長良川でのコイ(鯉)釣りで93cm大ゴイ堂々浮上 ノベ竿で死闘制す

2022年11月20日 06:00

[TSURINEWS]

抜粋

私が住む岐阜県郡上市では紅葉が見ごろになってきた。アユ師は川から姿を消した。アユやアユ師がいなくなると、どこからともなくコイが姿を見せ始める。10月に入り、暇さえあればコイを観察している。コイを釣るには、コイの居場所と回遊経路をつかむことが重要だ。コイの動向を探ることは釣果につながる。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

長良川でのコイ(鯉)釣りで93cm大ゴイ堂々浮上 ノベ竿で死闘制す

長良川でコイ釣り

10月20日は仕事の合間を見てサオを出す。前日からまきエサはしていたので、コイの動きは活発で警戒心も緩んでいるように思う。場所は郡上大和の通称ごりん淵。私が中学生のころから通うコイ釣りポイントだ。

長良川でのコイ(鯉)釣りで93cm大ゴイ堂々浮上 ノベ竿で死闘制すタックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

釣り方はノベザオの一本釣りスタイル。コイを目視で確認し、目の前にエサを落として食わせるダイレクトな釣り。水の透明度の高い川だからこそ成立するスタイルだ。エサはサツマイモを煮た通称角イモで、さなぎ粉をまぶして集魚効果をアップさせた。

長良川でのコイ(鯉)釣りで93cm大ゴイ堂々浮上 ノベ竿で死闘制す手作りの角イモにさなぎ粉をまぶす(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

茂みに身を隠して忍者のように近づく。手前の流れに50cmほどの野コイを発見。静かにイモをコイの目の前に落とす。コイがイモに反応して近づいてきたが、イモを吸い込むようで吸い込まない。そしてどこかへ消えていった。

攻めの釣りで本命キャッチ

一度警戒されると時間を置かないと反応しないので次のコイを探す。流れ込みの中に90cm級を発見した。胸がドキドキする。抜き足差し足でコイとの距離を詰めるが、途中で感づかれて流れの中へ消えていった。

次のコイを再び探す。この釣りはラン&ガンの釣り。コイ釣りは通常待ちの釣りだが、ノベザオスタイルは攻めの釣りなのだ。そして白い色コイを発見した。色コイは黒色のコイに比べて警戒心が薄いことがある。

イモを近くに落とすとすぐに寄ってきた。そして吸い込むのが見えた。すかさずアワせると、コイが水中で身をくねらせる。ハリに掛かった。サオを曲げて主導権を握る。しかしコイはそうはさせまいと抵抗する。対岸へ走るがサオを曲げて耐える。

長良川でのコイ(鯉)釣りで93cm大ゴイ堂々浮上 ノベ竿で死闘制すゼブラ柄のコイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

下流のタモまで誘導し、弱ったところでタモ入れ成功。50cmオーバーのゼブラ柄のコイだった。写真撮影後、リリースして2匹目を狙う。

パンダ柄のコイ追加

90cm級は場荒れしたせいか姿を消した。よく見ると白い色コイがもう1匹見えたので、こちらを狙うことにした。先ほどより一回り小さいが、このコイも反応が良い。

長良川でのコイ(鯉)釣りで93cm大ゴイ堂々浮上 ノベ竿で死闘制すパンダ柄のコイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

イモを目の前に落とすとすぐに吸い込んだが、イモが大きいのか口に入りきらないようだ。イモを小さくカットして再度落とし込むと、今度は確かに吸い込んだ。先ほどより小さいため難なく取り込むことができた。今度はパンダ柄のかわいいコイだった。この日はこの2匹で終了。

90cm級大ゴイヒット

翌週の24日に再度チャレンジする。この日は仕事が休みのため、午後からごりん淵で狙った。

今回はサオを変えた。前回は7.2mだったが、今回は8.5mで狙う。探れる範囲が広がる上、川岸の奥の方から狙えるのでコイの警戒心が薄れるはずだ。その狙いは的中する。

長良川でのコイ(鯉)釣りで93cm大ゴイ堂々浮上 ノベ竿で死闘制す郡上大和の通称ごりん淵(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

まずはコイを探す。悠々と泳ぐ90cm級のコイを発見。茂みの奥の方から静かにイモを落とす。するとコイの方から寄ってきた。心の中で食え食えと願うと本当に食った。そして大アワセをすると90cm級の巨体が水中で揺らぐ。「デカい」思わず唾をのんだ。

自己記録更新の93cm

心で負けたら取り込めない。絶対取り込む覚悟で格闘スタート。サオが根元からひん曲がる。息を吸わせて弱らせたいが重すぎて浮いてこない。コイは大石裏の深みへ疾走する。ヤバい。こん身の力で石裏から引きずり出した。今度は下流へ走りだした。だがこのポイントは足場が良いので難なくついて下れる。

少し高台に上がり息を吸わせることに成功。これを何度か繰り返すと、ようやく弱ってきた。タモですくおうとすると、やはり逃げる。コイは弱ったように見せかけてちゃんと力を残している。

タモを浅場に置き、そのタモの上に誘導する作戦に切り替える。寄っては逃げ、寄っては逃げを繰り返し、ようやくタモの上に乗った。走ってタモを上げて取り込み成功。計測すると93cmあった。ノベザオで上げた魚の自己記録更新。コイは撮影後にリリースした。

次回の目標はノベザオでメーターオーバーを仕留めることだ。

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
長良川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年11月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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