1泊2日の沖磯カゴ釣りに挑戦 日中はヒラマサに夜はマダイを狙う
2022年11月24日 11:30
抜粋
11月7日から8日まで瀬泊まりでヒラマサ釣りの再挑戦と、夜釣りのマダイ釣りに釣行しました。ヒラマサもマダイもなかなか釣れない魚ですが、釣果ははたして?当日の模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山口義宏)


長崎の磯からヒラマサ釣り
今回選んだ釣行場所は長崎県平戸島の先端付近にある下阿値賀島。浜本釣りセンターさんのESPERANZAを利用して瀬渡してもらった。当日は午後1時半ごろに出港。
魚のネヤ
今回は事前の予約でヒラマサ狙いとお願いしているので、乗船後、船長の浜本さんから、下阿値賀島の魚のネヤという場所で最近ヒラマサが釣れているので、そこに行きましょうとなった。13時45分に魚のネヤというポイントに上磯。このポイントは初めてである。
場所は下阿値賀島の東側の突端付近にあり、足場はまあまあで、竿を振るのも問題無い所である。ただし寝場所が微妙でテントの設営は無理であり、なんとか岩場の窪みに寝るしかない感じである。瀬泊まりは寝場所が重要であるが、なかなか良い場所はないのが普通である。
渡礁した魚のネヤ(提供:TSURINEWSライター山口義宏)下阿値賀島
ここで簡単に下阿値賀島について説明する。下阿値賀島は長崎県の平戸島の概ね南西端の沖にあり、距離にして平戸島から約7Kmにある。下阿値賀島の北側には上阿値賀島という島があり、この両島は約2Km離れていて、平戸島沖に2つ並んで浮かんでいる。この両島は昔から磯釣りの超一級ポイントで有名であり、また五島に比べると短時間で釣り場に乗れる事も魅力のひとつだろう。
ヒラマサカゴ釣りタックル
さて、上磯後に既に先客の釣り人がいたが、間もなく納竿ということで、丁度いいタイミングで場所交替である。その方は朝の2時にそこに上磯して、1時間ほど前にヒラマサをヒットしたが、タモ入れ寸前でバラしたと話されていた。とりあえず簡単に狙いのポイントや、潮の流れなどを聞き、先客は乗って来た船で帰った。
私はまず立ち位置を決め、荷物は寝る場所付近に集めて釣りの準備を始めた。先ずはヒラマサ釣りの準備である。
タックルは5号竿インナーロッド使用、リールは遠投スピニング6000番、ミチイトはナイロン14号、ハリスはフロロカーボン10号、ハリはヒラマサバリ12号、かごは時期的にはヒラマサの活性が高いと判断して、反転かごの大を使用し、フリーでセットする。
エサ
エサは付けエサ用ボイルの特大を使用する。あとはきびなごの中サイズも持参している。反転かごの中にはまきエサ用ボイルを使う。なお、ボイルは本日の昼、夜、明日の午前に使うため計4角持参している。納竿は明日の12時の予定だ。
ヒラマサカゴ釣りの釣り方
ヒラマサ釣りのポイントで重要なのは、かごを着水させる位置である。ある程度潮が流れている海面、できたら潮目や流れに変化があるところに狙いを決めて、そこに集中的にまきエサを投入する。それと風向きも重要だ。極力風下に投げるのが楽であり、また飛距離も出る。さらには、魚がヒットした時の取り込み位置を考慮した立ち位置選びも大事である。
手返しが大事
反転かごは着水してエサが一瞬で海面に広がるので、同じ場所付近にまきエサを利かせるためには、手返しの回数は多くしてボイル切れがないように努める。とにかく忙しい釣りであるが、あとはヒラマサがそこに来てエサに食らいつくのをとにかく待つ感じである。勿論ボイルに食らいつかなければヒットはしない。また時々付けエサとしてきびなごを使う予定である。
カゴ釣りスタート
14時過ぎから竿を振り始めた。丁度今が干潮時刻で、本日の満潮が20時ごろなのでずっと上げ潮の状態で釣ることになる。本流は立ち位置から沖の50m付近で流れている。その手前側は潮の流れはない感じである。数回投げてがウキが同じ場所に止まっているので、極力遠投し沖の本流付を狙う作戦にした。
まきエサをまく度に小魚が海面を跳ねている。おそらくイワシのようであると思われる、少しずつ潮の流れに応じて狙うポイントもかえ、ひたすら我慢の釣りが続く。今日は天気もよく風も弱く絶好の釣り日である。
ヒラスの大群到来
開始しから1時間が経ち、かなりまきエサは投入している。そろそろ時合いかなと思っていると、前面にヒラスの大群がわいてきた。物凄い数である。バシャバシャ、バシャバシャ、おそらくイワシの群れに食らいついている模様である。
急いで大群の中に仕掛けを投入した。掛かれ、掛かれと念ずるが、急に辺りは静かになり、ヒラスの大群が沖に移動してしまった。さすがに海のスプリンターは泳ぎが速い。おそらくイワシを全部食べたのか、ボイルのまきエサも食べたのか、よく分からないが、まったく残念である。
その後粘り強く竿を振るが時間だけが過ぎていく。徐々に暗くなり気温も下がってきたので、防寒着に着がえて、17時にヒラス釣りは終了。完全に暗くなる前に晩御飯にした。今日はランチジャーを持参し、温かいご飯を食べた。その後夜釣りのマダイ釣りの準備に掛かる。
