夜の筏川でのブッコミ釣りでウナギ釣り10匹 モエビエサで連発

2022年08月07日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

6月28日は午前2時に起床、筏川で採取したモエビをエサにウナギ釣りを楽しんだ。今回は置きザオにしたサオの先に付けた2つの鈴の鳴り放題が3回もあり、リリースサイズを合めて釣果は10匹。特盛のうな重まで楽しめた釣行の模様をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)

筏川でウナギ狙い

私に似て食いしん坊のわが家のペットのバカボン君(スッポン)の食材採取のため、6月28日は午前2時に起床。愛車のトランクには釣り道具が積み込んである。水分補給用の水筒を忘れないようにと思っていたら、玄関に水筒と蚊取り線香が準備してあった。

帰宅後、家内に話を聞くと、蚊や毒虫がいっぱいいるので蚊取り線香を持たせるようにと、おやじが準備してくれたらしい。還暦を過ぎても手間のかかる息子のようだ。

ポイント図(作図:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)

筏川に到着。堤防のヘチをなぞるように数m移動すると、私の体型と同じ丸々と太ったモエビがいっぱい採取できた。そして、すでに河川の水は温水プールのような水温なので、食に貧欲なニョロニョロ君がエビに食いついてくれると確信。釣行が決定した。

置きザオ2本でアタリを待つ

風はなく、少し動くだけで汗びっしょり。早速シャツを着替え、家内が用意してくれたギンギンに冷えた麦茶を飲んで体も心もリフレッシュ。釣り場のプールヘ移動すると、虫がいっぱい飛んでいた(おやじに感謝)。

2本の釣りザオを準備し、卵を抱え丸々と太ったエビの尾っぽをハサミで切り落として尾掛けにし、プールの東側の水門前へ遠投する。サオはガードレールに立て掛けるが、傷が付かないように雑巾の上に並べる。サオ先のケミホタルには鈴を取り付けた。

ガードレールにサオを立て掛ける(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)

釣り座の目の前に駐車できるので、トランクに腰を掛けてサオ先を注視する。足元に蚊取り線香を置き、濃厚ブラックコーヒーを口にした途端、どちらかのサオの鈴がチリンと1回鳴ったような……。ガードレールにサオを立て掛けて5分もたっていない。

カワアナゴ登場

横の橋をトラックが通過した音だろうと再度コーヒーを口にすると、間違いなく鈴が鳴り、サオ先のケミホタルもお辞儀した。水分補給は一時休止。2本とも仕掛けを投げ込んだときはミチイトを張っておいたが、たるんでいるので少しイトを巻き上げる。

1本目のサオは何もなかったが、1回だけ鈴が鳴ったサオのイトを張ると、ニョロニョロ君のような豪快な引きではないが、何かがハリに乗っている。ゲストのブルーギル君がちょっかいを掛けているなあと思い、サオを持ってイトを巻き上げようとすると、わずかながら仕掛けを引っ張っていくではないか。

なんとなんと、本日のファーストヒットは20cmほどのエイリアンのような顔をしているカワアナゴ君ではないか。水槽で育てるペットとしては、水替え時など他の魚より尾っぽを振って暴れる。

水底の石に潜り込んでいるので「どこだー」と探すなど特徴があるが、かわいい魚。私の書斎の水槽にも泳いでいる。

1匹目の本命をキープ

生きの良いエサに交換して投入すると、5分もたたず同じサオ先が優しくお辞儀する。鈴が鳴るまでほかっておけばと言う釣り師もいるようだが、サオ先を注視していなければ分からないし、魚釣りの醍醐味だ。

もう1本のサオも巻き上げると、エビは付いていたが頭の部分が食べられていた。

たくさんエビを捕ったが……(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)

生きの良いエサを付けようとすると、もう一本の鈴が早く仕掛けを取り込めよと言わんばかりに鳴る。エサ付けは後回しにして取り込むと、おなかが真っ黄色のお持ち帰りサイズのニョロニョロ君をゲットできた。この1匹目が大漁のスタートになるとは思っていなかった。

投入直後に連続ヒット

エビを付け、カワアナゴやニョロニョロ君が掛かった場所に2本とも遠投すると、5分もしないうちにチリンと鳴った。急ぐことはないと水分補給していると、同時に2つの鈴が鳴り、ガタガタと水中に持っていかれそうなほど暴れまくる。

1本を手に取り、獲物の口にハリを掛けるためにサオをしゃくり上げてからガードレールに置く。そしてもう1本のサオの獲物とバトルするが、まずまずの重さだ。イトを巻いている途中にニョロニョロ君だと確信できたので慎重になり、無事太めのニョロニョロ君をゲットした。

もう1本のサオにもニョロニョロ君が乗りゲットできたが、チビ太のため、将来ゴン太になってまた私のハリに噛みついてちょうだいと釣行後にリリースした。

持ち帰りサイズ6匹をキープ

午前3時半を回ったころ、鈴の音もなくお辞儀を始めた。イトは張ってあるのでサオで聞くと、何かがハリに乗っているようだ。イチかバチかサオをゆっくりしゃくり上げると、ドンピシャ。これも途中で大型のニョロニョロ君と確信できたので、堤防の下に降り、エビ採取用の目の細かいタモで捕獲。文句なしのお持ち帰りサイズだ。

2本サオで6匹キープ(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)

やがて周りが明るくなり始めると、水面に嫌な顔が飛び出してきた。時刻は午前4時40分。ミドリガメ君やブルーギル君に変わってしまったため、5時の時報とともに納竿。リリースサイズを合めて釣果は10匹だった。今日は2つの鈴の鳴り放題が3回もあり、大量に採取したエビも少なくなってしまった。留守番をしているバカボン君に文句を言われそうだ。

釣り道具を片付け、ビニール手袋を付けて釣り師が捨てたと思われるアケミ貝の殻や缶などのゴミを拾う。釣り人のマナーのために釣り禁止になったら目も当てられない。自分が出したゴミは必ず持ち帰ろう。

特盛りうな重に舌鼓

帰宅後、熱帯魚用の上部フィルターが付いた水槽ヘ入れて泥を吐き出してもらう。そして数日後、おやじの監督の下、家内が元気なニョロニョロ君6匹の調理スタート。両親と家内は1匹ずつの丼、私は長焼き1匹と2匹使った特重(底と真ん中、ふたの代わりにニョロニョロ君)。さらに6匹分のキモ焼き付きという、超ぜいたくな夕食となった。これこそ釣り師の特権だが、調理してくれる家内に感謝したい。

長焼きと特盛丼(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)

釣行日には130回目の献血ボランティアも実施。釣果とあわせて家族全員で冷酒で乾杯した。

7月1日、なぜか夜中に目が覚めたので、2時間ほどエビ採取も兼ねてニョロニョロ君退治に出掛けた。前回は大量のエビを使ってしまったので、今日はバカボン君のお土産をしっかり採取。釣果としては3匹だったが、おなかが真っ黄色のおいしそうなニョロニョロ君をゲットできて満足だ(今シーズン70匹)。

<週刊つりニュース中部版APC・永井博文/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
筏川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年7月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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