イナダを釣って食べたい!釣り方や食べ方レシピをチェック【初心者向き】

2022年09月19日 07:01

[FISHING JAPAN]

抜粋

イナダを釣って食べたい!釣り方や食べ方レシピをチェック【初心者向き】

回遊を待ってショアからのキャスティングゲームで釣ることのできる青物といえば、イナダが挙げられます。

強烈な引きをじゅうぶんに堪能した後は、持ち帰って美味しく食べましょう。

ここでは、イナダの特徴や釣り方・食べ方レシピについてご紹介します。

イナダとは

イナダとは、スズキ目アジ科の海水魚のことです。

実はブリの若魚のことで、その成長の度合いに応じて名前が変わっていきます。

最も小さくて若いブリのことを、関東ではワカシと呼びます。

次の段階にサイズアップすると、イナダと呼び、体長30cmぐらいのものを指します。

次いで、ワラサとなり、最終的にブリと呼ばれるようになります。

関西では呼び方が異なり、ツバスでハマチになり、メジロで最終がブリです。

ということは、イナダとハマチがほぼ同じサイズのものといえるでしょう。

天然モノと養殖モノで呼び方を変えているという説もありますが、そうでないケースもあります。

今回注目していくのは、イナダで、孵化してから約1年ほどでイナダサイズにまで成長します。

小魚や甲殻類などを捕食しているので、釣りの対象魚として狙いやすいでしょう。

ブリの旬は冬場とされていますが、若いイナダはそれよりも早め。

夏場から冬の始まりぐらいまでが、食べて美味しいといわれています。

イナダにはタンパク質の他に、不飽和脂肪酸・DHAやEPAが豊富に含まれています。

最近テレビやネットなどでよく取り上げられている栄養素で、人の身体に好影響を与えることで知られています。

ビタミンは、B1やB2を多く含んでいて、疲労回復などの効果を得ることができます。

美味しいイナダの見分け方は、全体的に張りがあってツヤツヤしているもので、鮮度が高ければエラを開くと黒っぽくなっておらず、発色のいい赤のはずです。

獲れてから時間が経つと、血合いなども黒くなるので、色つやで判断するようにしてください。

イナダの釣り方は、沖合いへ船で出るか、ショアからルアーやメタルジグをキャストするか、どちらでも釣ることができます。

手軽に釣りたいなら、船の手配をする必要のないショアからのキャスティングゲームを選びましょう。

流行りのライトショアジギングで、意外とカンタンに釣ることができます。

ショアからのアプローチでイナダを釣ってみよう!

イナダの釣り方をマスターして、美味しく食べることにチャレンジしてみましょう。

まずは、釣り方から。

防波堤やサーフへ出向いて、イワシなどの小魚の群れが接岸していないか確認してください。

サビキ釣りを楽しんでいるアングラーが多ければ、イワシが居る!と判断していいでしょう。

砂浜の波打ち際に、イワシがたくさん打ち上げられていることがあります。

これはイナダに追いかけられて、勢い余って水から陸上に飛び出してしまった状態なので、近くにイナダが来ているとみていいでしょう。

用意するタックルは、40gぐらいまでのメタルジグやルアーをキャストできるもの。

すなわち、本格的なショアジギング用ではなく、ライトショアジギング用でじゅうぶんです。

しっかりと飛距離を伸ばしながら、広範囲をチェック。

メタルジグのほうがよく飛ぶので、イナダの居場所を絞り込めない間は、徹底してメタルジグで押し通してください。

ボイルを発見したり、アタリを感じるのに乗らなかったりしたら、ミノーやシンペン・鉄板系バイブレーションルアーに切り換えてみましょう。

ただ巻きリトリーブをベースに、リフト&フォールを交えながら、アタリの出やすいアプローチスピードを探ります。

釣れたイナダを美味しく料理してみよう!

釣り上げたイナダの食べ方は、活け締めするところから始まります。

血抜きまでの行程を釣り場で済ませてから、クーラーボックスに保管してください。

食べて美味しい料理レシピは、やはり三枚におろしてからの刺身でしょう。

頭部はブツ切りにして、湯をかけた後に水洗いし、味噌汁の具=あら汁に料理します。

刺身以外の部位は、塩焼き・煮付けなどに調理して食べることをおすすめします。

イナダを美味しく料理している動画はこちら

イナダを釣るのにおすすめのタックルを選んでみた!

イナダをショアからのキャスティングゲームで釣り上げるのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ブリのようなビッグサイズではないので、40g程度のウエイトのメタルジグやルアーを上手く使いたいものです。

とすれば、ライトショアジギングゲーム用のスピニングロッド、しかもあまり硬いブランクスでないものを選んで、バイトがあれば確実にフッキングに持ち込みましょう。

リールは、4000番以上のスピニングリールに、2号以上のPEラインを大量に巻いて対応します。

ダイワ(DAIWA) ショアジギング X 96M ブラック

ダイワからリリースされている、ライトショアジギングゲームを楽しむためのスピニングロッドです。

ウエイトは275gで、2ピース仕様ですから、仕舞寸法は150cmに設計されています。

全長は2.90mなので、振り抜くとしっかり飛距離を伸ばすことができるでしょう。

先径/元径は、2.0/14.4mm。

適合するルアーウエイトは10gから50gまで、メタルジグなら最大60gぐらいまで背負えるようになっています。

適合するPEラインは、1号から2号程度。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95%です。

実際に手に取って振ってみると、やや持ち重り感はあるものの、シャープで張りのあるブランクスを体感できます。

垂らしを長めに取って、振り子の要領でロングキャストを仕掛けてみましょう。

最初は強く振り込む必要はなく、回数を重ねながらキャストそのものに慣れるようにします。

実売価格は1万円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

Mパワーブランクスなので、硬過ぎて扱いにくいロッドではありません。

40g程度のメタルジグをぶら下げるところからスタートし、慣れてきたらメタルジグのウエイトを徐々に上げてください。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 レグザ LT5000D-CXH (2019モデル)

レグザLTシリーズは、低価格で扱いやすいスピニングリールです。

ここで取り上げるのは、5000番サイズのエクストラハイギア仕様のもの。

ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転につき105cmものラインを巻き取ることができるように作られています。

ウエイトは290gで、最大ドラグ力は12kgもあります。

ラインキャパは、PEラインなら2号を350m巻けます。

モノフィラメントラインなら、14lbを260m巻けます。

ハンドルの長さは60mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。

実際に手に取ってみると、ハンドルは滑らかに回ってくれますし、ローター回転も軽やかです。

ドラグのレスポンスも安定しているので、青物が掛かってもじゅうぶんやり取りを楽しめるでしょう。

イナダなら、ドラグを締め込んでゴリ巻きで引き寄せられるかもしれません。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定になっています。

釣り場から帰宅したら、ラインローラーやスプール周りを中心に、きっちりと水洗いメンテナンスしてください。

イナダをショアから釣り上げて美味しく食べよう!

イナダの特徴や釣り方・食べ方、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

水面までイワシを追い込んでいる姿を見かけることが多く、そのポイントまで届くようなタックルセッティングをするように心がけましょう。

結構近いところまで接岸してくるので、メタルジグ以外のルアーも用意しておいて、誘いをかけてください。

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