ルアーシーバス釣りステップアップ解説 【5つの時間帯の特徴と攻略法】
2022年09月18日 11:30
抜粋
魚の生態を意識して釣りをしていますか?釣りをするうえでは、魚の生態をよく知ることが大切です。そして、それに合わせて行動することが釣果に繋がります。魚は時間帯によって行動パターンがかわります。行動パターンがわかれば釣り方もかわります。時間帯によりかわる魚の行動パターンと釣り方を紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター奥田綾一)
朝マヅメ(4~7時)
朝一番はフレッシュな魚がいることが多いです。前日はよくなかったポイントでも、魚が入れかわって高活性の魚が入っていることもあります。
ベイトの存在が大事
ベイトがいないと厳しいです。冬は特にその傾向が強いです。ベイトがいるかどうかは、水鳥が近くに数匹いるかどうかで判断するとわかりやすいです。ナブラが立っていたり鳥山ができていたら大チャンス!
釣り方のポイント
表層から始めて中層へと少しずつレンジを下げていきます。風が弱くてベタ凪もしくは、水面がピチャピチャと騒がしくて魚の気配があればトップウォーターを使ってみると面白いです。トップに反応がなければ、プラグの速巻きでレンジを刻むという流れです。
昼(8~15時)
朝のチャンスタイムが終わって基本的には渋い時間帯となります。しかし、冬はベイトが動き出すのが遅いのでチャンスがあります。小魚の群れがいると、日中でもフィッシュイーターは積極的にベイトを追います。そしてアングラーも少ない時間帯でもあるので、人的プレッシャーが減り釣り方次第では一匹、二匹くらいは充分狙えます。
釣り方のポイント
魚はボトム付近かストラクチャーに着くことが多いです。なので、よく飛んで沈みの速いルアーで広範囲を探ります。もしくは、ストラクチャーをタイトに攻めます。魚にルアーを見切られないように日中のリトリーブはハイスピードがいいです。
夕マヅメ(16~18時)
朝マヅメと同じく魚の活性が上がる時間帯です。日没後に満潮をむかえる上げ潮の日がチャンスです。
釣り方のポイント
朝マヅメとは逆に下から上にレンジを上げていくのが基本です。しかし、水面付近に魚の気配がある場合はトップウォーターから始めます。そしてレンジを下げるように刻んでいきます。ミノー、シンキングペンシルなどが使いやすいです。
夜(19~23時)
シーバスやタチウオなどの夜行性の魚がターゲットになります。朝夕マヅメの時ほどは爆発力はありませんが、夜行性フィッシュイーターは比較的に高活性です。
釣り方のポイント
警戒心が緩くなるのでレンジがあがります。まずは、表層を丁寧に探ります。ミノーやシンキングペンシルが使いやすいです。ハードルアーに反応がなければワームを使ってください。ナイトゲームはリトリーブスピードをゆっくりにするのがコツです。
深夜
魚もアングラーも休む時間帯ですが、大物が釣れやすい時間帯でもあります。大物は警戒心が強いので、人の気配がなくなる深夜に釣りやすい傾向があります。シーバスならランカー(80cm)以上が狙える時間帯でもあります。
釣り方のポイント
釣り方は基本的には夜と同じですが、ランカークラスなどを狙うならより丁寧な釣りが必要です。手数が多いとそれだけ警戒されるので、一撃必殺のイメージで慎重に攻めましょう。キャスト音も想像以上に響くので、できるだけサイレントキャストを心掛けてください。
これまで紹介したように、魚の生態をよく理解して釣り方をかえることが釣果へと繋がります。釣り方を学ぶと同時に、魚や海について学ぶことも大切だと考えております。
<奥田綾一/TSURINEWSライター>
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