アジング釣行の厄介なゲスト「カマス」対策 タチウオにはお手上げ?
2022年10月20日 16:30
抜粋
アジングのゲストには「歯のある魚」が多い。そのほとんどは昼行性のため、デイアジングをしないことで避けられる。しかし、ナイトアジングにも、鋭い歯を持つゲストがいる。それが「カマス」だ。今回は、カマスが混じるエリアでのアジングについて対策を考えたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


「歯のある魚」の襲来にご用心
フグ、ベラ、そして「カマス」。どれも鋭い歯を持つライトゲームのゲストで、3lb・4lbくらいの細いリーダーならば噛み切ることがある。たまに釣れるくらいならば大きな問題にならないが、カマスはわっと大群で入ってくるタイミングがあり、入れ食い状態、投げてはリーダーが切られるとなると、たいへん困る。
アジがハリを折ることも!(提供:TSURINEWSライター井上海生)また歯のある魚は、実はハリを噛み切ってしまうこともある。原因は、ダメージの蓄積によるものだ。こればかりは仕方ないが、イトとリグを守るために、やはり歯のある魚が混じるエリアでは、なんらかの対策をして釣らなければならない。
カマス対策
では、カマスが混じる海での釣り方について考えてみよう。
まずは非常にシンプルに、リーダーの太さを上げてみる。強度5lb・6lb、太さ1.2号・1.5号というものだ。アジングのベーシックなリーダーから、ほんの少し太いくらいになる。
カマスはリーダーを太くして釣る(提供:TSURINEWSライター井上海生)これくらいのリーダーでも、カマスの歯の攻撃には耐える。基本は5lbでいいだろう。ちなみに5lbというと、尺アジやキビレ・クロダイが混じるポイントで使うリーダーのスタンダードでもある。アジングアングラーとしては、必ず持っておきたい号数だ。
高活性でカマスばかりになるときには、6lbまで上げるといいだろう。また筆者は、限定的にだが、秋の、消波ブロック帯からオープンに投げるアジングで、カマスや、足周りででかいカサゴがくる場合、たまにこの号数のリーダーを使う。
ちなみに、カマスはまあまあよく引くゲストだ。20cm級でも、なかなか面白い引き味を見せる。塩焼きは抜群においしいので、いい型が釣れたらお持ち帰りしてもいい魚である。
フグ&ベラ対策
続けて、雑魚編。日中では避けられない歯の鋭いゲスト、フグ、ベラだ。
先述のようにフグ、ベラは基本的には昼行性である。よって、デイアジングをしないことで解決できる。しかし、自然の豊かな海の常夜灯下で釣るときには、夜でもやってくる。
やはりこの場合も、カマスと同様、リーダーを5lb・6lbと強く太くして対策するしかない。
スナップで歯の攻撃を避ける(提供:TSURINEWSライター井上海生)フグとベラに関して、筆者はむしろカマスよりも歯の攻撃力は高いと思っている。デイでアジングをしていると、しょっちゅうリーダーが切られる。私は、最大8lbのリーダーまで切られたことがある。そこで、大きめのスナップの併用をおすすめしたい。上の画像のような少し大きめのスナップを使用すると、金属部分で歯の攻撃からリグを守ることができる。
ワームはエラストマー素材を使って
リーダーへの歯の攻撃は以上のような対策で防げるが、ワームは別だ。一般的な、やわらかいマテリアルの塩ビ素材のワームを使っていると、カマス・フグ・ベラ相手では一瞬でずたずたにされる。
そこで、これらの魚が混じるエリアでのアジングでは、「エラストマー系」素材のワームを使おう。エラストマー素材のワームとは、少し硬めのマテリアルで、歯のある魚からの守備力に優れる。筆者の印象では、D社の展開がもっともバリエーション豊かである。
注意点。エラストマーと塩ビは、素材同士が喧嘩して、混ぜた状態で保管しておくと溶けてしまう。エラストマーは購入した袋に入れたまま、ケースには移し替えずに使用しよう。
タチウオにはお手上げ
カマスをはじめとする歯の鋭い魚の攻撃は、やや太めのリーダーとスナップ、そしてエラストマー系のワームを使うと、大部分の被害を防ぐことができる。よほどセレクティブな状況でなければアジの食いも落ちないので、基本的にはこの設定で対策すると良いだろう。
同様に歯のある魚で言うと、ナイトアジングのゲストとしてもっとも怖いのはタチウオである。奇跡的にハリの掛かりどころがよくないと、こいつばかりはどうしようもない……。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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