千葉・片貝でヒラメ釣り全面解禁 初日の釣行で良型揃いで全員安打達成
2022年09月25日 11:30
抜粋
都心から近く手軽に行ける外房片貝で、ファンが心待ちにしていたヒラメが全面解禁を迎えた。そこで初日の9月1日(木)、直栄丸を訪れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)


外房片貝でヒラメ釣り
早朝に到着。船着き場前に車を停めると、すでに先着者が数人いた。空いていた右舷胴の間にクーラーを置いて車内で待機。間もなく舵を握る。山本義雄船長と仲乗りの愛称「ダイチャン」が到着。
用意が整ったところで、集まった総勢10人のファンが片舷5人ずつに分かれて乗り込み。タックルの準備に取りかかる。
タックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)4時30分、僚船とともに一斉に出船、真沖の釣り場を目指す。天候は晴れ、南西風がいくぶん強く波立っているが、船が大型なので、揺れはほとんど感じられない。
航程30分で到着したが、釣り場は広大。皆、思い思いのポイントへ散っていく。数よりも型を重視する船長は迷うことなく漁礁周りを選択し、なおも船を走らせる。
孫バリはシングルフックを使用
やがてスローダウンし「はいエサを付けて準備してください」とのアナウンス。同時にダイチャンが活イワシを各自のオケに5尾ずつ配って回る。オケのイワシを小網で掬い、手を海水で冷やしてからイワシの目を覆うようにして軽く握り、親バリを口の中から上アゴの硬い部分へ差し抜き、孫バリを肛門付近に掛ける。
孫バリは多くの人がトリプルフックを用いているが、私は夏場やイワシが小型の場合には、弱らないよう配慮してシングルフックにしている。
サミングをかけながらやさしく送り込み、トンとオモリが底を打ったら素早くイトフケをとる。イワシが底上0.5~1mの範囲を泳ぐのをイメージしながら、わずかに底を切ってアタリを待つ。
肉厚ヒラメ続々ヒット
早くも「おっ、いいのがきたね」との左舷側からの声。トモに座る渡部昌勝さん(越谷市)が、肉厚のヒラメを取り込んだ。魚を掲げてくれた渡部さんは「10年来、ヒラメ解禁日には欠かさず来ている。早々に出会えてホッとしたよ」とコメント。
ファーストヒット(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)船長は魚探でベイトの動きなどを読みながら、次つぎとポイントを探っていく。次の流しでまたもや左舷側でヒット。胴の間に座る臼井貴晃さん(草加市)が見事な放物線を描く竿を捉え、懸命に巻き上げている。時折、グッグインと力強い引き込みが訪れており、大型の期待がかかる。
大判ゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)やがて目を見張るほどのサイズが浮上し、待ち構えたタモへ頭から滑り込んだ。大判を掲げてくれた臼井さんは「船長を始め、皆さんが気さくで親切だから、沖釣りはここオンリーです。かれこれ15年は通っています」。
良型が次々と浮上
左隣で竿を振る同行の渡辺誠一さんの竿も曲がり、こちらも良型を取り込み、満足そう。
こちらもキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)しばらくすると、今度は右舷側が賑やかになってきた。急いで戻ると、ミヨシ2番に座る上田貴英さん(春日部市)が、今日イチとなる大判を仕留めたところだ。
重い魚を懸命に掲げてくれた上田さんは「ヒラメは3回目の挑戦で、デビュー戦はソゲが1尾、2回目はオデコ。三度目の正直で大物を仕留めることができてラッキーです。諦めずに挑戦した甲斐がありましたよ」と心底嬉しそうだった。
チャンスをつかみ本命手中
次つぎにヒラメが取り込まれていくのに、私と右隣に座る坂橋恒昭さん(足立区)は、ヒラメの顔を見ていない。どうしたことか、2人にはヒラメからのシグナルはまったく届かない。
諦めかけたとき、私の竿先がクィーといきなり引き込まれた。あまりにも派手なアタリに反射的にアワセがちになるが、「これは最後のチャンスになるだろう、何としても食い込ませねば」とはやる気持ちを押え、竿先を送って食い込みを促す。相当待ってから聞いてみると、クックッとわずかな魚信。まだエサを離さずいてくれた。グィーと乗ってきた。
すぐに竿先を腹にあて竿を30度の角度に起こし、弾力をフル活用し、手巻きで慎重に巻き続ける。やがて大判にはほど遠いながらも、1kgジャストの肉厚ビラメが浮上。構えてくれたタモへ、無事に頭から滑り込ませるとホッと肩の力が抜けた。
オデコなしで型揃い
その直後、今度は坂橋さんの竿が曲がった。慎重に巻き続け、こちらも無事に0.8kgほどのヒラメが取り込まれ、11時ジャストの沖上がりを迎えた。
ラストで片目が開いた(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)船中釣果は0.8~3.2kgヒラメ1~3尾。ゲストにはマハタ、カサゴなどが上がった。数はイマイチだったが、型揃いのうえに全員が型を見られたのが何より。
帰港後、船長に見通しを尋ねると「当面ヒラメを狙っていくが、模様次第ではハナダイ五目にも出船するよ」とのこと。こちらも楽しみだ。再訪を告げ、帰途に就いた。
<週刊つりニュース関東版APC・大村隆/TSURINEWS編>


















