2022年夏の大阪湾泉南エリアの陸っぱり釣り状況 秋はタチウオに期待
2022年10月03日 11:00
抜粋
湾奥は高水温で海が沸騰したようだった。そこで大阪南港から抜け出し、潮通しのいい泉南の海に向かった。7月~8月は良い海だったと思う。その状況を振り返りたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


「死の海」湾奥から外へ
大阪湾は今夏、最高水温28℃前後と、かなり熱い海だった。実際に気温も非常に高いのだが、何が悪いかといって、6月くらいから真夏日が続いたことだ。それで魚がヘバってしまった。湾奥ではカサゴも食わない。チヌだけ。
チヌやキビレはほとんど河の魚。そう思うと私はこの夏、ちゃんとした「海」の魚を見ていないことになる。ということで、泉南に向かった。なんでもいい、潮通しの良い海で何か釣ってみたかったのだ。
大阪市内から走ること70km、透明度の高い水が私を迎えてくれた。
泉南の美しい海(提供:TSURINEWSライター井上海生)日中はほとんどお休みの海
眩しい日差しが海をぎらつかせている。偏光グラスをかけると、この時期にしてはありえないほど、小魚の姿も少ない。雑魚、目に見える限りでなし。これはどうやら、日中はお休みみたいらしいぞ、と思った。
しかしまあ、釣り方はある。イカゲソを極小ヘッドにつけて遊んでいると、フグ・ベラが姿を現した。暇つぶしにはいい。
ゲソングで雑魚(提供:TSURINEWSライター井上海生)視認できる小イカもいた。この時期のスレていない新子イカである。上手な人なら釣れるだろう。私はエギングが苦手なので、追わない。
夕暮れてから豆々アジの気配
7月のある時期から、夕マヅメにイワシの回遊が始まった。一瞬だけ沿岸に寄ってくる。
その姿を認めるや、アジングに切り替えた。そうすると、常夜灯下で豆アジ、小サバ、カマスが反応。何度か通って、極小ヘッドでパターン化できた。泉南ではカマスがくるので、リーダーの太さはできれば5lb張りたいが、アジが小さすぎるのであまり太くできない……。
そう、本当に今夏の泉南のアジは小さすぎる。いわゆるアンダー10(テン)。10cm以下でちゃんと掛からない。アワせるのも無理。
アンダー10cm級アジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)ギュイーンと持っていったらカマスである。カマスは20cmくらいあるので、よく引く。
カマスも登場(提供:TSURINEWSライター井上海生)ただ、豆々アジとはいえ、アジはアジだ。大阪湾沿岸では年々アジが釣れにくくなっているので、今の時期アンダー10cmでも、こいつが釣れてくれるのはうれしい。なかなかの密度があるので、おそらく秋にはもっとよくなっているだろう。楽しみ。
8月からタチウオスタート
さて、真打ち登場。タチウオゲームが8月から開始した。
8月二回目の中潮回りで、ためしに巻いていた3.5inchワームにアタリがきた。これなら次はワインドならと思っていると、的中。狙い澄まして、6尾釣った。
タチウオ今季初!(提供:TSURINEWSライター井上海生)夕マヅメの一発勝負。それも何度か定点観測したところ、ムラがある。私が最新で確認した感覚では、もしかしたらもう魚が抜けたかもしれない。あるいは、朝マヅメだろうか? 何にせよ、まだサオを出す価値はありそうだ。何せ、タチウオはこれからが本番である。
小イカもスタート
私はほとんどやらない釣りだが、泉南はエギングアングラーが多い。それもコロッケサイズから乱獲してしまうので、どうかなと思うのだが、釣れているのは確か。リリース予定だったタチウオを差し上げるかわりに、隣のアングラーからイカの写真を撮らせてもらった。
小さなアオリイカ(提供:TSURINEWSライター井上海生)この時期なら2号、1.8号エギくらいだろうか。なるべくリリースしてやってほしい。
大阪湾界隈では紀北がベストか?
7月~8月、泉南では、まとめて言うと次のような魚種が確認できた。
・日中の雑魚(カサゴ交じり)
・常夜灯下のアジ、サバ、カマス
・夕マヅメのタチウオ
・小イカ
泉南もエリアは広大で、やはり南にいけばいくほど海が良くなっていく。そういう意味では紀北はもっといいだろう。大阪から一番近い紀北エリアというと加太だ。かなり良い情報を聞く。泉南エリアにとらわれず、エントリーしやすい紀北エリアにも目を向けてみよう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
泉南エリア


















