大型が魅力の涸沼ボートハゼ釣りで19cm頭に63尾 今期は小型が多め?
2022年10月10日 11:30
抜粋
昨年は絶不調だった涸沼ハゼ。9月中旬、今年の状況を電話確認してみると「小型が多いけどポツポツ釣れだしたよ」との返答。釣れる釣れない云々よりも、長閑な景色でわびさびを感じたい筆者は即予約。ポツポツ以上の釣果であった一日をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)


涸沼のボートハゼ釣り
涸沼のシーズンは例年お盆明け頃から11月一杯まで。ただし、台風が直撃し、そのままハゼが散ってしまいシーズン終了という年もよくあるので注意が必要。
ポイント
ポイントは沼のあちこちに点在していて、陸っぱりでも狙えるのですが、曳き舟にて一級ポイントに連れて行ってもらえるボート釣りが特におすすめ。
ポイントまで引っ張ってもらうので楽チン(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)フォローも万全
飯岡屋の茣蓙(ござ)が敷かれたゆったりとしたボートは、和のテイストたっぷり。お茶とお弁当を持参すれば、一日のんびり過ごすことが可能。
船頭さんは行きと帰りの曳き舟だけではなく、ちょくちょくポイントを見回りにくるので、トイレやエサの追加、ポイント移動等もこの時に言えば対応してくれます。また、これ以外にも「何かあったら電話して」とのことでした。
今回お世話になった飯岡屋(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)サイズが魅力
そして何といっても涸沼ハゼの最大の魅力は、釣れるハゼのサイズ。今年こそ小型が多いようですが、涸沼ハゼといえば、15cmオーバーが多く交じることでも有名。
実は筆者、17年前にここでハゼ釣りをし、20cm前後を30匹以上釣ったことがきっかけとなり、その後人生を狂わす、ではなくて潤す「釣り」という趣味がスタートしたのでした。
昭和の雰囲気満点の大倉屋(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)釣り方とタックル
江戸川のボートハゼ釣りでは、小型のイカリを前方に1つ下ろすだけなので、風や潮の流れによって意外と広範囲を探れ、また釣れなくなったとしても、自力でイカリを回収してこまめにポイント移動を繰り返し、船下に仕掛けを落としていく釣り方で十分に数が出せるのです。
しかし涸沼のボートハゼ釣りでは、ボートの前と後ろの2か所にイカリ(特に前の碇は大きめ)を下ろすので、風や流れによって大きくボートが動くことはありません。ポイント移動するにも、大きいボートの割には頼りないオールしか積んでいないので、必ず船頭さんに手伝ってもらうことになります。
リールタックル
よって、一日のポイント移動回数は基本なし、やってせいぜい1、2回といったところ。そのため、数を釣るには広範囲が探れる「ちょい投げ」が効果的。水深はポイントにより1~2m程度と深くはないのですが、リールタックルがおすすめ。
涸沼ハゼはリールタックルがおすすめ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)折り畳み椅子
また筆者は靴を脱ぎ、足を投げ出したり、胡坐(あぐら)をかいたりと、少々お行儀の悪い姿勢で釣りをしますが、中には折り畳み椅子等を持ち込んでいる方もちらほら。ボートは陸っぱりや乗合船よりも動けないので、こういった物もあると便利です。
立派な碇と頼りないオールが印象的(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)4年ぶりの涸沼ボートハゼ釣行
コロナ禍だったり、絶不調だったりで、しばらくご無沙汰していた涸沼ボートハゼ釣り。気づけば4年ぶりの釣行。釣行当日は5時半に到着。6時の1便には余裕をもって間に合いました。
因みに6時に間に合わなくても、随時船頭さんがポイントまで曳き舟してくれるのも釣り船乗合船と違った安心材料。焦らず、安全運転で向かいましょう。
ボート1艘につき4人までとのこと(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)当日の状況
5艘のボートを引っ張るモーターボートは東へ向かい、約10分走ったところでスローダウン。この日のポイントは涸沼、というより涸沼川。それぞれのボートを船頭さんが丁寧にアンカリングしていきます。
そして筆者のボートも前後2か所にアンカーを打ち釣り開始。船頭さんの「岸近くがいいよ」「今年は小さいからエサは1~1.5cmで」「船下で釣れなくなったら投げてみて」といったアドバイスを聞きつつ、1本は置き竿で船下狙い、もう1本はちょい投げでやってみます。
約20mの距離をとってアンカリング(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)ちょい投げが圧倒的有利?
朝一は下げ潮が効いているにもかかわらず、予想したよりも活性は低め。置き竿はなかなかアタらず、ちょい投げで底を引きずると途中でアタリがでる、といったパターン。
実はこのパターン、この日に限ったわけではなく、(私が経験した限りでの)涸沼ハゼ必勝法。のんびりした雰囲気とは裏腹に、「攻めの釣り」を実践しないと涸沼ハゼは数が伸びません。ただし、この日に限ってはハゼが小さいために食い込み悪く、ハゼバリ6号でもやや大きい印象。
嬉しい1匹目!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)フグによるハリス切れ
途中、袖4号に交換して食い込みがよくなるも、この日はフグが多く、今度はハリス切れが頻発。袖バリでは効率が悪いと判断し、結局軸の長いハゼバリに戻して落ち着きました。
ハリス切れはコイツの仕業(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)涸沼らしい大型も登場
後半戦は潮が緩んできたせいか、広範囲を探るもアタリは徐々に減少。しかし、時々15cmオーバーの涸沼サイズが姿を見せだし、お昼近くには20cmにあと一歩の19cmも顔を見せてくれました。昔はこんなサイズがたくさん釣れたのですが、最近、特に今年はかなり稀のようです。
当日最大の19cm(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)最終釣果
それでも、終了時刻14時の2時間前、12時にエサのゴカイ(赤イソメ)が残り2匹となったところで、他のお客から納竿の電話連絡を受けた船頭さんがお迎えにきてくれ、私もこのタイミングに便乗しました。
15cmオーバーは6匹と、涸沼にしては物足りなかったのですが、合計は12~3cm中心に63匹。船頭さんが出船前、「ここ数日いい人で40位」と言っていたので、上々の結果であったと思います。
当日の釣果(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)お土産に「ひぬまやまとしじみ」
食べる分のハゼは十分確保したとして、もう一つのお土産も帰り道に確保。涸沼産の大和シジミは厚みがあり、とても美味しい出汁がでるので、これも今回、もう一つの楽しみにしていました。
涸沼周辺には直売所が点在しているので、涸沼ブランドシジミである「ひぬまやまとしじみ」(ブランド名)は帰り道に購入が可能。ハゼの天ぷらでイッパイやって、しめにシジミの味噌汁、が帰宅後の必勝パターンです(笑)
釣果とお土産のしじみ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
飯岡屋


















