波戸フカセ釣りで43cm頭にチヌ2尾キャッチ【福岡・苅田港】 反転流狙いが的中
2023年01月18日 11:00
抜粋
12月15日、今回の釣り場は11月にブリが釣れて話題になった福岡・京都郡・苅田港北海岸にあるバイオ発電所前でのチヌフカセ釣りだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘)


福岡・苅田でフカセ釣り
この釣り場、まだ東側が工事中のため立ち入りが禁止されている場所があるのでくれぐれも立ち入らないこと。釣り場は岸壁なので足場はよく、車着け可能な釣り場だ。重い荷物を運ぶ重労働もない。
今回は北海岸西側の一番角の手すりはしご横に釣座を構えた。理由はテトラが入っているから。冬場のこの時期、特に12月から2月まではチヌが越冬できる場所(テトラや捨て石、藻場周辺)が釣れるポイントとなる。また、近くに発電所の水門がり、発電所から冷却に使った海水よりも温かい水が流れてくる。そのため周辺の水温より高めになるというわけだ。
タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘)まきエサは、ここは潮流れが緩いためチヌパワームギスペシャル3.5kgにオキアミ生Lの8分の1角を小さく砕いたものを混ぜる(オキアミは必ず8分の1角以上入れること)。まきエサは麦や大粒コーンが多く入っているためチヌの視覚に強烈にアピールする。
ポイント概況図(作図:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘)仕掛けは、ここでは満潮時に水深が約8mに達するため高感度棒ウキの半遊動仕掛けとした。ウキは内海チヌEV1号、遠投水中スリムマイナス1号、ハリス1.25号を2ヒロ、ハリスの中間点にはガン玉G2を打ち、ハリはチヌバリ2号を使用した。エサはオキアミ生Lの尾をハサミで切り、オリゴ糖とみりん、酒カス、赤ワインを別々の容器に入れて3回ずつスプレーしたものを使用した。
ポイントの釣り方
ここでこの場所での釣り方を説明しよう。釣座は水門の左側(手すりのはしごの左側)。これは水門から流れでる海水と潮の満ち引きによって発生する反転流が合流する場所(潮流れがたるむところ)が、この釣座の正面なのだ。この時期のチヌは動きが鈍いため潮流れの速い(水門から出る海水)本流で釣るよりも、反転流と合流する場所で釣ることが大切だ。
ポイント詳細図(作図:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘)釣座が決まれば次は仕掛け作り。釣り始める前に正確にタナ取りをする。私は正確なタナ取りを行ってからウキ下を30cm深くするように決めている。海底はフラットではないからだ。次はまきエサの打ち方だ。潮流れがたるむ場所を見つけたら釣り始める前に、その場所にまきエサを十分打って、海底にまきエサを集め、チヌを寄せてから釣り始める。次に大切なのはまきエサとつけエサを同調させること。チヌのポイントは潮流れが緩いので、比較的容易だと思う。
スナメリ登場に苦戦
ここは満潮から下げ潮時にアタリが集中するため当日は午後3時から5時までの時間帯となるため釣り場に正午ごろに到着した。まきエサをポイントに打ち、仕掛けを作る。満潮まで時間があるので昼食をとり、午後1時から釣り開始。しかし、期待とは裏腹に、スナメリが3頭も現れ、盛んにエサを食べ、前方にも何度もやってくる始末。2時間以上経過したがアタリなし、つけエサもずっとハリについたままだ。
辛抱して釣っていると太陽が西に傾き、岸壁の影がポイント近くにできた3時ごろ、つけエサのオキアミの頭部だけが食いちぎられるようになってきた。やっとチヌが釣れる時合いがきたようだ。
潮目を狙い43cmチヌゲット
本流と反転流が合流し、潮流れのたるんでいる場所に投入。周辺にまきエサを大量に打ち込む。ウキのトップがスーッと視界から消えていった。一瞬の出来事だったので何回も周辺を見渡してウキを探すがどこにもない。3つ数えてイトフケを取って軽く手首でアワセを入れるとサオは根元から大きくひん曲がる。
足場がよい釣り場(提供:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘)ずっしりとした重量感ある引きはまさしく良型のチヌだ。そのためなかなか近くに寄ってこない。何度か強烈な締め込みに耐えて海面まで浮かせるとギラリと輝いた。久しぶりにデカいチヌだ。慎重に寄せ、一気にタモですくう。急いで検寸すると、いきなり43cmのチヌだった。その後、33cmを釣り上げ、この日は2尾釣れたので納竿とし、ゴミを拾って家路に就いた。
最後に、釣行時は必ず救命胴衣を着用すること、工事中の場所には絶対に立ち入らないこと。
<週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘/TSURINEWS編>












