ソルトルアーは購入時のまま使っちゃダメ? フックチューニングのススメ
2022年08月06日 17:00
抜粋
市販のルアーはオーバーサイズ気味のフックがセットされていることが多いです。なので筆者は購入したらまずはフックの交換をしています。ルアーのチューニングは自分のフィッシングスタイルに合わせてやるのが理想です。今回は筆者がよくやるチューニングを紹介したいと思うので、参考にしていただければと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター奥田綾一)
初期設定はフックがオーバーサイズ?
ルアーは販売時には、1サイズ大きいフックがセットされていることが多いです。これは、入門者の方などが使ってもトラブルが発生しにくいように剛性を重視しているからです。フックが大きいと空気や水の抵抗が大きいので、飛距離や泳ぎに影響が出ます。なので筆者はいつもフックをワンサイズ下げます。剛性は落ちますが、よく飛びよく泳ぐようになります。
※メーカーによっては最初から微調整されていることがあるので、まずはよく確認してください。
トレブルフックは根掛かり多め
バイブレーションなどのメタル系のルアーはボトムまで沈めて使うことが多いので根掛かりが多いです。そしてトレブルフックは、フッキングはいいけれど、バラシが多いです。なので、筆者はトレブルフックをダブルフックに交換して使うことが多いです。少しフッキング率が落ちますが、根掛かりやバラシは減ると実感しています。
ルアーは水平姿勢が大事
魚は尻下がりで泳ぐルアーに違和感を覚えて見切ることが多いです。特にメタルジグなどをリトリーブすると、尻下がりになりやすく見切られやすいです。なので筆者はいつもリヤフックをトレブルからアシストへ交換しています。すると泳ぎの姿勢が水平姿勢に近づきます。ただ巻きでも使えるメタル製のシンキングペンシルに変化するようなイメージでょうか。
ちなみに、ただ巻きよりもジャークさせて使う方が好きな人には、初期設定のほうがフッキングはいいです。
シングルフックチューニング
根が粗いポイントでは、ルアーを底まで沈めるとすぐに根掛かりしてしまいます。しかし、このようなポイントほど魚はボトムに着いているものです。なので筆者はトレブルフックをシングルフックに交換して使うことがあります。フッキング率は落ちますが、根掛かりはかなり減ります。根掛かりが多いと釣りにならないので、筆者は好んで使うチューニングです。
ブレードチューニング
ブレードが付いたメタルジグが販売されています。ブレードのフラッシングと波動が魚を寄せるのでよく釣れます。筆者も好んで使うルアーです。ブレード付きを新規購入するのもいいですが、自分でチューニングするのもありですよ。
メタルジグをたくさん持っている方などは、ブレードだけ購入してセットすればブレードジグに変身します。メタルジグをただ巻きで使いやすくなるので、釣り方も広がりますよ。
試行錯誤を楽しもう
筆者がいつもやっているチューニング方法をいくつか紹介しましたが、全てが正解とは限りません。筆者は、自分のフィッシングスタイルに合ったチューニングを求めて試行錯誤した結果、このようなチューニングにたどり着きました。なのでスタイルが違えば、チューニング方法もかわります。みなさんも、自分のスタイルに合ったチューニングを見つけてもらえたらと思います。
<奥田綾一/TSURINEWSライター>
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