坂本智子が東京湾LTアジで竿頭 30cm頭に本命30尾【一之瀬丸】
2020年02月28日 11:30
抜粋
こんにちは、阪本智子です。2月3日(月)、東京湾金沢八景の一之瀬丸さんに、気軽に楽しめる半日のLTアジ釣りに行ってきました!この日は釣り人が少なくて広々快適でしたが、魚を船下で留めるのが大変だったな~。必死にコマセをまき続けました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 阪本智子)
阪本智子が一之瀬丸でLTアジへ
こんにちは。阪本智子です。当日の天候は晴れで、最高気温は14度。2月にしては暖かくて、こういう日はテンションが上がります。
東京湾金沢八景の一之瀬丸さんは、イカやマゴチでもよく乗船する船宿ですが、駅から近くて電車で通えるのが嬉しいです。そして、いろいろな釣りができるのも、同宿の魅力ですね。
この日はタチ~アジ、ヤリイカ、メバル、スミイカ、タイ五目に深場など、本当にたくさんの釣りで出船していましたが、私はLTアジに挑戦です。
コマセ撒くもアタリ無し
私が乗った午前アジ船は7時すぎに出船。釣り場までは航程20~30分。水深16mで、タナは底から2~3m。
仕掛けはハリス1.5号3本バリの船宿特製。エサは持ちがいい赤短で開始。
仕掛けを投入し、ビシが着底したらイトフケを取り、竿をシャクッて底からコマセをまきながら、底上2.5mで止めてアタリを待ちます。アタらなければもう一度コマセを振り直して指示ダナで待つ。魚からの反応があるまではテンポよくコマセを詰め替えます。
しばらくやってもアタリがないので、着底したら「コマセを振り出し1m上げる」というのを3回やって、底上3mで待ってみます。
「う~ん。アタリがない…」。魚探の反応はよくなってきたようですが、コマセの量が足りないのか、魚が船下で留まってくれません。
底から2mのタナで本命アジヒット
すぐに移動したものの、次の釣り場でもアタリがないので、船を走らせて、水深23mの少し深い釣り場へ。指示ダナは底から2~3m。
今度はコマセをまくタナを少し高めにする作戦。着底したらまずは1m上げてから、竿を振り、また1m上げてコマセをまいて、さらに50cm上げた底上2.5mで待ってみると。プルプルッとようやくアタリが!上がってきたのは27cmの美味しそうなアジ♪
下バリに掛かっていたので、タナを少し下げてみます。底から1m上げてコマセを出し、また1m上げてコマセをまいて、底上2mで待ちます。するとアタリが!また下バリに掛かっていましたが、タナもエサもこのままで続けてみると、地道にポツポツ釣れます。
途中から中央のハリに掛かることが多くなりました。「活性が上がったかな?」と、タナを底から2.5mに上げたものの下バリに掛かるので、やっぱり〝底から2m〟のタナが正解みたいです。
タナの工夫でツ抜け達成
タナをいろいろと工夫しながら楽しんでいると30分ほどでツ抜け。そこからは数が釣れるようになったものの小型が多く、アタリが小さく掛かりにくくなったので、聞きアワセで確実に上げていきます。
サイズアップで29.5cmアジ
またアタリが止まったので移動。次は水深22m。なかなかアタリがないので、気分転換に1番下のハリだけ青イソメに変更。長さは2cmほど。タナを底上2mからさらに50cm上げると、いきなりヒット。引きが強いので大切に巻き上げ、29.5cm本命。
まめに投入を繰り返していると、また良型がヒット。ここではアタリは少ないけど、釣れれば大きいので、こうなったら30cmを釣りたい。
狙い通りに30cm「尺アジ」ゲット!
「良型は青イソメによく反応する」と思っているので、下バリ2本をこのエサに変更。
食わせる間を作るため、待ち時間を少し長めにしているとビューン!とエサをひったくっていくようなアタリ。「これはきたんじゃないか~」これまで以上の引きで、大切に大切に「バレないでよ~」と願いながら巻き上げ、口切れしないように慎重に船に上げてみると、体高がある30cmジャスト。やった~。狙い通り「尺アジ」ゲットしました♪
当日の最終釣果
30尾を釣ったところで土産は十分なので納竿。運よく竿頭でした。
釣ったアジはキレイに血抜きして内蔵を取ってクーラーへ。一日冷蔵庫で寝かしてから、刺し身、なめろう、塩焼き、アジフライ、骨せんべいにしていただきました。脂が乗ってて最高に美味しかった~。
<週刊つりニュース関東版 阪本智子/TSURINEWS編>