日暮れ前にマダイ狙いの準備(提供:TSURINEWSライター山口義宏)マダイ狙いカゴ釣りに転戦
マダイ釣りのタックルは5号竿インナーロッド、リールは遠投スピニング5500番、ミチイトはナイロン12号、ハリスはフロロカーボン10号、ハリはマダイ釣り10号、それにマダイ天秤にマダイかご10号、ウキは12号ウキを使用し、ウキにはケミホタルをセットする。なお、ハリの上約20cmにルミコを付ける。色はマダイが好む緑色である。エサはヒラマサ釣りと同様。
釣り方
釣り方のポイントは潮の本流付近に投げるのであるが、潮の流れが速過ぎると魚がエサに反応できないので、適度な潮の流れのポイントがベストになる。また仕掛け投入後にかごの中のボイルをある程度拡散させるために、竿で仕掛けのシャクリを2度ほど行う。要はウキが着水してすぐにシャクリを行い、まきエサを狙いのタナ付近にパラパラと拡散させる。これでマダイがまきエサに反応して、付けエサに食らい付けば掛かる計算である。
ただしマダイがいなければ掛からないし、エサ取りが多ければマダイまで付けエサが行きつかない。後は運次第である。
満潮タイミングは不発
18時ごろからマダイ釣りを開始して約2時間経過したが、立ち位置から30m前後は潮の流れが悪く、どこに着水させてもウキが流れない。超遠投すると潮の流れが速すぎるので丁度いいポイントを探りながら仕掛けを投入する。これまた辛抱の釣りが続く。
2時間の間にネンブツダイが2匹釣れたが本命のアタリはない。今が丁度満潮なので完全に下げ潮になるのを待ち約30分休憩した。マダイ釣りは下げ潮に分があると誰から聞いたことがあるが、こういう時はなんでも信じたくなる。
漁船到来で釣り中断
気を取り直して20時30分ごろから再度釣りをスタートしたが、気が付くと遠い所から船がこちらに向かって来ている感じである。なんだろうと思っていたら、なんと大きいエンジン音を鳴らし漁船が目の前に来た。顔まで分かる近さである。
とにかく網を流しているのか一本釣りしてるのかよく分からないが、今まで仕掛けを投入した付近を行ったり来たりしてまったく釣りができない状況になった。それでも少し漁船が離れたら釣りをするものの、すぐさまその船は自分の目の前に戻って来る、その繰り返しが続く、もうダメなのかと諦めていたら、1時間程してどこかに行ってしまった。
待望のマダイ登場
再度21時30分過ぎから竿を本格的に振り始め、潮もいい感じで流れている。漁船も近かずく感じもなく、あたりも静かになり再度気合を入れ直した。
22時10分過ぎにユラユラ流れているウキがスッーと海中に消えた。よしきた!落着いてアワセを行いゆっくり竿を立てる、まあまあの引きである。あたりの感じはコンコンというマダイ特有の引きである。慎重に慎重に手前に引き寄せ、何度も締め込みもあったが無事にタモ入れし、久し振りにマダイを釣り上げた。サイズまあまあの45cmほどであった。
その後はアタリも無く24時ごろに寝ることにした。横になって直ぐに今度は蚊の攻撃である。すぐさま防虫ネットを頭に被り6時間ほど爆睡した。朝の6時過ぎに起きたがまだ辺りは暗い、日の出は6時45分である。ガスバーナーでお湯を沸かしコーヒーを飲んだ。その後寝床を片付けて釣りの準備にかかる。
磯泊まりの寝床(提供:TSURINEWSライター山口義宏)ヒラマサ狙いを再開
午前7時から本日のヒラス釣りを開始した。狙いのポイントに仕掛けを投入して粘り強く竿を振りつづけた。昨日よりは潮の流れはいい感じで、後はまいたエサにヒラスが枚挙してくるのを待つだけである。
その後遅めの朝ご飯でパンをかじり牛乳を飲み、ついでに栄養ドリンクで気合いを入れた。昨日同様我慢の釣りが続く。
大群到来も不発
そしてついに午前9時過ぎに前面にヒラスの大群が湧いた。丁度仕掛けを投入した後で絶妙のタイミングである。かなり身構えてアタリを待つ、待つ、待つ。しかしヒットはしない。3回ほどヒラスの大群が目の前にきたが、結局ヒラスは掛からない、そのかわりクロ一匹とイサキが一匹がヒラマサ釣りの仕掛けに掛かった。
午前11時過ぎに持参の4角のエサも終わり、ヒラマサ釣りは終了した。納竿時間の約45分前から余裕を持って後片付けをした。
最終釣果
予定の12時にESPERANZAが迎えにきて、12時30分に船着場に到着した。他に4人釣り客がいて、3人がフカセ釣りで1人はルアー客だった。フカセ釣りの人は手のひらから足裏サイズのクロがクーラー満タン、ルアー客はあいにくボウズだったらしい。私はマダイ1、クロ1、イサキ1、ネンブツダイ2だった。13時に自宅の福岡に向けて浜本釣りセンターを後にした。
反省点
今回反転かごの釣りではヒラマサはヒットしなかったが、反転かご一辺倒だとタナの上部狙いだけになるので、時々タナをかえるために底かご併用を行い、中層狙いもすれば釣果に繋がるかもしれないと感じた。
<山口義宏/TSURINEWSライター>
The post 1泊2日の沖磯カゴ釣りに挑戦 日中はヒラマサに夜はマダイを狙う first appeared on TSURINEWS.
















