ティップランエギングの始め方~タックル・餌木・釣りのコツを伝授~

2022年11月07日 18:00

[FISHING JAPAN]

抜粋

ティップランエギングの始め方~タックル・餌木・釣りのコツを伝授~

今から始めるティップランエギング

今や全国区の船アオリ釣法に昇格したティップランエギング。

穂先(ティップ)に現れるアオリイカの微かなアタリをとらえ、スパッと即合わせするおもしろさはとても新鮮だ。

ここ数年の間に、優れた性能の専用餌木やロッドが普及し、なにより乗合船がずいぶん増えてティップランを楽しむ環境も整ってきた。

今シーズンはアオリの湧きもまずまずで、ルアー系の釣りに興味がなかった年配の釣り人が挑戦する姿もちらほら見かける。

11~12月中旬あたりまではまだまだ活性が高く、アオリもサイズアップする好シーズン。

入門するなら絶好のタイミングだ。

アタリが視認できる専用ロッドを推奨

リールはPE0.6号前後を200m巻いた3000番のスピニング、これにフロロカーボン2号程度のリーダーを1.5~3m接続。

ロッドは全長6ft(1.8~2m)くらいのティップラン専用がベスト。

初めて購入するならオールラウンドに使えるLM~Mクラスの硬さが扱いやすい。

この釣りは穂先がモタレるアタリのほか、アオリが餌木を抱いて持ち上げ、穂先が戻るアタリが出ることも多い。

専用ロッドはそのラインテンションの変化が目で見て分かる繊細で軟らかな穂先を備え、なおかつ胴部はシャクったときにしっかり餌木を動かせる張りを持つ。

餌木はパッケージにTR(ティップラン)などと銘打たれた重量のある専用品を使用。

サイズは3.5号、ウエイトは30~50gが多用され、水深、潮流、風の強さを見て、必ず着底が分かる重さを選ぶ。

近年は餌木のヘッドに着脱するマスクシンカーも販売されているので、30g前後の餌木を数本そろえて、10~30gのマスクシンカーで対応すれば経済的だ。

カラーはピンクやオレンジなどのアピール系と、グリーン、ブラウン、パープルなどのナチュラル系の2トーンから3~4色を用意。

ただしこの釣りは、色よりもステイさせたときの本体バランス(ブレの少なさ)が重要とされるので、実績が高い、評判のいい製品を選ぶことが先決だ。

釣り具の写真

(右)6ft(1.8m前後)の専用ロッドに、PE0.6号前後を巻いた3000番のスピニングリールをセット。(左)移動時は大型の洗濯バサミで、ロッドに餌木を止めておくと安全。

釣り具の写真

(左上)道糸をS字状に振り落としながら餌木を沈め、海中に道糸が吸い込まれるスピードを注視。速度が急に緩んだら着底の合図だ。(左下)着底が分かりにくいときは、マスクシンカーを装着して餌木を重くする。(右)30gの餌木ならば、10~30gのマスクシンカーがあればおおむね対処できる。

釣り具の写真

仕掛けの図

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着底が分からないと釣りが始まらない

船の片舷に釣り手が並び、風まかせ、潮まかせのドテラ流し(横流し)で餌木を引っ張る。

その間にフォール→着底→シャクリ→ステイを繰り返していくのがティップランエギングの基本パターン。

この中でビギナーが最初に戸惑うのは着底の分かりにくさだろう。

分かりやすさを優先するなら餌木を思いっきり重くすればいいわけだが、そうするとシャクリづらくなって餌木の動きが鈍くなるから、できるだけ軽い餌木で底が取れるに越したことはない。

そこで注視すべきはフォール中のラインの挙動になる。

①餌木を船ベリから投入。

②竿をあおって道糸を送り出し、餌木を素早く沈める。

③水深の少し手前まで糸が出たところで、海面にS字を描くように道糸を置いていく。

④餌木に引かれて海中に引き込まれる道糸のスピードを注視。

⑤スピードが急激に緩んだタイミングが着底のサイン。

船は風に押されて流れ続け、潮流の影響も受ける。

道糸はそうした流れに引かれ続けるため着底と同時に糸の出が完全に止まることはほとんどないから、スピードが緩んだ瞬間を見逃さないこと。

この着底が分からないと、この釣りはスタートラインに着けない。

着底したらすぐに糸フケを巻き取ってパンパンと餌木を跳ね上げ、根掛かりを回避。

フォールする餌木を追いかけてきたアオリイカが、ここで掛かることもある。

手順どおりにやっても底が取れなければ回収し、10g単位で餌木を重くして適正なウエイトを見つけよう。

釣行の図

釣行の写真

マスクシンカーでシャクリやすい角度を微調整。

シャクって寄せてステイで乗せる

着底が分かれば第一関門突破、すぐに巻きシャクリを開始。

ぎこちなくてもかまわないから、シャクっては巻く動作を5~7回繰り返した後、糸が張った状態をキープしながらピタリとステイ。

ここが重要な「乗せの間」で、活性が高ければおおむね5秒以内、長くて10秒以内でアタリがくる。

ただし極端に乗り渋る日は30秒以上待つロングステイが有効なケースもあるので臨機応変に対処しよう。

また、ステイの間に餌木がふらついたり上下にカクつくと、アオリイカが警戒するという。

いかに餌木の姿勢を安定させられるかがティップランの最大のキーポイントとされているので、船の揺れを吸収するようにロッドは軽く持つといい。

がっしりホールドすると船の揺れが穂先に伝わって餌木が動いてしまうからだ。

穂先が押さえ込まれるモタレ、フワフワと上下する揺れ、戻りと称するテンションの抜け、イカパンチと呼ばれる触腕アタックの震動など、アタリのパターンは様ざま。

いずれにしても迷わず即合わせして掛けにいく。

アタリがなければ再び餌木を落として着底させ、巻きシャクリ&ステイ。

これを3セット前後繰り返したら回収して仕切り直し。

仕掛けの入れ直しは新たな場所へ餌木をフォールさせるメリットがあり、とくに周りは釣れているのに自分だけ釣れないときこそ積極的に行って打開策としたい。

釣行の写真

(左)ピシッ、ピシッとメリハリを付けて巻きシャクリ。餌木をしっかり動かすことが大事。(右)竿先がブレない=餌木がブレないように静止。リールのフット部に手を添えて、ヤジロベエのようにバランスを取るといい。

ティップランエギングの基本イメージ

釣行の図

釣行の図

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【隔週刊つり情報(2021年12月1日号)※無断複製・転載禁止】

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