ライトゲームにおける【ロッド選びを価格帯から考える】 上限は3万円?
2022年11月18日 11:30
抜粋
ロッドは何社ものメーカーから、同じ釣りでも別のコンセプトで多種多様な展開がある。価格は、最大10万円程度だろうか。エントリーモデル1万円、最高機種6万円くらいが一般的なところだろう。入れ替えについて、どのように考えればいいか?筆者の経験から、私見を語っていきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


入門ロッドは5000円から
ビギナー向けの入門ロッドは、メーカー品でも5000円くらいで出ている。MC社のロッドは有名だ。ロッドというのは、そもそもこれくらいでいいと私も思う。
しかし、欲を言うなら、ソルトでは今PEラインが主流になっていることから、この特殊な撚りイトが絡みにくいKガイド搭載は最低限求めたい。そうなると1万円のペイになる。
筆者としては、1万円がエントリーモデルの実用最強レベルだと思う。私も長いこと1万円の6.4ftロッドでアジ・メバルを両刀していたが、まったく不足を感じたことはなかった。どころか、その頃(4年くらい前)はまだ今のように黒潮と温暖化の影響が少なく、特にアジはめちゃめちゃ釣れた。そのときのイメージがあるので、今もそのタックルはサブとして持っている。
エントリー機種で十分事足りる(提供:TSURINEWSライター井上海生)ロッドのステップアップ
しかしステップアップを求めたくなるタイミングはある。何よりロッドにはリールと違って「高止まり」と呼べる地点が確実にある。私も夏に沖釣りにリトライしようかとしていたタイミングで、釣具店の店員さんに聞くと、「1万円の違いなら、必ずこの高価な方を買ってください。これでずっとやれます」と言われた。スペックの上限が決まっているのだ。
用途を考える
実用最大の上限。サオとして求められる細部の詰めまで見ていく、その前提として必ず頭に持っておきたいのは、「用途」だ。どのような用途で買い換えるのか?たとえば私はライトゲームのアングラーで、アジングではジグ単がメインである。そうなると、軽量ジグヘッドの操作性と、バランスポイントがなるべく手元にくる重心設計が大事だ。そのようなコンセプトで、かつガイドの材質などを詰めていくと、3万円くらいが最適解となる。その上は詰め込みすぎ、マニアックすぎというものだ。
強めの釣りをするアングラーは、シーバスでも青物でも、ねじれの強さだろう。縦横無尽に走り回る魚を制動するためには、サオの硬さではなく、サオがねじれに強いこと、斜めに曲がっても追従しやすいブランクスが求められる。この条件と、軽さを求めなければ、やはり3万円くらいが高止まりだ。
目安は3万円まで
ここまで述べたように、筆者は、サオの価格は3万円が上限だと思っている。これ以上の価格は趣味の世界だ。一部、限定的な釣りのロッドは、専用設計なのでもっと高くなるが、それ以外の一般的な釣り物では、3万円と6万円でそんなに差は出ない。ロッドよりも、リールのドラグ性能の方がずっと大事だ。
どっちかというとドラグ(提供:TSURINEWSライター井上海生)入門機とハイエンドの差は?
では、1万円台の入門機種とハイエンドモデルのディテールの差は何なのだろう?
主にはガイドの材質である。今のルアーロッドはほとんどPE使用を考えてハードステンレスガイドだが、ハードステンレスにもいろんなガイドがある。たとえばSICガイドは、硬度が高く反響感度が良い。もっと軽量で硬度の高いガイドになるほど、そしてガイドの数が多いほど、ロッドは高くなる。
またブランクスの材質もそうだ。多くのロッドはカーボンをコンポジットして作っているのだが、ここも価格差が出るところ。ただし、たとえばT社のなんちゃらとか、いわゆる有名メーカーの商標を謳うことで差が出るだけで、同等品でそんなに高くならないものもある。あまり「設計者の声」から有名メーカーの名前が出ても、それに踊らされない方がいい。
実は、3万円級のミドルハイから上はほとんどかわらないというのが筆者の考えだ。
5万円クラスでもそんなに(提供:TSURINEWSライター井上海生)保証の有無なども重要なポイント
付け加えていえば、ロッドには「保証書」がつく。破損したときに、「この額で修理しますよ」というもの。安いロッドならば#1で3000円くらい。つまり、フェルールの上から先が折れても、3000円で新品交換しますということだ。ロッドを選ぶ際には、この保証書の有無も確認したい。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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