波止の穴釣りでカサゴ6匹【三重・津】 サバの切り身エサにヒット
2023年02月22日 16:00
抜粋
釣りのターゲットが少なくなる冬場。そんな時期でも楽しませてくれるテトラ帯のカサゴをゲットしようと、1月12日三重県津市のJFEエンジニアリング(旧日本鋼管)外周のテトラ帯へ初釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩)
JFEテトラ帯で穴釣り
当日の津市の潮回りは中潮で、満潮は午前9時39分。満潮前後を狙おうと午前7時半前に到着すると、メイン釣り場の北側テトラ帯の道路は「陥没のため進入禁止」になっていて驚いた。東側のテトラ帯に釣り人は誰もいない。
ヘリポートの南側の道路を進んで突堤基部の空き地まで行ってみたが、やはり同じく進入禁止になっていた。
突堤基部付近で釣行開始
周りを見渡すと、突堤には釣り人の姿がある。突堤基部周辺のテトラ帯にも釣り人がいたので、ここならサオが出せそうだ。
見える範囲に穴釣りをしている人はいないようだが、早速準備を始める。エサはサバの切り身を使用する。
2023年のファーストフィッシュをゲット
足元をしっかり確認してからテトラの上を移動する。穴を見つけると、スルスルとブラクリ仕掛けを落とし込む。浅い穴はスルーして深い穴を探っていると、ゴツゴツとアタった。モタモタしていると根に潜られてしまう。
ゴリ巻きで、新年のファーストフィッシュのカサゴ15cmを一気に穴から抜き上げ、「ブラボー」とガッツポーズ。初釣りでボウズを免れてひと安心。
テトラを探り歩く
気分良く穴を探して移動していく。大きな穴でも浅かったり、小さな穴でも深かったり、深そうに見えても浅かったりと、なんだか宝探しみたい。浅い穴はすぐに見切って移動していく。
同じ穴でも少し位置を変えて探っていく。ブラクリがストーンと落ちていくとハラハラドキドキ。奥深く落ちたところで待っていると、期待通りゴンゴンとアタリが出てお宝のカサゴゲット。最高の瞬間だ。
ダメ元で同じ穴に落とし込むと、不意にコンコンゴツンとヒットしてラッキー。足取りも軽くテトラを渡り歩き、根掛かりで仕掛けをロスしながらもカサゴを追加した。
潮止まりでアタリ遠のく
日差しが強く穏やかな天気。ポカポカと暖かくなって絶好の釣り日和だが、満潮時間に近づくとアタリは遠のいてしまった。
車に戻ってコンビニで買ったサンドイッチと缶コーヒーで休憩する。休憩後は東側のテトラ帯へ移動した。
再開後カサゴ追加で納竿
朝は誰もいなかったが、数人がウキ釣りでサオを出していたので私も離れた場所からスタートする。何か引っ掛かった感じで、上がってきたのはカニだ。
探った穴の数だけ釣果は伸びると信じてアタックしていくと、コツコツとアタリが出たが、アワセが早かったのか惜しくもフックアウト。もう一度投入すると貪欲なカサゴが食ってきてヒット。この1匹で満足して初釣りを終えた。
最終釣果はカサゴ6匹
釣果は15~18cmのカサゴ6匹。冬場の時期にこれだけ釣れれば大満足。初釣りは大成功。今年も楽釣できそうだ。
<週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>