お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用を

2023年01月01日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

深場釣り。そのハードルの高さは何といっても「高額な道具」が一番の原因といっても過言ではありません。しかし、知恵を絞れば意外と削減が可能かも。深場釣りにおけるコストカット術を3つのカテゴリーに分けて書いていきます。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用を

深場釣りの醍醐味

一言でいうと「ワクワクドキドキ」。深場釣りのターゲットは、普段近所のスーパーでまずお目にかかることのない高級魚ばかり。そして時には見たこともない魚が釣れてしまうことも。1本のPEラインから伝わる遥か深海の底からの反応は、夢とロマンでいっぱい。って、言葉で伝えることはなかなか難しいので、これまで筆者が釣った高級魚の一部を紹介!

・キンメダイ(水深200~400m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をキンメダイ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

・アコウダイ(水深400~500m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をアコウダイ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

・マダラ(水深200~300m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をマダラ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

・キンキ(水深300~400m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をキンキ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

・アブラボウズ(水深300~700m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をアブラボウズ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

・ムネダラ(水深900~1000m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をムネダラ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

・ベニアコウ(水深900~1000m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をベニアコウ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

・その他 オニヒゲ、イバラヒゲ2匹、ホラアナゴ(水深900~1000m)

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をオニヒゲ、イバラヒゲ2匹、ホラアナゴ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

大型魚が多い

写真と釣れた水深をざっと紹介させていただきましたが、いずれも高級魚であるということに加え、大型の魚が多いことも大きな特徴。というワケで、深場釣りってゲーム性は低いものの、大物釣りとしての醍醐味は満点!

キンキ釣りは、本命として考えれば小型なのですが、ゲストにメヌケやマダラ、アブラボウズ、更にはミズダコや巨大なタカアシガニも混じる(特に朝イチの1投目!)、大型ゲストの五目要素がかなり高い釣り物。最後の最後で一発大逆転、なんていうドラマチックな演出も、深場釣りでは意外と多い一コマなんです。

ゲストが独特

また、ゲストとして釣れる魚も異色で、特にイバラヒゲやオニヒゲ等のソコダラの仲間は、過酷な暗黒の世界で生き抜いてきた進化の賜物、といった風貌。一見、不味そうなので海鳥のエサにしてしまう釣り人も多いのですが、顔が大きい分、身の歩留まりが悪い点をのぞけば、意外と美味。特に鼻?がとんがっているオニヒゲは、ソコダラの中でも抜群の美味さ。筆者は刺身が美味しいとされる「夏のマダラ」に全く引けを取らないとさえ思っています。

逆によく「怪獣」と呼ばれるムネダラは、立派で濃厚な肝が入っているものの、身については水分量が多く、ゼリーみたいにぐにゃぐにゃしていて、はっきり言って不味い魚。仕方がないので、失敗がほぼないとされる、必殺「揚げ物」にしてみたら、バチバチ油が飛び散って危険なことこの上なく、更に……やっぱり不味い。残念ながらこの魚、身だけでいえば点数は0点。

また、口裂け女のような顔を持つ、見た目がダントツにグロいホラアナゴについては、「脂ののったマアナゴ」といった食味。アブラボウズの特エサであることも加え、筆者の中では「嬉しいゲスト」として認定しています。

ちょっと話が横道にそれてしまいましたが……よくも悪くも、こういった多彩で個性あふれるゲスト達が釣れるのも深海釣りの大きな魅力。これから紹介せていただく「コストカット術」を参考に、是非挑戦してほしいと思います。

コストカット術:タックル編

正にこれが深場釣りにおけるハードルの高さの象徴といっていいでしょう。道具を新品で揃えると、サラリーマンの給料1~2ヶ月分が一気に吹き飛んでしまうという、恐ろしい事実が待ち受けています。

特に高額なのがリール。深場釣りで使用するリールは、もはや産業機械のウインチと呼んだ方がいいくらいの代物。値段は安いものでも糸付きで20万円位。上位クラスになると30万以上。もう恐ろしすぎて、新品購入は家族会議の議題にもあげられませんでした。

ライトタックルの活用

釣りをやっているとよく耳にするライトタックル。LTアジ、LTヒラメ等、近年は道具の進化とともに多くの船で利用されるようになってきました。深場釣りについても例外ではなく、まだまだ数は少ないのですが、一部の船宿で針数を少なくすることでOKとしてくれる船宿もあります。

このLTが特に進んでいる相模湾では、レンタルタックルも充実している船宿も多く、私もここで船長の手ほどきを受け、やがてベニアコウの住む千尋の谷へと落ちていきました。

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用を小坪・太郎丸のレンタルタックル(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

2016年当時、小坪の太郎丸で使用していたレンタルタックルは青物ワンピースロッドにコマンド4という組み合わせ。コマンド4は、PE8号800m巻きというLT深場用として当時ベストセラーであったリール。販売価格も4万円前後で、レバードラグ式であることから、本格深場入門用として最適でした。

残念ながら2022年現在は廃番になっていますが、筆者は廃番になる寸前に、メーカーにオーバーホールを依頼し、今でも相模湾でのキンメ釣りや、マダラ釣り、オキメバル釣り等にてバリバリの現役として使っています。今では新しいラインナップとしてコマンド5があり、10万円前後で購入が可能。この他、ダイワの1000番台、シマノの9000番台がLT深場用としてラインナップされています。

