プニイカ3inchでライトソルトウォーターゲームを楽しみたい!【ルミカ】
2022年09月02日 07:02
抜粋
プニイカ3inchでライトソルトウォーターゲームを楽しみたい!【ルミカ】
海を漂う小さなイカは、さまざまな魚たちの捕食対象になっています。
そんなイカそっくりにデザインされたワームが、ルミカから発売中のプニイカシリーズ。
ボディサイズによって、プニイカショックワンやプニイカX-Wingなどの名前が付けられていますが、今回注目するのは、プニイカ3inch。
いったいどんなワームに仕上がっているのか、詳しくチェックしてみましょう。
プニイカ3inchとは
プニイカ3inchとは、ルミカからリリースされている、ライトソルトウォーターゲーム用のワームのことです。
サイズは、その名の通り3inch=7.62cmに設計されています。
ウエイトは、0.4gです。
視認性じゅうぶんなボリュームなので、魚たちからは発見されやすいでしょう。
プニイカ3inchの素材は、通常のワームマテリアルではなく、エラストマーを採用しています。
つまり、引っ張っても千切れにくく、とてもよく伸びる特質を持っています。
例えば、歯の鋭いフグやベラに引っ張られても、カンタンには裂けてしまわない耐久性を持ち合わせているのです。
ライトソルトウォーターゲームにおける悩みのタネは、せっかく投入したワームが、すぐに切断されてしまうこと。
切れたらその都度釣りを止めて、新しいワームに交換しなければなりません。
そんな手間を省いて、何度も手返しよくアプローチできるのが、エラストマー素材なのです。
バス釣りやタイラバゲーム用に、すでに用いられている素材ですから、ライトソルトウォーターゲームにもいよいよ適用されるわけです。
プニイカ3inchは、超タフネスボディを手に入れたことになるでしょう。
またそのボディには、激臭のイカエキスを配合しています。
イカのカタチをしたワームから、強烈なイカのニオイが漂うので、魚は迷いなくバイトしてくるはず。
それからプニイカ3inchの内部には、ルミカから発売されている発光アイテム・ルアーライト25やケミホタル25を装着することができます。
体内に押し入れて固定することが可能なので、光るワームに大変身!
ヒイカパターンやホタルイカパターンの際に、集魚効果を発揮してくれるでしょう。
光ることでキャストした仕掛け=リグの位置を、すぐに把握できるメリットも持っています。
プニイカ3inchにマッチするおすすめリグをチェック!
プニイカ3inchにマッチする仕掛け=リグには、どのようなものがあるでしょうか。
まず試してみたいのが、ジグヘッドをワームの先端に装着する、ジグヘッドリグ。
根掛かりが比較的少ない釣り場なら、ジグヘッドリグを投入しやすいでしょう。
アタリがあれば即フッキング、魚の上アゴをとらえやすくなっています。
プニイカ3inchのボリュームから考えると、2gから10g程度のウエイトのジグヘッドを用いるのがベターといえそうです。
次に試したいのが、テキサスリグです。
オフセットフックの3番サイズを装着して、ラインにスリップシンカーを通してから、フックアイにラインを結びます。
ハリ先はプニイカ3inchのボディに埋めることができますから、根掛かり回避に効果を発揮するでしょう。
岩礁帯エリアのようなゴツゴツしたボトムでも、積極的に攻めることが可能です。
このテキサスリグから派生して、現在ではフリーリグか使われるケースが増えています。
プニイカ3inchが持つ浮力を活かして、シンカーとワーム本体との距離をとりながら、魚を誘うことができます。
テキサスリグやフリーリグに用いるシンカーのウエイトは、3gから14g前後がマッチするでしょう。
根掛かりが多発してしまう展開になったら、シンカーのウエイトを軽いものに交換してください。
合計10種類のカラーバリエーションから状況にマッチしたものを選ぼう!
プニイカ3inchには、全部で10種類のカラーバリエーションが用意されています。
●ケイムラクリアカラー
●ケイムラオレンジカラー
●ケイムラピンクカラー
●ケイムラレッドカラー
●クリアホワイトUVカラー
●ケイムライワシカラー
●パンプキンカラー
●イシガニカラー
●ハデオレンジカラー
●アミグローカラー
イカっぽく見える配色ばかりではなく、他の生き物に似ている配色もラインナップされています。
ケイムラ発光するので、UV照明に当ててからキャストしましょう。
ピンク系やオレンジ系・グロー系などは、集魚力の高さを発揮してくれるに違いありません。
プニイカ3inchで狙える対象魚は、とても豊富です。
まず挙げられるのは、ロックフィッシュ。
カサゴやアイナメ・ソイ・キジハタ・メバルなどは、イカを好んで捕食していますから、水中を漂うプニイカ3inchを見て、放っておくはずがないでしょう。
岩礁帯エリアや防波堤周りのテトラエリアなどを丹念に探ってみると、ひんぱんに食い付いてきます。
アタリがあってもすぐにフッキングするのではなく、しばらく食わせて持ち去り動作に移ったときに、しっかりロッドを立ててフックアップしてください。
チヌの場合も、フッキングは遅めのほうがいいでしょう。
歯が硬くて強いので、フックは頑丈てせよく刺さるものを選ぶようにします。
フリーリグによるアプローチが効果的で、ボトムをトレースしながらチヌの居場所を探ってください。
シーバスにアプローチする場合は、ジグヘッドリグをベースにして、フリーリグやキャロを織り交ぜてみましょう。
実際に防波堤からフリーリグをキャストした経験があります。
砂底だったので、ヒラメが掛かってくるのでは?と期待していたのですが、釣れたのはマゴチでした。
スローに誘うより、スピーディーにボトムを泳がせていると、ガツン!と強いアタリが。
上から覆いかぶさって、押さえ込むような食い付き方をマゴチはしてくるようです。
プニイカ3inchのデモンストレーション動画はこちら
プニイカ3inchを操るのにおすすめのロッドを選んでみた!
プニイカ3inchをキャストして操作するのに向いている、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
スピニングロッドのほうが、飛距離を伸ばせてフリーフォールしやすいメリットがあります。
岩礁帯エリアなどを叩くときは、ショックリーダーラインを太目のものに変えてください。
シマノ(SHIMANO) 19 ソルティーアドバンス エギング S83ML
エギングゲーム用に作られたスピニングロッドですが、長さや張り・感度のバランスが素晴らしく、ライトソルトウォーターゲームを楽しめる仕様になっています。
全長は2.52mで2ピース仕様ですから、仕舞寸法は129.4cmです。
あちこちの釣り場へ持ち運びしやすく、クルマに積み込むのもカンタンにおこなえるでしょう。
ウエイトは90gと軽めで、適合するエギサイズは最大3.8号までなので、20g前後の負荷までは耐えられるでしょう。
適合するPEラインは、0.4号から1号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、83.2%になっています。
グラス素材の比率がやや多めなので、粘りのある曲がり込みを期待できるでしょう。
大型魚による高い負荷が掛かったときに、じっくり粘ってやり取り可能なのが嬉しいです。
実売価格は9千円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
プニイカ3inchを使いこなしてロックフィッシュやチヌ・シーバスなどを釣り上げよう!
プニイカ3inchの特徴や使い方、おすすめのリグやロッドをご紹介しましたが、いかかでしたか?
他のワームやハードプラグでアタリが遠退いているときなどに、ローテーションを一角を担わせてみましょう。