キーワードは「遠投」「浅ダナ」「一点集中」。島田細香さんが「がま磯スーパープレシード」の操作性を生かし、和歌山・安指の名礁・双子で良型口太グレ連発
2022年12月21日 19:00
抜粋

キーワードは「遠投」「浅ダナ」「一点集中」。島田細香さんが「がま磯スーパープレシード」の操作性を生かし、和歌山・安指の名礁・双子で良型口太グレ連発
【テレビ大阪系列・毎週土曜日午前7時放送「フィッシングDAYS」サイドストーリー第9話】 番組内で話題になったアイテムについて”深堀”するもう1つの「フィッシングDAYS」

「フィッシングDAYS」はテレビ大阪を中心に、テレビせとうち、TVQ九州放送、テレビ和歌山、高知放送で放送されている、がまかつ提供・テレビ大阪制作の釣り番組。
ハゼなどの極々小さい魚から、ルアーを使った大型魚釣りまでを、どうやったらより釣れるのかにこだわって制作。
また、釣れたときの釣り人の笑顔にもフォーカスし、釣りの楽しさも徹底的に追求している。

シーズン初期からグレが沸く。穴場的存在から現在は人気磯エリア、和歌山・安指
いよいよ磯のグレ釣りシーズン到来。
とはいえ、近年は高水温期でもあるシーズン初期。
グレよりも活性の高いエサ取りをいかにかわして、良型のグレを仕留めることができるか・・・。
今回の舞台は南紀・安指(あざし)の磯。
アングラーは、がまかつフィッシングキャスターの島田細香さんだ。
安指の周辺には、すさみや見老津、口和深など名だたる名ポイントが無数にあり、以前は穴場的な存在としてコアなファンが訪れていたが、ここ数年、シーズン初期には沸きグレが無数に見られ、その沸きグレが各磯やシモリに付きだすと、早期からかなりの好釣果が期待できるとあって、人気のエリアとなっているのも納得できる。
特徴としては全体に浅いエリアで、エサ取りも多いながら、シモリから出てくる良型グレを浮かせて釣ることができる。
特に磯から少し離れたシモリにはグレが数多く付いていて、マキエに反応し始めると入れ食いになることもしばしば・・・だ。
数釣りから大型口太グレ、尾長グレまで対応。操作性が光る「がま磯 スーパープレシード1.25号5.0m」
今回、安指磯での良型口太グレに照準を合わせて島田さんがチョイスした竿は「がま磯スーパープレシード」。
古くから磯釣りファンに支持されてきた「がま磯プレシード」の3代目に当たるのが「スーパープレシード」だ。
グレの強い引きに対して、粘りとトルクのある調子で定評がある「プレシード」だが、3代目もその流れを継承。
最大の特徴は、スムーズに曲がり込む調子でグレを怒らせることなくスムーズに浮かせることができる点。
さらに、いわゆる胴調子ではなく、がまかつが本調子と呼ぶ、張りを持たせた操作性の良さも追求した竿だ。
ラインアップとしてはチヌ狙いをメインとした0.2号から尾長グレを想定した2号までの7号数が揃っている。
当日、良型口太グレを想定して島田さんが使用したのは「がま磯スーパープレシード1.25号5.0m」。
紀伊半島の磯グレにおいては、オールマイティーに使える号数で、伝統的な曲がり込みの柔軟さにより、より細いラインでの勝負ができる。
もちろん、口太グレを想定した号数だが、紀伊半島周辺での釣りなら、尾長グレがヒットしても、十分に対応できる。
当日の舞台は名礁・双子。良型を狙うためのキーワードは「遠・浅・点」
前日まで南西寄りの風、ウネリが強かったという枯木灘エリアだが、前夜から強い北西風に変わって、ウネリを少し抑えてくれたため、磯渡しが可能になった次第。
ただし、当日の予報では昼頃から北西のカセが強くなり、撤収も視野に入れておかなければならない状況だ。
取材当日、船長と相談して上がったのは安指の名礁「双子」。
親と子からなり、潮が引いている時間帯には行き来ができる。
現状、「子」での釣果が良いとのこと。
そこで「親」に渡った後で、タックルやマキエを持ち「子」へと渡ることにした。
ポイントは周囲全体だが、ウネリの向きなどを考えて、地方向きに釣り座を構えた。
狙いは左手沖にあるシモリから出てくるグレだという。
親と子の間を抜ける海水の影響で、地方向きには大きなサラシが出ている。
近年の南紀に多い釣り方が浅ダナでの遠投釣法だが、ここ安指の磯は水深がない分、遠投での浅ダナ狙いが顕著に好釣果を上げるコツ・・・と島田さんが話す。
また、エサ取りの猛攻を避ける必要はあるものの、沖でグレが沸きだすとエサ取りは影を潜めてしまうので、まずはグレの活性を上げるべく、一点集中でマキエを集めてポイントを作るのが定番。
つまり今回、良型グレに出会うためのキーワードは「遠投」「浅ダナ」「一点集中」だ。
また、浅ダナに合わせての軽い仕掛けも必要だ。
マキエに群がるエサ取りは大小さまざま。時間経過とともに小型尾長グレから良型口太グレの姿が・・・
まずは島田さんが足元にマキエを打つと、海面が茶色くなるほどのエサ取りの群れ。
シラコダイにタカベ、フグ、さらには大型のフエフキダイらしき魚までが飛び出してくる。
スタート時の仕掛けは0号ウキに、ハリスは1.5号を1.5ヒロ。
オモリなしで鈎には「G-HARD・V2・セレクトグレ」の5号をチョイス。
この鈎は号数によりターゲットとなるグレの種類をある程度設定してあり、狙うサイズ、種類により鈎の号数目安とできる。
ちなみに4、5号は口太グレ、6号は口太と尾長が混在する状況、7、8号は尾長グレをメインとした想定だ。
足元にエサ取り固定用のマキエを入れつつ、徐々に沖を攻める島田さん。
スタート時からしばらくは、エサ取りだらけだった足元にも、時間経過とともに、エサ取りの下で小型ながらグレが見えだした。
と、少しポイントを変えて、大きなサラシの際を流していた島田さんのウキが勢いよく海中へ。
エサ取りや木っ端グレではない引きが「スーパープレシード」のしなやかな曲がりから読み取れる。
足元での突っ込みを竿の曲がり込みで溜めて、そのまま浮かせたのは30cmほどの尾長グレだった。
まずは本命の一角をゲットしたが、気まぐれなこの時期の尾長グレだけに、同じパターンで釣っても後が続かない。
狙いはあくまでも、沖のシモリから群れで沸いてくるであろう良型口太グレなのだ。

