サビキ釣りのコマセをお得に準備する方法3選 【ネット購入・代用品活用・自作】
2023年02月10日 16:30
抜粋
ヒタヒタと忍び寄る物価高の足音が釣り人達にも聞こえ始めています。竿やリールはメンテをきちんと行えば長く使えますが、そうはいかないのがエサ代。足繁く釣り場に通う人ほどお財布に堪えますよね。今回は、お財布に優しい釣りがモットーの筆者が実践する釣りエサの節約方法(サビキ釣り編)を紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターこずろふ)
サビキ釣りのエサについて
まずは、サビキ釣りの際に用いるエサについて確認したいと思います。
コマセ
まず、サビキ釣りで必須のエサと言えば、コマセ。主にアミエビやイワシのミンチが使われていますが、地域や国産か否かでも異なるものの、概ね1ブロック(16切)500円程度だと思います。
集魚材
続いて、陸っぱりからのコマセ釣りの場合、コマセに集魚材を混ぜることが多いですよね。集魚材は、集魚効果のほか、沈降速度を遅くしたり(魚をその場にとどめておく)、ドロドロのコマセをまとめて使いやすくしたり、嵩増しのために用いられています。
付けエサ
最後に付けエサです。サビキ釣りの場合、通常疑似エサの「サビキ」を使いますが、投げサビキで釣果アップを狙ったりする場合やカゴ釣りの際に使用します。よく使われるものとしては、オキアミ、イカ短、魚の切り身があります。それでは、具体的にサビキ釣りのエサをお得に購入する方法を紹介していきましょう。
1.ネットで購入
冷凍アミエビは、実店舗だと500円前後ですが、ネットではなんと300円以下も!ただし、自宅で保管するためには冷凍庫の片隅を拝借する必要がありますので、ご家族の理解を得る必要があります(実はこれが一番難しい?)。
ちなみに、筆者は、食材の「まとめ買い」のためと称して冷凍庫(66L)を購入して使用しています。マイ冷凍庫があるといつでも釣りに行けるようになるので大変便利ですよ!
2.代用品を使用
サビキ釣りの際に「アジパワー」などの集魚材をアミエビに混ぜて使用している方は多いと思いますが、この集魚材の代用品として「パン粉」や「米ぬか」があります(ミックスしてもどちらか一方でも可)。
なお、アミエビと米ぬか(パン粉)の割合は、バケツに入れて柄杓で撒くのであれば、1対1でもいいですが、カゴに入れる場合には、出が悪くなるため7対3程度にとどめておくといいです。
パン粉
激安スーパーでは1袋(330g)100円以下で購入できます。
米ぬか
精米所でならタダでもらうことができますので、筆者のおススメです。
3.自作する
最後は自作です。手間と労力はかかりますが、コスパのよさはもちろん、自分で作ったエサで釣り上げたときの達成感はひとしおですよ!
イワシのミンチ
皆さんは、イワシがたくさん釣れ過ぎて処理に困ったことはありませんか?イワシはそのままでもブッコミ釣りのいいエサにもなりますが、大量に釣れたときは、ストックしておいてフードプロセッサでイワシのミンチにすると上物のコマセになります。ジップロックに入れて長期保存しておくこともできますし、量が少ない場合でも、アミエビと混ぜて使用することで抜群の集魚効果を発揮してくれますよ!
ただ1点難点を挙げると、「滅茶苦茶臭い」です(笑)必ずパン粉や米ぬかを混ぜて汁気を吸わせてから使用してくださいね。
イカ短
イカの短冊、通称「イカ短」(食紅で染めたものは「アカ短」とも)。沖釣りなどでも船宿の定番の常備エサですね。スルメイカ一杯で軽く10回以上の釣行に必要な量が確保できますし、オキアミやアミエビと比べてエサ持ちが抜群にいいです。以下に参考までに筆者がアジ釣りの際に作っているイカ短のレシピ(!)を紹介しておきます。
【作り方】
・スーパーで半額になった刺身用スルメイカを購入する。
・ゲソ、エンペラを取り外す。
・胴とエンペラを長さ1.5cm、幅3~4mm程度にカット(ゲソは使用しないので美味しくいただきます)。
・食紅、うま味調味料をまぶす(なくても構いません)。
・冷凍して保存
最後に
いかがでしたでしょうか。釣りエサは釣具屋で購入するという固定観念を持っている方も多いと思います。しかし、工夫次第でお得に代用できるものは多くあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
今回の記事を書いていて、筆者自身もあまり意識していませんでしたが、購入したエサと自作・代用エサで釣果を比べてみるというのも面白そうですね。機会があったら検証結果を報告させていただきたいと思います。それでは、また次回の記事で!
<こずろふ/TSURINEWSライター>
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