竿に関しては、バットの短い深場専用であればもちろん間違いないのですが、相模湾のキンメ狙いであれば、オモリ250号が背負える、ややオモリ負けする位の青物ロッド(オモリ負荷150~200号)やイカ竿等でも十分釣りは可能。ただし、外房等でアコウを狙う場合は、リールはコマンド4番クラス(針数6以下)で良いとしても、オモリは500号を使うので、それが背負える専用竿が必要となります。

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をバットが短い深場専用竿(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

中古品の活用

程度のランクにもよるので100%オススメ、とはいかないのですが、最近の電動リールは意外と頑丈なので、筆者の結論としては、選択肢として大いにアリ。できれば廃番になっていないモデルを購入し、オーバーホールに出しておけば尚可。私のコマンド4は正にこのパターンで、今尚相棒として役立っています。

コストカット術・仕掛け編

以前はキンメやアコウの仕掛けなんて、大型釣具店でもほとんど見かけなかったのですが、最近はよく見かけるようになってきました。しかし、値段はそこそこしてしまいます。仕掛けは消耗品であることを考えると、できればここでもコスト削減を考えたいところ。

そうなると、手っ取り早い方法は自作。特に深場の釣りは100%置き竿の釣りで、工夫する最大のポイントは仕掛けとエサ。実は、深場釣り、着底とアタリさえわかれば、他よりも腕をあまり必要としない釣りなんです(船長との相性は重要!)。というワケでして、仕掛けはコスト削減含め、是非こだわってみたいところ。

掛け枠で作る

掛け枠(治具)で仕掛けを作るって、なかなかハードルが高いかも、って思ってしまうかもしれませんが、慣れると意外と簡単。逆に「これ、よくできてるな」って感心してしまいます。

因みにキンメやアコウ釣りで使う掛け枠は木の部分が50cm、針を掛ける金具の間隔が45cm、糸を巻く金具の間隔が35cmのものが大半。キンメやアコウの仕掛けは大抵ハリス60~70cm、幹間隔140cm。掛け枠を使えば、親子サルカンの位置さえ決めるだけで、定規なしで仕掛けが作れてしまうという優れものです。

糸の結び方も「深海結び」と「外掛け結び」の2点を覚えるだけでOK。

掛け枠は一度買ってしまえば何度も使えるので、投入回数分+α準備しておくといいでしょう。因みに筆者はヤフオクにて格安で購入しました。

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用を掛け枠で作成(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

大量購入と再利用

部品代を抑えるためには糸は長いもの、親子サルカンや針は大量買いが基本。特に糸はカセ巻きのものを購入すると大きくコストを抑えることが可能です。しかし、ほどくとグシャグシャになってしまうので、手芸店で売っている「かせくり機」が必要になります。私は購入しましましたが、中には自作する方も。更なるコストカット術としてご参考まで。

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をかせくり機(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

釣りを終えてぐしゃぐしゃになってしまった仕掛け。面倒くさくなって、つい捨ててしまいたくなりますが、ここで再利用をあきらめてはいけません。100%再生は困難かもしれませんが、深場の仕掛けは大抵太い糸を使っていることから絡みづらく、ハリスさえ切ってしまえば、サルカンで繋がった幹糸は高確率で再生が可能。

オマツリしてしまってどうしようもない時は、サルカンのみを再利用。ハリスもモノによっては次回の予備としての再利用。どちらにしても、持ち帰ったらすぐに水道水で洗って乾かしましょう。

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用をサルカン類を再利用(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

コストカット術・その他

どんな釣りにも言えることなのですが、あると便利なものが多々存在します。深場釣りにおいてあると便利なもの、というより、ないと困るものといえば磁石板。船縁に仕掛けを並べ、オモリを前方に投げ入れる投入方式ならもちろん、掛け枠投入の後、仕掛けを再び掛け枠に巻く際にはこれがないと相当不便です。しかし、買うと1~2万円位し、ワリと高価な代物。ならば自作!

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用を自作の磁石板(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

ホームセンターで板と腐食防止用ペンキと金属対応接着剤を購入し、ネットで強力なネオジウム磁石を購入。因みに板は廃材コーナーで20円。こういう「見切り品コーナー」も見逃しません。ネオジウム磁石が直径10であったので、そのサイズの電動ドリルで厚み分+αの穴をあけていき、ペンキで色を塗り、磁石をはめ込むだけ。穴をあける工程はちょっと特殊なので、ホームセンターに設置されている有料の工作室(ないホームセンターもあり)を活用してもいいでしょう。

またちょっと高度な技ですが、溶接(アルゴン溶接)ができれば、これまた高価な消耗品の糸よりリングや中オモリ等の自作も可能。

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用を自作リング(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

更には、奥様がミシン使えれば(自分でもよいのですが)、かさばる道具入れなども作ってもらうという裏技も。我が家では子供が幼稚園に入る際、手提げ袋や巾着袋作っていた際にお願いし、掛け枠入れ50cm用と65cm用を「ついで」にて作ってもらいました。

お金がかかる釣り代表【深場釣り】の節約法 仕掛け小物類は大量購入&再利用を妻が作ってくれた掛け枠入れ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

掛け枠入れについては…コストカットどころか、実は後で結構高くいてしまいました(笑)

<尾崎大祐/TSURINEWSライター>

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