マイクロジグのジュピターで壁際バーチカルジギングを楽しみたい！【ジャングルジム】

ワームを装着したジグ単やフリーリグに、ロックフィッシュがあまり反応してこないケースがあります。

スローでナチュラルなアプローチよりも、メリハリのあるアピール度の高いアプローチが効果あるのかも！

そんなときに使ってみたいのが、マイクロジグ・ジュピターです。

どんなスペックに作られているのか、その使い方と併せてご紹介しましょう。

ジュピターとは、ジャングルジムからリリースされている、ライトソルトウォーターゲーム用のマイクロジグのことです。

ウエイトの設定は、合計で3種類用意されています。

最も軽いのが、3g。

それでもアジングゲーム用ロッドで操作すれば、軽過ぎるとは感じません。

そのまま振りかぶって前方へキャストしてもかまいませんが、漁港にある防波堤の際に立って、真下にフォールさせてみるのがいいでしょう。

キラキラとフラッシングしながら、スローに舞い降りていく姿は、カサゴやメバル・ソイ・アイナメなどのロックフィッシュから丸見え。

着底するまでに食い付かれて、ラインが一気に横走りするかもしれません。

次に軽いのが、5g。

キャストの飛距離は伸びますし、フォールスピードもアップします。

よりアップテンポな手返しの釣り方を実践したいときに、このウエイトを使ってみましょう。

そして最も重いのが、7g。

ロングキャスト性能に優れているので、広範囲を探るのに適しています。

着底スピードは早く、少しリフトしてもすぐにボトムへ戻ってしまいます。

表面積も増えるのでフラッシング効果は高く、よりリアクションバイトを狙いたいときにラインに結ぶようにしたいものです。

ちなみにこの7gタイプで全長4cmほどですから、全ウエイトともマイクロサイズといえそうです。

本来ならワームを用いるサイズ感ですが、あえてメタルジグを投入することで、それまで口を使おうとしなかったロックフィッシュを、反応させることができるかもしれません。

ジュピターには、アシストフックが2本標準で装備されています。

ラインアイから伸びているので、バイト即フッキング動作に移っても、フックアップしやすいでしょう。

もしハリ先が引っ掛かって鈍ったら、早めにアシストフックを交換することをおすすめします。

そのまま使い続けると、バラシの原因になってしまう恐れがあるので注意してください。

ジュピターを漁港の防波堤周りで、実際に使ってみました。

キャストフィールは良好で、リトリーブするとフィッシュイーターたちが追従してきます。

アジやイワシが噛み付いてくるので、リトリーブスピードを調整すると、カンタンにフックアップに持ち込めるでしょう。

外海向きよりも内海、つまり港内の護岸に沿ってバーチカルなジギングをおこなうほうが、釣りやすい印象です。

コンクリート護岸に落とし込んで、ラインの張りとたるみを注視します。

急にたるんだら、ロックフィッシュが食い上げバイトをしている証し。

ロッドを立ててティップが曲がったら、そのままリールハンドルを回してフッキングしてください。

壁際にはハオコゼなどの毒針を持った魚もいるので、いきなり手で触らずに、ネットでランディングすることをおすすめします。

ジュピターには、全部で6種類のカラーバリエーションがラインナップされています。

●レッドゴールドカラー

●アミエビシルバーカラー

●ちりめんゴールドカラー

●プランクトンスポットカラー

●ブルピンイワシカラー

●ナイトゲームブラックカラー

より細やかなフラッシング効果が期待できる配色なら、小魚の群れを表現できるかもしれません。

いろいろ試して、ロックフィッシュの反応を見てみましょう。

それではジュピターをフォールさせてバーチカルジギングをおこなうのに、おすすめのロッドをご紹介しましょう。

アジングやメバリング用のスピニングロッドなら、上下にアクションさせやすく、アタリをフッキングに持ち込めるでしょう。

ダイワからリリースされている、アジングゲーム用のスピニングロッドです。

全長は2.03mとやや長めで、2ピース仕様。

仕舞寸法は、106cmにまで縮まります。

ウエイトは108gで、先径/元径は0.9/9.9mmです。

適合するルアーウエイトは、0.5gから8gまで。

適合するPEラインは、0.15号から0.4号までとなっています。

実売価格は7千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ジュピターの特徴や使い方・実釣インプレ、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか？

マズメ時から夜にかけて実施するのも面白いですし、デイゲームでも壁際なら反応してくれる魚が結構います。

丁寧に落とし込みながら、ラインの変化に気づけるように練習しましょう。