フィッシングスーツ特集！快適に釣りをするためのおすすめウェア10選

釣りに出かけると天気がガラリと変わってしまうことが多々あります。

あんなに晴れていたのにいきなり曇ってきて雨が降り出すとか、風が吹いてきてラインが流されるとか。

そんなときに頼りになるのが、フィッシングスーツです。

防水機能や防寒機能・防風機能に優れたものが、たくさんリリースされていますよ。

3Lサイズ以上の大きなものや、レディース・子供用サイズのものまで揃っています。

ヤフオクなどでは、中古品やアウトレット品が豊富に出品されているので、安い価格で手に入れることもできますね。

ここではフィッシングスーツの選び方や、おすすめのメーカー・アイテムなどをご紹介します。

フィッシングスーツとは、釣りを快適に楽しむための専用ウエアのことです。

アウトドア用の各種スーツでも転用できそうですが、防水・防寒・防風機能や細部のこだわりを見てみると、やはり釣り専用に作られているウエアのほうが信頼度・快適さは上でしょう。

実際に釣りをすれば分かるのですが、磯場などでは波を被るのがしょっちゅうですし、山間部で渓流釣りをすると、朝と昼間の天気がまるで変わってしまいます。

そのようなシチュエーションで、水に濡れたまま寒さに耐えて釣りを続けることは不可能でしょう。

安全面でもよくない状態といえますから、専用のフィッシングスーツを着て釣り場に向かうようにしたいものです。

収納用の各種ポケット類はもちろん、フードやフェイスカバーなどが付いているものをおすすめします。

フィッシングスーツに使われる素材として、最も有名なのがゴアテックスです。

ゴアテックスは優れた透湿・防水素材で、各釣具メーカーから最上位のスーツ素材に採用されていますよ。

ゴアテックスそのものには種類があって、上位のゴアテックス素材になると耐水圧が45000mm以上、つまり1cm四方辺り45mの水圧に耐えられるようになっています。

登山などで用いるアウトドアウェアで耐水圧20000mm程度ですから、軽く上回っているスペックであることが分かりますね。

ゴアテックス素材以外にも、ダイワのレインマックスやシマノのドライシールド・モンベルのハイドロブリーズなどが知られています。

これらは価格的には高額なので、もっとコスパ優秀な素材となれば、ナイロン製などのフィッシングスーツも容易されています。

ただし、ナイロン製は蒸れなどのトラブルが発生しやすいため、長時間の使用には向いていません。

フィッシングスーツを選ぶときにチェックしておきたいのが、首周り・袖口・裾などの仕上げです。

首周りをしっかりガードしたデザイン、例えばフード付きでハイネックタイプでないと、防水・防寒・防風効果は望めません。

またスーツの袖口や裾などが二重になっていないと、水が浸入してくる恐れがあります。

腕や足首のサイズに合わせて、調整幅のある仕様のものが嬉しいですよね。

それからフィッシングスーツ全体の重さが、軽いほうが1日中着ていても疲れないでしょう。

着込むインナーの厚みや保温性を考慮に入れるほうが、釣り場で快適に過ごせるのは間違いありません。

それでは各メーカー別に、おすすめのフィッシングスーツを取り上げてみましょう。

高額なハイエンドモデルからコスパ優秀なエントリーモデルまで、豊富なラインナップが魅力的ですね。

自分の釣りスタイルにマッチしたアイテムを、きっちり吟味して選ぶようにしてください。

ドライシールド透湿防水加工が施された、釣具メーカー・シマノのフィッシングスーツです。

素材はナイロン100パーセントで、上下セパレートタイプになっていますよ。

ハイレベルな防水・透湿機能を備えていて、とても暖かいと評判です。

生地が立体裁断されてから組み合わせてあるので、ロッドを振りかぶってのキャスティングなどでとても動きやすく作られているのが特徴です。

これで実売価格2万円台なら、コスパはかなり優秀だといえるでしょう。

シマノのゴアテックス生地を使用したフィッシングスーツです。

表地に優れた防水透湿性のゴアテックス・ファブリクス2レイヤー仕様を採用しています。

カーボン練り込み裏地を使って、高い蓄熱性も出していますよ。

