初の管理釣り場でヤマメ40尾オーバー 現地調理の釣魚グルメも堪能
2022年08月09日 17:00
抜粋
友人から「暑いから管理釣り場でヤマメとかどう?」と入電。私は渓流は未経験、分からないから避けていたところもあった。そんな初めてづくしだが自分なりに工夫して2人で40尾釣れた7月23日の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
管理釣り場でヤマメ釣り
この日は釣り場に8時半到着。熊本市内より5度ほど低く、涼しい。日差しはあるが木陰が多く、肌寒く感じるときもあった。身支度が済んだら遊漁券を買う。その後貸し竿を選び、渓流へ出発した。
木郷滝自然釣りセンター
今回訪れた「木郷滝自然釣りセンター」は熊本県阿蘇郡高森町にある管理釣り場。遊漁券1人4400円で4時間。貸竿無料で、終了時遊漁券腕章を返す事で500円は返金される。魚用のバケツもあるが現地猫が泥棒するので、出来る限り自前のクーラーが良い。脚が濡れるので、タオルや半ズボン、水に浸かる時に使えるサンダル(歩きにくいので踵付きが良い)は必須装備だ。エサ、かえバリは現地でも買えるが、持込も可である。
ブドウ虫でヤマメ登場
今回エサはブドウ虫とどんぐり虫を持ち込みした。最初は大きめのブドウ虫を付けて流すが、川の水に浸かるのは冷たく、1分と持たない(笑)。どうにか足を温めながらブドウ虫で1尾目のヤマメをゲット。続いて2~5尾目までをブドウ虫で釣った。
順調だったがここでアタリが途絶える。このタイミングでブドウ虫より小さめのどんぐり虫へ変更した。するとアタリは戻り始め、10尾目までどんぐり虫で釣れた。しかしここでまたアタリが途絶える。
ミャク釣り風?
海と違って川なので、エサは常に流れがある状態で漂うことになる。そのためエサを同じ場所にステイさせるのは難しく、貸竿のウキ仕掛けで釣るには苦労が多かった。
そこでウキを無視しイトを張って流れに任せ、エサは中層を維持した。あとで調べると、これはミャク釣りの要領に近い形であることが分かった。これにより吸い込んだ瞬間のアタリを何とか取れるようになった。しかし日が上がってくるとエサを変えてもアタリが途絶えた。
表層付近で追釣り
このタイミングで、ヤマメが水面を跳ねる様子が見え始めた。「魚が上を見始めた?」と推察し、これをヒントにエサを中層より上で漂わせ、魚の目線より上にエサを流すようにした。読みは当たって?かどうかは不明だが、再度釣れ始めた。
これでも釣れなければ川に沈んでいる石の裏に居るクロカワムシを使ったりもした。最初のうちはよかったのだが、客が増えるにつれ、これもアタらなくなった。その間にも友人がコンスタントに釣り上げていく。何か変化がないと友人の釣果には追いつけない
最終釣果
ここでは朝と昼に放流があるらしい。12時前になると昼の放流が始まった。軽トラを直接渓流に乗り付けての放流。私にとっては衝撃の光景だった。
友人によると「放流直後はパターンがかわることもあるから釣れなければいろいろかえて試してみて」とのこと。クロカワムシでは釣れなくなっていたので、どんぐり虫に戻すと即ヒット。放流後釣れるタナは中層~低層にかわっていた。この後も4時間いっぱいまで釣り続け、結果2人で40尾の大釣果だった。
現地食いも満喫
この釣りセンターには、台所があるので下処理も済ませて帰ることができる。更に釣れた魚を有料で調理してくれるレストランもある。我々2名はと言うと、小型8尾を天ぷらに、大型4尾を味噌焼きと塩焼きにした。天ぷらは初めてだったが、1人4尾ずつでは足りないかもと思えるほどよかった。
ここで12尾を消費したが、それでも1人10尾以上持ち帰ることができた。
熊本市内から少し距離はあるが、レンタルの用意があるので手軽な管理釣り場。子供向けのライフジャケットレンタルもあるが、所々に深場もあるため、しっかりと留意することが必要だ。それを差し引いてもファミリーで十分に楽しんでもらえる場所だと思うので、夏の暑い日のお出掛けに、ぜひお勧めしたい。
<野口昭伸/TSURINEWSライター>
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