東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】

2023年02月12日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

年明けからずっと好調をキープしている観音崎沖のタチウオ。1月17日(火)、東京湾金沢八景(漁港内)の忠彦丸から出船し、天ビンでの釣りを楽しんだ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】

忠彦丸でタチウオ釣り

この日も釣況はよく、終始アタリが出た。私は124cmを頭に6割がメーター超えで、34尾をゲット。船全体では9~37尾。ていねいなエサ付けと、小さな前アタリを感じとったあとで違和感なくエサを追わせ、口元にフッキングするまで持ち込むことが大切。

そのためには、手元の誘い動作にとらわれるのではなく、常にミチイトからハリス先までの最適な”張り”と”ラインテンション”を保ち続けることが重要だ。その観点から、私が20年以上前からタチウオ釣りで行なっている「電動微速巻き付加釣法」に触れつつ、実釣の模様をレポートしたい。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】出船前のレクチャー(提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

ここ数年爆発的な人気となったタチウオテンヤ釣り。テンヤ釣りは大型を掛けやすく、私自身も好きな釣法だ。前アタリが出てからていねいにエサを追わせ、しっかりと口元にフッキングさせる釣り方は奥深く、そして趣がある。

出船前、天ビンタチウオのカリスマ・安田船長からエサの付け方、誘い方、ハリ掛かりのさせ方などのレクチャーを全員が受け、7時半に出船。遊漁船が多数ひしめく観音崎沖に8時前に到着。

エサ付けにこだわる

大型が多い今の時期は、ケン付きタチウオバリ2/0または3/0を使用。ハリスは7~8号2m、あるいは先ハリス10号10cmをハリス4~5号2mに電車結び、またはチチワ結びで連結するテーパー仕掛けを船長は奨励する。このテーパー仕掛けは、鋭い牙からハリス先端を守り、幹の細ハリスで潮の抵抗を抑えることでアタリも出やすく、仕留める確率がアップする。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】タックル図(作図:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

私が天ビンタチウオで釣果を伸ばすうえで大切にしていることは、誘い云々以前に、正しいエサの付け方。それは「センターをずらさずまっすぐ付ける」という月並みなことでなく、「ハリのケンにしっかりエサを留める」ということ。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】エサ付け(提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

そして、ケンのあるハリのチモト部分が短冊の身の中を通ってケンが皮に刺さり、エサを引っ張ってもズレないこと。タチウオは上に逃げるエサを繰り返しついばむように追ってくるので、容易にエサがズレて外れてしまうと、前アタリが出てもほとんどフッキングしない。

小さなアタリを感じとる

安田船長は「48mから上5~6m」といった具合に、群れの感度の上限から5~6m上を探るように指示する。群れの中に天ビンを降ろしてしまうと、警戒してタチウオが沈んでしまうことがその理由だ。

誘い方は、指示ダナまで天ビンを降ろしたら、1~2mイトを巻いてミチイト・ハリスを張る。穂先を上げるというよりも、穂先を海面に向けたロッドの穂持ちを前方に押し出すようにしてエサを動かし、数秒ステイ。穂先を下げて元に戻すときにイトフケをつくらないように、リールを8分の1~4分の1回転ほど巻く。この操作を繰り返すことで、小魚が上方に逃げ泳ぐように演出できるのだ。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】観音崎沖の様子(提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

タチウオの活性が高いときは誘いのピッチを速め、低いときはピッチを遅めたり、ときに同じタナでエサがゆらゆら漂うような誘いが効果的になることもある。

釣りの最中は、ロッドやリールのハンドル操作に目を奪われがちだが、大切なことは小さなアタリを感じとれるかどうか。釣り人の誘いを見ると、けっこうさまざまなパターンでアタリを出している。

イトは常に張っておく

小さなアタリを感じとるには、タチウオがエサにコンタクトしてきた瞬間にミチイトが張っていることが必要。コンタクトの瞬間、イトが弛んでいたら、すなわちイトフケがあると、優れたタックルを手持ちで使用していてもアタリは伝わらない。近年、「ノンストップバイブレーション」という激しく穂先を震わせ続ける釣法が広まっているが、これも闇雲にテンヤを動かすのではなく、ミチイトを張りながら揺らすことが、小さなアタリを感じとるためのポイントだ。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】忠彦丸でキャッチしたタチウオ(提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

その際は、潮や風、船の横方向の動きだけでなく、揺れによる船の上下の動きを把握しながら、ロッドとリーリング操作でミチイトの張りを保ちながらアタリを感じとれること。そして前アタリ後も、アタリを保ちながらフッキングに持ち込むまでの間、さらにフッキングの瞬間もイトが張っていなければならない。

デッドスロー電動微速巻き

その観点から私がタチウオ釣りで20年以上前から行なっているのは、手持ち・置き竿、テンヤ・天ビン、定点の釣り・誘い上げの釣りに関係なく、常に同速度のデッドスロー電動微速巻きを付加しながら釣る方法である。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】当日のタックル(提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

これは、仕掛けを巻き上げて上にタナを探るためではない。船の動きやエサをくわえて浮き上がるタチウオの動きでイトフケができそうになる瞬間でも、電動微速巻きが常に付加されていることで最適なラインテンションが保たれる。その結果、アタリを感じとり、その後のフッキングに確実に持ち込むことが狙いなのだ。

巻き上げ速度は、ダイワのリールならば3~6といった程度。状況にマッチした速度が見つかるとアタリが格段にわかりやすくなり、その後のエサ追わせ、フッキングも確実になってくる。

ドラゴンサイズ頭に34尾キャッチ

釣行当日は「5」の微速巻きを付加しつつ、活性の高い朝方はロッドとリールハンドルの動きで誘い上げる釣り方。少しエサを追ってこなくなった中盤からは手持ち、あるいは置き竿にした。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】軽量タックルでやりとり(提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

ロッドを積極的に動かさなくても、「5」の電動微速巻き上げだけでアタリが出て、またアタリが出てからもそれを続けることでハリが口元に掛かり、頃合いを見てゆっくり穂先を持ち上げることで確実にフッキングさせることができた。

フッキングすると、それまでの静寂を打ち破り、ロッドがぐんぐん曲がり込む。シーボーグのジョグレバーを軽快に扱い、腕と一体化した軽量タックルで上下に動く生命エネルギーを体全体で感じながらやりとり。軽量電動タックルで行なうタチウオ釣りは本当に楽しい。

東京湾天ビンタチウオ釣りでドラゴンサイズ筆頭に34尾【忠彦丸】124cm頭に34尾キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎)

多少の日ムラはあっても、東京湾口タチウオは型・数とも好調を持続している。みなさんも寒い冬でも熱いタチウオ釣りにチャレンジを!

<週刊つりニュース関東版・近藤惣一郎/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
忠彦丸
出船場所:金沢八景
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年2月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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