く、こまめなチェックは欠かせない。
新しいエサをセットしてミオ筋のカケアガリに投入すると、数分でアタリが出た。その直後、緩めておいたドラグがジジッと音を立てる。ここから少し食わせ、軽く聞きアワせると本命らしい手応え。スイープにアワセを入れると、今度は無事にヒットしたようだ。
手元に伝わる長モノ独特の手応え。これは間違いない。ただ、妙に軽いことだけが気に掛かる。上がってきたのは30cmそこそこのメソっ子(小型のウナギ)。取りあえずボウズは逃れたが、このサイズをキープする気にはなれない。
50cm級本命をキープ
その後も数回のアタリは出たが、どれもゲストのようで食い込まない。小バリにすれば正体は分かるかもしれないが、おおよその予想はついているので手間を掛ける必要もないだろう。
午後9時を回り、そろそろ潮止まりかというころ、突然激しいドラグ音が響いた。これは本命だ。少しイトを送り込みながら急いでドラグを締め込む。やがてサオ先が絞り込まれたところで大アワセ。さすがに大物とは言い難いが、重量感は先ほどとは比較にならない。
キープしたウナギ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)慎重に寄せると姿を見せたのは中型のウナギ。長さは目測で50cm弱といったところだが、太さは十分にある。ようやくのキープサイズにホッと一息。6月にキャッチした58cmと65cmが冷凍してあるので、これで土用の丑の日も安泰だ。
魅惑の高級魚を手にしよう
その後も少し粘ってみたが、潮が緩んだのかアタリも途絶えたので午後9時半に終了とした。
ちなみに翌朝、生かしておいたウナギを見ると予想通りにハクを吐き出していた。次はこれをエサにしても面白いだろう。
ウナギは生息範囲が広く、実は意外にも身近な場所で狙える魚だ。釣期のピークは梅雨時だが、秋口までは十分に楽しめる。まさかと思うような場所でも楽しめる魅惑の超高級魚。みなさんもこの夏、自分だけのポイントを開拓してみてはいかがだろうか。
もちろん立ち入り禁止や釣り禁止のエリアのチェックはお忘れなく。
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>