がまかつ(Gamakatsu) バラ G-HARD V2 セレクトグレ 68733#5
女性アングラーでも安心。「がま磯スーパープレシード1.25号5.0m」で良型グレも難なく浮かせて取り込み
予報通り、北西の風が強くなり、釣り辛くなってきた昼頃。
マキエと仕掛け投入のタイミングを変えながら、一点集中で攻めていた島田さんの竿が大きく曲がった。
エサ取りが多い中で、沸き上がってくるグレを狙うために、ハリスを1.5ヒロから1ヒロ強へと短くし、短いタイミングでの勝負に出たのが正解だったようだ。
重量感に対してしっかりと曲げ込むようにやり取りするのが、この「スーパープレシード」でのやり取りのコツ。
しっかりと曲げ込むことで、竿が自動的に魚を寄せ、浮かせてくれるようなイメージ。
真っ向勝負というよりは、柔軟にソフトに魚を怒らせることなく、魚にしてみれば「いつの間にか水面にいた」という感じなのだろうか。
浮かせたのは35cm前後の口太グレ。
いよいよ本命サイズの登場だ。
ここからやはり遠投、浅ダナ、一点集中で口太グレのパターンが成立し、35~38㎝の口太グレが連発した。
一見簡単にパターンが成立したように感じられるが、実はこの組み立てが成立するには、やはり当日使用した「スーパープレシード」による正確な仕掛け投入ができる操作性、そして、やり取り時だけではない柔軟な調子による遠投性能が必要だと実感した。
●交通:大阪方面からは阪和道のすさみ南ICで下り、国道42号を南下。和深を過ぎて安指漁港へ。
●問い合わせ:初田渡船(TEL:090・5257・3797)
「フィッシングDAYS」YouTube版はこちら
浅・遠・点を釣れ 南紀安指の口太グレ攻略法
(文・写真/松村計吾)












