堤防エサ釣で22cm頭にメバル4匹【愛知・豊浜港】 長ザオ釣法で挑戦
2023年02月13日 17:00
抜粋
愛知県・南知多町の豊浜港へメバル釣りに行ってきた。メバルの時合いは短い。釣行当日の早朝、時合いの短いメバルと、長ザオ釣法で勝負してきたのでその様子をレポートする 。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)
豊浜港でメバル釣り
長ザオ釣法の神髄とは何かと考えてしまうが、サオの長さが11mもあると強風が天敵となる。取りあえず風が無いことに尽きる。「メバルはナギを釣れ」と言われるが「長ザオはナギに出せ」と私たちは言っている。
1月10日が休みなのでメバル釣りを考えていたが、天気予報は北北西10~11mと大荒れのため無理。だが前日の9日は3~4mとサオが出せそうだ。数時間の睡眠だけで一日仕事ができるかがネックだったが、栄養ドリンクを飲んで頑張ろうと思い、9日に的を絞った。
午前2時時に床に入り4時30分に起床。眠い目をこすりながら豊浜港へ車を走らせる。約35分で到着したが、この日は成人の日。駐車場は車で埋め尽くされていたが、運良くいつものポイントが空いていた。
当日の仕掛け
サオ先にルミカのぎょぎょライト37を、仕掛けにケミホタル25をセットすれば暗闇の中でも仕掛けを手にすることが容易だ。
モエビの尾をカットし、ハリ先を第2関節で出してエビが直っすぐになるように取り付けた。
午前5時50分にスタート。1時間ほどサオは出せるが、豊浜は時合いが短い。6時すぎが釣りタイムとなるだろう。
6時すぎに時合い到来
暗いうちはアタリもなく時間だけが過ぎた。待ち構えていた時間になるとアタリが出だしたが、最後の食い込みが弱い。仕掛けを回収すると、モエビの腹の辺りは何もない。ウミタナゴの仕業だろう。
もう少し沖めに振り込む。オモリが着底するのはサオ先の動きで分かるので、あとは根掛かりしないようシビアな誘いが有効だ。
そして2度目の誘いをしたとき、サオ先にコツンと響く前アタリが出た。そのままの位置でキープしていると、時折ククッ~と押さえるが食い込みまではまだまだ。スーッとサオ先がお辞儀したのでそのままサオを立てると、ハリ掛かり完了。ラインを手繰り寄せると19cmのメバルがしっかりハリをくわえていた。
良型メバル22cmをキャッチ
さぁ時合いがやってきた。ここからは手返し勝負。どれだけ早くモエビを付けて投入できるかで釣果が決まる。着底後、すぐにサオ先がお辞儀する。ラインを手繰り寄せると良型の22cmだ。
このまま数を増やそうと投入したが、サオ先にラインが絡んでしまった。やっちまった~。大変な時間ロスだ。7分後に再開。すでに時合い終了のゴングが鳴る寸前だが諦めずに誘いを入れていると、クククッーとまだ遊んでくれるメバル君がいて追加した。
最終釣果
東の空の黄金色が強くなってきた。仕掛けを直していた時間がロスタイムとなってほしいと願うと、最後のあがきかカサゴヒット。これにて打ち止めとなった。
反省点は、釣り人が多く長ザオが振りづらいこと、時合いが短いので焦りがトラブルの元になってしまったこと。次はもう少し心の余裕を心掛けたいと思う。
<週刊つりニュース中部版 APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫/TSURINEWS編>
豊浜海釣り公園