乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】

2023年02月23日 06:00

[TSURINEWS]

抜粋

3月~から直江津沖のプレ乗っ込みが始まります。去年はプレ乗っ込みから好発進したマダイ釣り、調査もかねて2月プレ前のマダイのご機嫌を見に直江津港の里輝丸さんから出船。直江津の常連さんでマダイ、ヒラメを得意とする心強い方Sさんもお招きZさんと3人で行ってきた模様をお伝えいたします。

新潟県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】

2月の直江津沖コマセマダイ釣り

この時期は天候が悪く、船が中々出られないためブログなどで出る情報がごくわずかしかないです。過去をさかのぼり見ています。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】 釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター荒木清)

雪代が川から海に流れ、低水温でこの日は朝から雨と小雪がチラつき、海もうねりが凄くZさんは船酔い。潮はトモからミヨシ方向に流れ、Sさんに聞くと潮の感じと、船の流れもいいから釣れるよ!とのことでした。それが見事に的中し、この渋い時期に6枚という釣果を上げることができたのです。

当日の状況と作戦

朝の暗いうちからの水深は60m~スタート。スマホの探見丸を起動し見てみると40mアタリと底付近にマダイなのか、何かの魚影らしき物がチラホラ。朝のうちは風と波に加え雪がちらつきます。うねりもあることから、非常に釣りづらい状況です。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】タックル図(作図:TSURINEWSライター荒木清)

仕掛けは12mの二段テーパー自作仕掛けで、朝のうちは水温が低く底付近から浮いてこない可能性もあります。考えた結果、少し重めの仕掛けを使うことにます。

エサはオキアミ

まだ暗いことから、まずは様子見で大きめのオキアミ2Lを付けてみます。エサ取りが多い場合は小さく、少ない時は2Lや3Lサイズをつけています。まきエサのオキアミも朝は多少ですが、多めに2振りしてエサ取りが多いようなら、軽くタナで1振りであまりエサを撒かないようにします。波がある時は、波の揺れでまきエサがポロポロ出る位にしています。

この日は9時10時くらいまで、波がすごかったので、タナで1回撒くかまきエサをまかずにそのままの状態で、タナにカゴを合わせ置き竿と手持ちを使い分けます。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】オキアミ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

写真はオキアミの尾をカットした状態です。ちなみにこの日は1か月以上経った冷凍焼けしかけたオキアミを使用しました。いい状態で保管しておけば全然使えます。

船の流れで釣果が左右

潮の流れや船の流れは、その日の釣果を良くも悪くもします。自分はこの日トモ(船尾)だったので、ミヨシ(船首)からトモ(船尾)へ潮が流れてくると釣れるチャンスは大きくなり、逆にトモ~ミヨシにエサが流れる潮の場合は自分の位置だと厳しくなり、潮の流れや座った位置により釣り方などを変えます。魚の浮き沈みにもよります。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】釣座の様子(提供:TSURINEWSライター荒木清)

この日の潮の流れはミヨシからトモに流れている状態なので、仕掛けは変えずそのまま。時期にもよりますが、乗っ込みの場合は釣れる数は席により変わりますが、そこまで意識しなくても、全体的に釣れている様に思います。

船長のアナウンスがチャンス

船長はお客さんを乗せ、いつも魚探とにらめっこ。そんな船長がたまに「まだいますよ~」とか声掛けをしてくれてます。この時こそチャンスだったりするのです。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】釣り座の様子(提供:TSURINEWSライター荒木清)

分はこの時に手に持ち落とし込みや、1~2m誘い上げをしています。現にこの日の6枚のうち3枚が、アナウンスが入り落とし込んだ時のヒットでした。

落とし込みで3kgマダイ

マダイは何枚か出たのですが……型がいまいちで、なおかつエサ取りが増えはじめ、そこで作戦変更です。針の上に付けた蛍光ビーズを外し、針をゆっくりと落としたいため、ガン玉から針の位置を30cmから60cmに変え、エサも小さいサイズを付けます。答えはすぐに出ました。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】マダイ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

船長のアナウンスが入り、まずは誘い上げから、今度はゆっくりと元の位置に戻し5秒置き誘い下げを入れたその時、ガツンといいアタリ。即合わせをし、慎重にやり取り。見こと3kg綺麗なマダイをゲットすることができたのです。

ゲストにイサキやイシダイも

船の流し変えで潮の流れが変わり、尊敬するSさんはチャンスを逃さず、他のお客さんが釣れてない中、マダイ以外にもイサキイサキを釣り上げて、凄さを見せつけられた感じです。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】 釣り座の様子(提供:TSURINEWSライター荒木清)

今回の調査結果

今回の釣行は2月ですが、直江津沖は意外とエサ取りが元気で多い気がします。温暖化が関係している可能性も!?最短1分でエサがなくなることもあり、エサの大きさやまきエサをふる回数や仕掛け、気を使うこともありますがそこが面白い点でもあります。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】 帰港の様子(提供:TSURINEWSライター荒木清)

マダイで気づいた点ですが、上げてくる個体がみんな薄いピンク色です。水温は低そうですが、活性は低くなさそうなので、マダイも温暖化の水温変化に対応してきているのかも知れないです。

乗っ込み期直前のコマセマダイ釣りで3kg級頭に9枚【新潟・直江津沖】里輝丸でマダイキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

この時期の相模湾などはエサ取りが少ないですがマダイも渋めなイメージです。その点でいうと直江津沖のマダイ釣りは、外道はたしょう多いですが、マダイも釣れます。中には大鯛も狙えるので、チャンスはいくらでもあります。

その日のチャンスを逃さず、是非とも直江津沖の、マダイを仕掛けやその日の状況を攻略してゲットしてみてはいかがでしょうか?

<荒木清/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
里輝丸
出船場所:直江津港
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