『プラッギング』メバルゲーム表層攻略法4選 釣れない時間にも有効
2020年03月06日 11:30
抜粋
異常な暖冬が続く今シーズン。海藻の生育も遅れ気味で、例年通りのパターンが通用しない。それでもプラッギングによる攻略で安定した釣果がみられている。そこで今回は、プラグを用いたメバルゲームの楽しさとこれから迎えるハイシーズンに向けて、特に有効な表層攻略について紹介できたらと思う。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)


『プラッギング』メバルゲームタックル
オススメタックル(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)ロッド
メバル、アジ用のライトゲームロッドで、長さについては6~7ft半前後。ファーストからレギュラーファーストなテーパーなものがオススメだ。先端部がソリッドティップとチューブラで好みは分かれるものの、プラグを積極的に動かすため、収束が早い張りのあるものが望ましい。
ファーストからレギュラーファーストがオススメ(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)リール
2000番クラスの軽量小型スピニングリールで、低負荷時のドラグ性能に優れたもの。片手での操作も多いため、不要な巻き取りを防ぐためにもダブルハンドル仕様にカスタムするのもオススメだ。
ライン
風や潮の影響を最小限に抑えるためにも、0.2~0.3号クラスのPEラインを推奨。リーダーについては、根ズレに強いフロロカーボン素材の1~1.5号をクインテッドノットで接続している。
プラグ
オススメプラグ(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)メバル専用プラグはもちろん、バス・トラウト用の各種小型プラグも流用可能だ。比較的市販時に太軸すぎるフックが搭載されているものが多いので、釣行前に細軸なものに交換しておくことを推奨する。主に表層(水面~水面下60cmほど)を攻略することが多いため、極端に沈みが速いものよりは、最初はフローティング~スローシンキングまでのタイプを各種そろえるといいと思う。
狙うポイントと釣り方
メバルプラッキング(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)堤防や小磯、サーフなど、メバルの釣果実積があるポイントなら、どこでも可能だ。日没前後からメバルが浮きだすことから、ナイトゲームがプラッキングでは中心となる。
アミや遊泳力のない稚魚などのプランクトンがメインベイトとなるので、常夜灯や風表側や潮目など、それらのベイトがたまりやすいエリアが攻略しやすい。
基本としてはシンキングペンシルなどで、ポイントの表層をスピーディーにサーチし、潮の変化と魚のポジションを把握した後に、ミノーやトップウォーターなどに変更して、バイトを増やしていくのが定石である。
初春~春の表層攻略キホン
スポーニング個体(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)年末年始にスポーニング(産卵行動)を終えたメバルの体力が回復しだすこれからが、春告魚とも呼ばれるメバルのハイシーズンとなる。特に2月以降は、表層付近に多種多様な大量のプランクトンがわくため、メバルも活発に表層付近で捕食行動を取り、ライズしていることもある。
さらに河口や港湾部には、ハクや稚アユ、バチ(ゴカイ類)も見られるので、思わぬ大型プラグでもヒットしてくる。フローティングタイプ(トッププラグ)などで、ベイトが漂うレンジに長時間ルアーをとどめておけるので、効率よくバイトに持ち込めることから、「意外と簡単」に釣れてしまうこともしばしば。
アタリがないとついついレンジを下げてしまいがちだが、シーバスや根魚などの外道率が上がるばかりか、メバルのいるレンジまでルアーを入れることで過剰なプレッシャーがかかってしまい、結果的にスレを加速させてしまうので、「あくまでメバルより上」を意識して攻略していただきたい。
『プラッギング』表層攻略法4選
メバル(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)1.タダ巻き以外のアクション
稚アユやハク、小イワシなどの遊泳力あるベイトが追われている状況下では有効なタダ巻き。しかしながら、主に表層付近のベイトを食い上げて捕食するメバルには追いつけずに、バイトしてこないこともしばしばだ。そこで潮の変化やストラクチャーの際、明暗部などでアクションをかけてその後のポーズが有効となる。
サスペンドやスローシンキングタイプで漂わせるのか、フローティングタイプで浮上させるのかを試すことで、メジャーポイントやタダ巻きアクションで釣りきった後でも魚をひねり出せるのでぜひ試していただきたい。
2.プラグの波動を使い分ける
プラグを使い分けよう(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)メバル用のミノープラグといっても、サイズやボリューム、アクションさせたときの波動の強さはさまざまだ。状況によって強波動がいいときと弱波動がいいときが、メバルの場合ははっきりと分かれることが多い。そのため、アタリがないときは多種多様なプラグ、アクションを表層で試していただきたい。
3.トップウォータープラグ
どんなルアーゲームでもそうであるが、トップウォーター=高活性と思われがちだ。しかしながら他の魚に比べて視力のいいメバルにおいては、水面の銀幕効果を用いてだましやすいルアーだと私は感じている。ベイトを追ってライズしているときはもちろん、ライズはなくとも表層のミノーではバイトがあるのに乗らないときなどは試していただきたい。
またハイフロートタイプのミノーを、水面で潜らせては浮上&ポーズさせる誘いも、ポッパーやペンシルで出ないときに炸裂するのでオススメである。
4.ソリッド&マッド系カラー
いろんなアクションを試そう(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)クリアカラーが市販品のラインナップに多いメバル用のプラグ。クリア系は確かに高い実積を残しているのは間違いないが、満月周りの大潮や澄み潮、明るい常夜灯周辺ではこのクリア系が効かないこともよくある。そんなときは、思いきってソリッド系(ベタ塗りの白や黒)あるはマット系(つや消しクリアも可)を使ってみていただきたい。
水中が明るければ明るいほど、同じルアーでも色による差が明確に出ることがよくあるので、自信のあるプラグは2色前後持っているとあらゆるシチュエーションに対応できる。
『プラッギング』メバルゲームの魅力
メバルプラッギングを楽しもう(提供:週刊つりニュース中部版 大宮好騎)私が普段釣行している伊勢湾奥のベイエリアはもちろん、最近では日本海側でも高実積をたたき出しているメバルプラッギング。海域によって有効なプラグやアクションに違いはあるものの、積極的にアクションをかけて誘い出すスタイルは、メバルが捕食体制に入っていない時間帯=釣れないとされる時間帯でも魚を引き出せることから、まだまだ可能性のあるゲームであると感じている。
一般的にはワームなどのソフトベイトほどお手軽感がないため、敷居が高いイメージがあるかもしれないが、決してそんなことはない。前述したが、意外に簡単に釣れてしまうこともよくあり、水面に飛び出しながらルアーを襲うメバルを一度見れば、やみつきになること間違いなし。 まだプラッギングでのメバルゲームを経験したことがない人は、今春のメバルゲームはぜひともこの記事を機会に、楽しんでいただければと思う。
<週刊つりニュース中部版 大宮好騎/TSURINEWS編>















