ライザーベイト008に2022年新しいカラーバリエーションが追加！

ジャッカルからリリースされているライザーベイト008に、2022年追加カラーが仲間入りします。

80mmのコンパクトなボディに、20g以上のウエイトが与えられているので、飛距離はバツグン！

スピーディーに水面を攪拌しながら、広範囲に散らばっているシーバスを誘えるようになっています。

その特徴やアプローチ方法、おすすめのタックルについてご紹介しましょう。

ライザーベイト008とは、ジャッカルから発売中のシーバスゲーム用トップウォータールアーのことです。

水面で誘うもののフローティング仕様ではなく、シンキングに設定されているのが特徴といえるでしょう。

全長は80mmととてもコンパクトでありながら、ウエイトはなんと21.7gもあります。

これにより、圧倒的な飛距離を稼ぐことができるように作られています。


それから頭部先端から伸びる、ライザーリップを搭載しています。

このリップ、前方へ長く突き出した形状なので、通常のミノーのような潜らせるためのものではありません。

飛距離を伸ばす目的で重いボディに設定されていますから、それを水面へ急浮上させるのが目的になっています。

ロングキャストして着水した先でもすぐに水面に浮上しますし、ただ巻きリトリーブで表層を逃げ惑うパニックアクションを発生させることができます。

ライザーリップの先端には、ラインアイが設けられていますが、そこには必ずスナップを装着してください。

そのほうがレスポンスよくアクションを繰り出せますし、ルアーが持つ性能を100%引き出せるでしょう。

またライザーベイト008は、背針チューンにも対応しています。

背中にフックアイが付いていて、お腹側のトレブルフックを付け替えて背負うことができます。

こうすればウィードの生えているエリアでも、積極的にキャストを繰り出せるでしょう。

ウィードを拾ってしまうトラブルを軽減して、釣れる確率を引き上げることが可能になります。

例えば、河口域の干潟エリアでは、ウィードが水面に顔を出しているような状況に遭遇することがあります。

そのウィードエッジを丁寧にトレースするのに、この背針チューンを施しておけば、スムーズにトレースしてシーバスを誘うことができるでしょう。

お腹側にフックが無いので、バイトがあっても即フッキングするのは禁物。

しばらくルアーをくわえさせた状態にして、ラインテンションが張り詰めたらしっかりロッドを立てて、巻きアワセを実施しましょう。

ライザーベイト008を実際にフィールドでキャストしてみました。

場所は、河口域の護岸エリアで、水深は2m前後。

ボディウォーターの当たる面は、4m程度にまで落ち込むブレイクがあるので、その上を通過するようにライザーベイト008をキャスト。

飛距離は、通常のリップ付きミノーよりも出ている感じで、広範囲を探るには丁度いい使用感。

着水してロッドを立て、リールハンドルを回すと、すぐに水面まで浮き上がってくれるのが嬉しいです。

左右にスライドダートするようなアクションが、ラインに引っ張られて収束していくような独特の振りを見せてくれます。

シーバスは真下に付いて追ってきてから、しっかり見定めてバイトします。

スピードを上げるとバイトのタイミングは早まりますが、見切られる回数も増えます。

時折チヌが噛み付きに来るので、上手くフッキングできるようになりたいものです。

ライザーベイト008には、2022年に新しいカラーバリエーションが4種類追加されます。

●シュガースポットチャートカラー

●キラリチャートカラー

●ビタミンチャートカラー

●イナッコチャートヘッドカラー

チャート系カラーをベースにして、さまざまな釣り場のシチュエーションに対応するように考えられた配色になっています。

アングラーから見やすいのはもちろん、シーバスも気づきやすく、バイトチャンスは膨らむでしょう。

それではライザーベイト008をロングキャストするのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

スピニングロッドのほうが飛距離が伸びますから、シーバスゲーム用のMパワーブランクス前後のものがマッチします。

リールは、3000番から4000番クラスなら、ラインキャパが足りそうです。

シマノのシーバスゲーム用スピニングロッド・エクスセンスシリーズの中から選んでみました。

全長は2.82mで2ピース仕様、仕舞寸法は144.5cmになります。

自重は153gと軽いので、取り回しよく活用できるでしょう。

先径/元径は1.5/11.9mmと細めで、適合するルアーウエイトは6gから30gまでです。

適合するPEラインは、0.6号から1.5号までとなっています。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.0%です。

実際に手に取って振ってみると、とても軽くて張りはあるものの、負荷が掛かるとしなやかに曲がってくれる印象です。

飛距離は出しやすいですから、さまざまなポイントへキャストして、ただ巻きリトリーブで誘いをかけてみましょう。

ガイドにはラインが絡まりにくいので、手返しのいい連続キャストを繰り出せるはずです。

テンポよくキャスト数を増やしていくと、ライザーベイト008の強みを体感できるでしょう。

実売価格は5万円前後と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。

徹底してロングキャストをおこないたい場合は、サーフヒラメゲーム用のスピニングロッドもおすすめです。

10ft超えのブランクスでありながら、軽量で振り切りやすいメリットを持っています。

シマノのツインパワーXDシリーズの中から、C3000番モデルを選んでみました。

ギア比は6.4対1ですから、ハンドル1回転につき94cmものラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。

自重は200gと軽めで、スプール寸法は直径47mmでストローク17mmです。

ラインキャパは、PEラインなら2号を200m、モノフィラメントラインなら3号を150m巻けます。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは10個搭載しています。

実際にハンドルを回してみると、とても軽やかで滑らかな巻き心地に仕上がっています。

エクストラハイギアにしては、あまり重みを感じずに巻き取れるのが嬉しいです。

ローターの回転も滑らかそのもので、ラインスラックを回収してさまざまなロッドワークを繰り出しやすい印象です。

実売価格は4万円前後と、ハイスペックに見合った価格帯に収まっています。

軽さが武器となり、シーバスゲームを優位に運べるのではないでしょうか。

ライザーベイト008追加カラーの気になる発売日は、2022年の8月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、2,090円です。

水面を定速で攪拌していると、シーバス以外の魚も襲い掛かってきます。

汽水域なら、チヌやキビレのバイトが多いでしょうか。

チヌの場合は丸飲み！とはいかないので、即フッキングを控えてやや持たせてからアワセるようにしましょう。

マゴチが飛び出してくることもあって、汽水域とライザーベイト008との相性はかなりいいと言えそうです。