現役船長が徹底解説 【今年の博多湾タチウオの釣況は?】
2022年09月01日 11:00
抜粋
福岡エリアの夏の風物詩として人気が高い博多湾タチウオ。今回はエル・クルーズの岩室船長が、今年のタチウオの釣況について語る。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)


気軽に楽しめる夏の風物詩
夏の博多湾の好ターゲットであるタチウオ。今ではすっかり夏の風物詩となっているが、実のところその歴史は浅く、博多湾のタチウオに注目が集まったのは10年ほど前から。
タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)当時はまだまだ本格的に狙う遊漁船・釣船も少なかったため、釣行すれば半日で数十尾という釣果は当たり前のように聞かれていたが、近場で手軽に狙える好ターゲットであるタチウオを狙う釣り人も増加したこともあり、ここ数年はさすがに当時と比べると魚の数も減少してしまったように感じる。
それでも、良し悪しを繰り返しながらも夏の風物詩としてその人気は健在だ。今回はそんなタチウオの今年の釣況を解説していく。
今年の釣況は?
ここ数年の例でいえば博多湾のタチウオの本格シーズンは5月中旬ごろから8月いっぱいまで。
博多湾でタチウオが釣れだしたころは3、4月も良型のタチウオが狙える時期で、個人的にはよく通っていたシーズンだが、ここ数年は春時期のタチウオの釣果はパッタリ……といった感で先述した時期が一般的なタチウオのシーズンとなっていた。
しかし、昨シーズン辺りから再び冬・春でも釣果が聞かれるようになり、しかも数釣りはあまりできないもののサイズは釣れれば大型ということもあり、夏の風物詩であるタチウオが冬・春シーズンでも狙うことができるターゲットということが認知され始めた。
数&サイズともに継続中
さて、肝心な今年の釣果はというと、昨年同様、冬・春も良型タチウオの釣果は出ていた。しかし、昨シーズンと比べると日ムラが激しく、良い日に当たれば良型サイズの連発を楽しむことができたが、タフな日も多かった。
そこから4、5月はいったん小休止モードに突入し、6月に入ったころから数はよく釣れるようになったのだが、サイズは例年と比べると指幅3本サイズにも満たない小型ばかりが目立ち、今夏のタチウオは不作に終わりそうな予感がしていた。
初心者でも気軽に楽しめる(提供:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)それが、7月入ってからはようやく全体的なアベレージサイズも大きくなりだし、数釣りは相変わらずの堅調をキープ。指幅4~5本サイズも日に何尾か見るようになって全体的な釣果は大きく右肩上がりとなり、例年通りの活気を取り戻した。
本稿を執筆している8月15日現在は一時期のピークはやや過ぎてしまった感はあるものの、日ムラも思ったより大きくなく数・サイズともに楽しめている状況で、今後ももう少し楽しめそうだ。
ジグとテンヤどちらも準備しておこう
数年ほど前までは博多湾タチウオはメタルジグ、つまりタチウオジギングが主流だったが、ここ数年でテンヤで狙う釣り人も増えてきている。もちろんどちらで楽しむかは各個人の自由であるが、メタルジグに反応が良い日、テンヤの方に反応が良い日もあるので、両方を準備しておくことをお勧めする。
メタルジグを使用する場合はベースとなる重量は60~80g。食いが悪ければ30~40g、風が強い日は100gにするなど、状況によって対応が出来るようにすれば良い。テンヤは10~15号がベースで、風が強い日などは20~25号のテンヤを使うこともある。
博多湾タチウオテンヤのベースとなるエサはキビナゴになるので、キビナゴのサイズ感にマッチしたハリの大きさであるテンヤを選ぶとよい。しかし、ときにはイワシやサンマの切り身などに反応が良いときもある。
ワームの釣りも注目
そして、ここ最近ではワームの釣りも注目されつつある。陸っぱりのタチウオゲームでは一般的なワームだが、博多湾タチウオゲームではまだまだマイナー的な存在。
最近少しずつ注目されつつある(提供:週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥)しかし、ジグ・テンヤ両方の反応が悪いときに意外と状況を打破してくれることも少なくない。またそれらとはまた違った楽しみ方もできるので、興味のある人はぜひチャレンジしてみても面白いと思う。
しかし、ワームでの釣りの場合は原則としてキャストも必要とするので、同船者や周りの船に十分な注意を払って楽しむようにしよう。
<週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥/TSURINEWS編>
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