イグジストはステラと人気を二分するスピニングリールのハイエンドモデル！その特徴と使用インプレを大特集！

皆さんは、メーカーがその威信をかけたフラッグシップモデルを手にしたことはありますか？

日本を代表する2大リールメーカーが、かたやステラという名機を掲げれば、もう一方が提示してきたのは、驚くべき機能を携えたスピニングリールでした。

ダイワ イグジストシリーズの性能・特徴・ラインナップ等をご紹介しましょう。

イグジストは、ステラと並び立つスピニングリールを代表するハイエンドモデルです。

単なる飛距離やベアリングの数で、リールの優劣を競う時代は終わりを告げました。

注目すべきその特徴を、大きく3つ挙げることができるでしょう。

まず1つ目は、釣種専用機としての個性的な味付けが施されているということです。

例えば、下の2機種が映っている画像を見てください。

左側はフロロカーボンラインの使用を目的とした、2505Fです。

そのスプールには極端なテーパーがかかっていて、フロロカーボン特有のライントラブルを防ぎつつ飛距離を稼ぐ工夫が付加されています。

右側はPEラインの使用を想定したエギング・ライトジギング専用機・2506PE-Hなので、握りやすい丸型ハンドルノブを標準装備して、なおかつスプールのテーパーは緩やかなものに変わっています。

これこそが、釣りの種類ごとにリールの仕様を変えるという独自の設計・設定思想に基づくもので、釣り人のニーズに真正面から向き合っているといえるのではないでしょうか。

2つ目の特徴は、イグジストにマグシールドが装備されている点です。

マグシールドとは、磁力を持ったオイルで主要箇所を塞ぐことで、水やホコリの侵入を食い止め、リール本来の滑らかさをキープする機能のことです。

これをメインシャフトとラインローラーに採用しつつ、ドライブギヤを支える左右のボールベアリングにも、マグシールド機能を取り付けることに成功しています。

そのため本来そこにあった樹脂パッキンを取り去ることにつながり、わずかな回転負荷すらも排除した本当の滑らかさを手に入れることができました。

実際に3012Hを手に持ってハンドルを回してみると、今までのリールでは感じ得なかったスムーズで質感のある巻き心地・手元感度に感動します。

そしてこれが数ヶ月経っても維持されているという事実に、再度感動することになるのです。

3つ目の特徴は、ドラグシステムにATDが採用されていることです。

ATDは、ラインが魚によって急に引っ張り出されたときの滑り出しに、俊敏に対応します。

そして粘り強く均質なライン出しを維持し続け、魚を疲れさせるのです。

そうなれば取り込みも早くなり、バラシも激減するでしょう。

実際に3012Hを使ってシーバスを掛けてみた印象としては、魚を掛けてからのドラグ調整が全く必要ないと感じました。

このままでもラインが切れないという確信が得られるのは、釣り人にこの上ない安心感をもたらしてくれます。

スピニングリールを使った釣りが、より大胆に繊細に、あなたの一部として取り込める感覚を味わうことができるでしょう。

あなたの感度をランクアップさせてくれる釣り道具、それがイグジストです。