外来魚とどう付き合えばいいの?駆除ではなく食べることを実践しよう

2022年09月07日 07:02

[FISHING JAPAN]

抜粋

外来魚とどう付き合えばいいの?駆除ではなく食べることを実践しよう

外来魚の問題は、釣りをしている人にとって見過ごすことのできない事態に拡大しています。

バスやブルーギルはルアー釣りの対象魚ですが、まぎれもない外来魚です。

日本の在来種を捕食する習性を持っている以上、無関心でいていいはずがありません。

ここでは、外来魚との向き合い方について考えてみましょう。

外来魚とは

外来魚とは、元々日本に居なかった魚のことで、食用や鑑賞目的で輸入されたものです。

となると、人間の都合で持ち込まれたわけで、生態系を乱すといわれても、責任は全て人間にあります。

2005年に制定された法律・外来生物法によって、指定された外来魚を輸入・飼育・リリースすることは禁止されました。

次にやるべきなのは、すでに日本全国に広まった外来魚とどうするかでしょう。

全ての種類の外来魚を駆除しますか?

コイやワカサギ・ニジマスなども外来魚なので、駆除することになります。

バスやブルーギルだけ、電気ショックでやっつけますか?

その周囲にいるタナゴやクチボソ・フナなども、通電して命を奪われています。

駆除という方法にはかなり無理があり、生き物をただ殺す行為を子供に見せたい・やらせたいとは思いません。

命あるものから命を奪うときは、自ら食べることでその命を活かしてみませんか?

増え過ぎた外来魚は、共食いでその規模を自発的に減らそうとします。

それでもまだ残っているのなら、釣り上げたバスやブルーギルを人が食べることでバランスを取ればいいでしょう。

淡水エリアに棲む外来魚には、寄生虫が付いていることがあります。

海の魚のように、刺身などの生食には向きませんが、他の調理方法を実践すれば、美味しく食べることが可能です。

例えば、バス。

活け締めしてからまな板に乗せて、三枚におろしてみましょう。

スムーズに包丁の入る魚なので、カンタンに作業は進むはずです。

注意したいのは、内臓を取り除くとき。

内臓を外した場所に存在する、内壁を覆っていた血合いを、完全に掻き出し洗い流してください。

バスの血合いはとても生臭く、火を通して調理をおこなっても臭みがほぼ取れません。

さばいたタイミングで血合いを掻き出すことで、魚料理として美味しく食べられると考えてください。

しっかりと三枚におろし終えたら、バター焼きや塩焼きにするととても食べやすいです。

フライなどの揚げ物にしても食べられるので、いろいろ試してみましょう。

魚のアップ写真

外来魚のブルーギルも食べることが可能!

外来魚のブルーギルも、食用としてじゅうぶん活用できます。

小骨がとても多いタイプなので、頭を落として内蔵を取り出し、血合いを掻き出したら、唐揚げやフライにしてみましょう。

これなら小骨が残っていても、そのままパリパリと食べることができます。

ハンバーガーの具材に利用して、フィッシュバーガーとして食べるにも向いています。

実際にバスやブルーギルを食べてみましたが、しっかりと火を通す調理方法なら、とても安心して味わうことができました。

ルアー釣りではキャッチ&リリースが提唱されて、釣れた魚は逃がすのが定着しています。

でも増え過ぎた魚なら、持ち帰って食べることを実践しても何ら問題はないでしょう。

大型魚も含めて数を減らすことにつながる行為なので、外来魚問題の解決策としてキャッチ&イートの推奨は、とても効果的だと感じます。

新たな外来魚問題が発生!

外来魚を鑑賞目的で飼育していたのに、あまりにも大きく育ってしまったので飼育を放棄する人が現れています。

自宅の水槽で飼えないからと、近所の河川へガーパイクやアロワナなどを逃がしてしまうという展開。

プレコがいっぱい繁殖している河川にも遭遇したこともありますから、飼育放棄はいたるところで日常的におこなわれているのかもしれません。

ここでもやはり、人間が絡んでいます。

無責任では済まされないことを、自覚するところから始めるしかないでしょう。

日本の自然が、まるでゴミ捨て場のように扱われている現状を、どこから改善していけばいいでしょうか。

少なくとも我々釣り人は、自然に接する機会が多く、改善の先手を任されていると実感すべきでしょう。

こうしたほうが良い!という事例が出来上がり、それを体現すれば、真似る人々も出始めます。

ひとりひとりの意識が変わっていくように、外来魚との交わりを深めてみましょう。

自然の風景写真

外来魚を食べるためにバス釣りを体験してみよう!おすすめルアーはこちら

身近な外来魚であるバスを食べるには、まず釣り上げるところから始めましょう。

2m前後の長さのスピニングロッドに、2500番前後のスピニングリールを装着すれば、バス釣り用のルアーをキャストすることができます。

フックのたくさん付いたルアーだと、引っ掛かってしまうトラブルに見舞われるので、フックは1本でフックポイントも1本にするのがおすすめです。

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ボトムアップからリリースされている、カエルのカタチをした小型ワームです。

ワームとはいうものの、カンタンに千切れてしまう素材ではなく、エラストマーというよく伸びて耐久性の高い素材で出来ています。

オフセットフックの2番から4番を付けて、ダウンショットリグでポイントに投入すると、ボトムから浮き上がった中層に漂います。

まるでカエルが足を動かして泳いでいるかのようなアクションを発生、定点で泳がせ続けることもできるので、バスが釣れる確率は高まります。

ボディサイズが小さいですから、ブルーギルの口でも吸い込めるかもしれません。

魚に噛まれても千切れにくいことで、自然にワームの切れ端を残してしまうことも防げます。

実売価格は900円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

カラーバリエーションは豊富ですから、釣り場の水質や生えている水生植物の色に合わせて、使い分けてみましょう。

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ハヤブサから発売中の、バス釣り用オフセットフックです。

4番サイズはかなり小さいので、もうひとつ大きな2番サイズでも、前述のスクーパーフロッグに装着しやすいでしょう。

フックポイントはとても鋭く、フッ素コートされているので刺さりは万全。

バスが食い付いてきたのを手元で感じたら、ロッドを立てて糸フケを取り、リールハンドルを回しながらフッキング動作をおこなってください。

実際に使ってみると、セットしたスクーパーフロッグはズレにくく、フッキングの際にはフックポイントがしっかり飛び出してくれるようになっています。

強い負荷がかかると曲がりますが、折れてしまうケースは未だ経験したことがありません。

かなり大型の魚が掛かっても、何とかランディングに持ち込めるのがありがたいです。

実売価格は200円台と、とても低価格な設定に収まっています。

さまざまなサイズを用意しておけば、他のワームを使うときに、そのボリュームに合わせて別のサイズを合わせることができます。

フックを魚から外すときは、指先をケガしないように注意してください。

長めのプライヤーなどを活用すると、安全に外すことができるでしょう。

外来魚であるバスやブルーギルを釣り上げて美味しく食べよう!

外来魚問題やその対処方法、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

初めて釣った魚が外来魚である人は、かなり多くなっているのではないでしょうか。

となれば、釣り上げた命を無駄にすることは、許容の範囲を超えています。

食べることで命を活かせますから、キャッチ&イートの釣りスタイルを実践してみましょう。

さまざまな料理レシピを考えて、美味しく食べることを目的に釣りを楽しんでください。

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