アルデバランBFSを実際に使ってみた!インプレや辛口ユーザー評価を徹底チェック
2020年03月03日 07:00
抜粋

アルデバランBFSを実際に使ってみた!インプレや辛口ユーザー評価を徹底チェック
2016のニューモデルとして登場した、シマノのアルデバランBFS。
すでに4年以上の時間が経過して、多くのユーザーからさまざまな評価が寄せられています。
特にネット通販サイトのレビューには、シビアな言葉が並ぶことも。
発売と同時に、ノーマルギアの右巻きとXGの左巻きを購入し使ってきたので、その実釣インプレと絡めながら、ユーザー評価をチェックしてみましょう。
アルデバランBFSとは
アルデバランBFSとは、シマノが開発したロープロファイルタイプのベイトフィネスリールです。
ギア比は2種類、6.5対1のノーマルギアと、8.0対1のエキストラハイギアが用意されていますよ。
どれくらい使用感が異なるのか体感してみたかったので、どちらのギア比も手に入れて使ってみました。
ラインはフロロカーボンの10ポンドを30メートルほど巻いて、14メートル前後離れたカバーを撃っていくケースに多用しました。
高比重ワームのノーシンカーリグや5グラム前後のシャッド・フラットサイド系ヘビーシンキングミノー・クランクベイト・ポッパー辺りのルアーがメインだったでしょうか。
どれもキャストしやすく操りやすい印象で、その要因のひとつは、搭載されているスプールとそれを制御するブレーキシステムにあるとみています。
その名称は、FTB。
「えっ、BFSじゃないの?」
そうなんですよ、アルデバランBFSの分かりにくさの一端は、このネーミングセンスにあるのかもしれません。
スプールもブレーキシステムもシンプルで秀逸で使いやすいのに、アルファベット3文字が重なっちゃったせいで、なにやらカスミがかかったような感じになってしまいました。
これはもったいないでしょう、ユーザーに広く浸透してこその新技術なのに。
遠心ブレーキのシマノが、大英断でマグネットブレーキに手を伸ばした記念すべき第一号が、妙な空振り感を生んでいるのは、シマノユーザーとしては残念としかいいようがありません。
実際にキャストしてみると、ブレーキの掛かり具合に無理がなく、ルアーの着水がとても静かに決まります。
精度の高い制御がおこなわれている証拠で、その完成度の高さは群を抜いているといえるでしょう。
次期アルデバランBFSの登場は、2020年とウワサされていましたが、どうやら次年以降に持ち越しのようですから、次期モデルに搭載されるFTBは、ネーミングも含めて画期的なものであって欲しいと願わずにはいられません。
アルデバランBFSを購入したユーザーの評価を個別にチェック
それではアルデバランBFSのユーザー評価を、個別にピックアップしてみましょう。
結構辛口な表現もありますが、ネット通販サイトにアップされているままの状態で引用させていただきます。
軽くて使いやすいが
なんとも質感が無い。
所有欲も満たされないので、
カルカッタBFSの方が良いような気がします。
うわ、なんてストレートな評価なんでしょうか。
確かにアルデバランBFSの外観デザインは、好みが分かれるようです。
ロープロファイルで徹底した軽量化の末に行き着いたデザインだと考えるようにしていたのですが、そうは思えない人もおられるということですか。
リールのデサインほど難しいものはないでしょう。
なぜなら、アングラー個々によって手のひらのサイズや握力、ロッドに装着した状態でどの高さに持って行くかが、千差万別だからです。
正解はないはずなのに、より高い理想は求められるという・・なかなか厳しいところではあります。
色々見聞きしていた時、難しい(シビア)リールかと思いましたが、
実際にキャストしてみると案外ラフで使い易いリールでした。
マグネットは標準(6個)のままでダイアルは4~5でフィネスリグが問題無くフリップキャストで飛んでいます。
ダイワ(SS-AIR)はほんとにラフに扱えますがアルデバランはキャストミスを注意しないとバックラッシュに成ります。
注意点として、キャストを滑らかにする事。少しでも動きに変化(段差やスピード変化)が有るとバックラッシュが起こります。
流石にシマノさんだけあってマグネットでも後半の延びはダイワさんの比では有りません。
そうなんですよ、このリール、特にスプールとブレーキシステムは使いやすいのです。
弧を描いて飛んでいくルアーの、後半の伸びは特筆モノで、最初のころは想定しているより奥に入ってしまってビビってしまうことが何度か。
ブレーキダイヤルの4~5は、ひんぱんに使用するポジションになりました。
PE2号や8lbフロロカーボンを巻いてスモールを釣っておりますが
バックラッシュが起こりにくく気に入りました
流れのある岩場で主導権を取りたいからベイトフィネスを買ったのですがパワーも合格点です。
性能面では大満足なのですが
残念な欠点は「質感が超安っぽい」ところ
シェルがプラスティッキーでグレー単色。まったく色気が無い。
PEラインとの相性は、1号から2号までを試してみて、じゅうぶん操れるレベルでした。
ただし、スプール自体が薄作りなので、PE2号を巻いた状態で強めのフッキングをすると、歪みが発生しないか心配になります。
中古のアルデバランBFSを手に入れる機会でもあれば、ソルトのロックフィッシュゲームで試してみたいですね。
そしてまたもや外観に対して厳しい意見が・・。
次期モデルのデザインは、かなり注目されそうですね。
付属品のマグネットをつけないとエリアベイトフィネス級の重さでは使い物になりません。つけると最高の逸品になります。
始めのうちはマグネットブレーキを強めにして投げてください。そこからだんだん落としていきましょう。大体1.5gぐらいの重さは3.8~5の間で収まるようになります。そのぐらいになるとよく飛ぶのであとは自由にお使いください。
あとは魚が掛かった時のドラグ音が心地いいです。手で引っ張っても出ないぐらいにガチガチに締めるぐらいがちょうどいいです。普通にスピニング感覚で設定するとドラグはゆるゆるで使い物になりません。
アルデバランBFSのパッケージには、追加用のマグネットパーツが入っています。
試しに入れてみると、素晴らしく制御しやすくなります。
なぜ最初から入れておかないのか不思議なくらいですから、まだの人はぜひ試してください。
ドラグに関しては、きっちり締める派で間違いないでしょう。
扱いやすいリールです。
軽すぎるのが少し気になりますが気にしないようにしています。
そうなんです、びっくりするくらい軽過ぎるイメージです。
自重130グラムは、手首やヒジ・肩にかかる負担を軽減してくれますし、魚が伝えてくるさまざまな情報を的確にとらえられるようになります。
まるで自分の感度が上がったかのような錯覚は、結構心地いいものですね。
淡水・ソルトを問わずアルデバランBFSが活躍できる釣りシーンを見つけてみよう!
ベイトフィネスのアプローチが、今後どのように変わっていくかで、アルデバランBFSの次の形も定まっていくはずです。
果たして1グラム程度のウエイトのルアーを、ベイトリールでキャストする意味があるのかどうか。
太いラインが使えるのが、ベイトフィネスリールの最大メリットといわれていますが、実際はスプールのラインキャパのせいで、12ポンド以上のラインはほぼ使えない現状をどう解消していくのか等々、課題は山積みですよね。
でもそれらをひとつずつ確実に解消していけば、淡水・ソルトを問わずアルデバランBFSの活躍できる釣りシーンが数多く発生するはずです。
2021年に向けて、すでに試行錯誤が始まっていることを期待したいですね。






