腕の動きがスムーズになるように立体裁断されていて、キャスティング時の柔軟性を高めています。

フローティングベストを上から着用した場合でも、出し入れしやすい位置に胸ポケットを配置。

風雨の浸入を防ぐためのストレッチ二重袖口や、二重生地で擦れやすいヒップ周りを補強しています。

価格はやはり高額になっていますが、それに値する機能を満載しているモデルですね。

シマノのコスパ優秀なレインウエアです。

生地にはナイロンを使っていて、ドライシールドが施されていますよ。

裏地は、ポリエステルのメッシュ生地になっているので、通気性は高められています。

実売価格が1万円を切っていますから、購入しやすいのが嬉しいですね。

総合釣具メーカーのダイワが製作した、フィッシングスーツです。

ダイワ独自のレインマックス・ファブリクスを採用し、透湿・防水加工を2層施していますよ。

既存モデルよりより20パーセント中綿を増量してあり、二重袖口やコンビアップシステムを搭載。

船釣りはもちろん、磯釣りや防波堤での釣りで効力を発揮してくれるでしょう。

実売価格が2万円台後半と、やや高価ですが、それに見合う機能の持ち主です。

ダイワのゴアテックス生地を採用したフィッシングスーツです。

耐久性・防水性・防風性・透湿性を兼ね備えている、ゴアテックス2層素材を使っていますよ。

専用のキャップと一体化できるキャップインシステムや、磯釣り用フローティングベストと合体可能なコンビアップシステムを搭載しています。

釣りをしているときの体へのフィット感が向上しているので、長い時間の釣行にもおすすめです。

ゴアテックス採用タイプにしては価格抑えめ(実売価格3万円台)なので、思い切って購入してみてはいかがでしょう。

ゴアテックス＋パックライトといった快適素材を採用した、ダイワのフィッシングスーツです。

釣り場でのさまざまな天候の変化に対応しながら、スーツ内部をドライにキープすることができます。

5つのポケットには止水ファスナーを搭載、二重袖口やブーツカットファスナー・収納式フードなども標準装備されていますよ。

なんといってもデザイン性が高く、釣り場で見た目カッコイイのは間違いありません。

実売価格は、2万円台とリーズナブルな印象です。

アウトドアブランドのモンベルからリリースされている、防寒用ジャケットです。

フィッシングスーツとして作られていませんが、薄くても抜群の保温力を発揮してくれるので、寒い釣り場で重宝するでしょう。

またモンベル独自の防水・透湿素材を使っているので、蒸れを抑えた着心地を実現していますよ。

実売価格1万円台なら、納得のレディースモデルといえるでしょう。

釣りウエアで有名なマズメのフィッシングスーツは、防水・透湿素材のRAY-TEXを採用しています。

裏の生地には起毛素材を使っているので、寒い季節でも温かく、集中力を保ったまま釣りを続けることができるでしょう。

コスパ優秀な販売価格が嬉しいですね。

釣具メーカー・がまかつのフィッシングスーツです。

低価格に抑えられているのが魅力で、表面にシレー撥水加工を、裏面には耐水圧コーティングを施してあります。

フード・ファーを取り外せるファスナー式になっているので、1年を通して使えるというメリットが大きいですね。

表地が透湿素材・WR-TEXで、裏地が毛の長いフリースになっているフィッシングスーツです。

首周りや口元も、ガッチリカバーしてくれるデザインなので、冬の釣りが辛くありません。

ロックフィッシュゲームやショアジギングなどで活躍してくれそうですね。

フィッシングスーツの選び方やおすすめアイテムを詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか？

刻々と変わっていく釣り場の天候に対応できるように、服装には気を使いたいものです。

長い時間着続けることを考えれば、自分に合ったものを妥協せずに選んでおきたいですよね。

新しい素材やデザインのフィッシングスーツがリリースされたら、実際に釣具店で手に取って確かめるようにしましょう。

もしかすると、あなたの釣りを根底から変えてくれるアイテムになるかもしれませんよ。