東京湾ボートロックゲームで50cmオオモンハタ 想定外ゲストにヒゲダイ
2022年09月02日 16:00
抜粋
今回は東京湾でのボートゲームでハタを狙い。アカハタ5匹、オオモンハタ2匹をキャッチすることができた。その様子をお伝えする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
東京湾ハタゲーム釣行
8月20日に東京湾でボートからルアーでアカハタとオオモンハタを狙った。当日の天候は曇りで、潮は小潮。満潮が10時57、干潮は14時55分だ。
当日のタックル
オオモンハタ用にスピニングタックル、アカハタ用にベイトタックルを用意した。いずれも7ftジャストとボートで取り回しよく使用できるロッドをチョイスした。また硬さはHクラスでバッドが強く、ハタの強い引きにも耐え、根から引き剥がすパワーがある。
当日の作戦
当日はオオモンハタをジグヘッドリグのスイミングで、アカハタをフリーリグで狙うことにした。基本的にはアカハタを狙い、魚探にベイトの反応があったときにはスイミングでオオモンハタ狙いに切り替える作戦だ。
早々にカサゴにアカハタ
内房エリアで岩礁帯が広がる水深30mのポイントをセレクトした。魚探に荒い根が映ったポイントで船を停めて釣りをスタート。この日は潮の流れが速く、15号の六角オモリをセットしたフリーリグをチョイス。当日は曇りでローライトであったため、水中で目立ちやすいケイムラカラーを使用した。開始直後にカサゴ、本命のアカハタを連続でキャッチした。
フォール中にオオモンハタ
引き続きフリーリグで探っていると、フォール中に激しいバイト。すかさずあわせを入れるとヒットし、30cmほどのオオモンハタをキャッチできた。
スイミングで50cmオオモンハタ浮上
しばらくフリーリグで釣りをしていると魚探にベイトの反応が映った。このタイミングでジグヘッドリグを使用したスイミングに切り替える。50gのジグヘッドに3.5inchのシャッドテールワームをセット。潮の流れが速いため、着底をわかりやすくするため抵抗になるブレードは外した。
キャストして着底、リールのハンドルを20回転巻き、着底、を繰り返し、オオモンハタを狙う。すると着底までのフォール中にラインが走り、フッキングするとヒット。50cmジャストのオオモンハタをキャッチした。
レアな「ヒゲダイ」登場
フリーリグで探っていた仲間に、突如大物がヒットした。青物のような、根魚のような今までにみたことがない引き。なんとかやりとりをして、ようやくキャッチした。よくみると最近まれに釣果を聞くようになったヒゲダイだ。かなりの大型で迫力満点。東京湾内にもこんな魚が本当にいるのかと驚いた。
最終釣果とポイント
オオモンハタをキャッチしてからベイトの反応が薄くなった。そのため、フリーリグでアカハタを狙ってみる。アタリ連発とまではいかないものの、飽きない程度にはアカハタがヒットし、この日は計5匹のアカハタをキャッチできた。
ブレードを外した
オオモンハタ狙いではブレードを使用することが定番だ。しかし、潮の流れが速いときにはブレードの抵抗が底取りの難易度をあげる。今回は潮の流れが非常に速かったため、ブレードを外して底付近を丁寧かつ効率的に探れたことが釣果につながったと感じる。
ローライトにはケイムラカラー
アカハタ、オオモンハタ狙いではやや反応が薄くなるローライトなとき。この難しいローライトな状況を攻略するには、ケイムラカラーのワームが最適だ。今回もケイムラカラーに反応が良く、釣果につながったように思える。ケイムラでないカラーも試してみたが、アタリが遠のくことも多く、やはりケイムラはローライト攻略に必要だと感じた。
小型のハタは積極的にリリースしよう
関東ではアカハタ、オオモンハタ、キジハタのいずれもが増えてきて、釣果もよく聞くようになった。しかしながら小型を持ち帰ると、資源の枯渇につながることは間違いないだろう。そのため、小型のハタが釣れたときには是非リリースしてほしい。リリースするためにはエア抜き針が必要になる。ハタゲームのマナーとして持参するようにしよう。
<山下洋太/TSURINEWSライター>
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