フィッシングベストがファッショントレンドに!?釣りを全くしない原宿の若者がフィッシングベストをおしゃれに着こなす!
フィッシングベストというと、一昔前の釣り人が着ていたものだと思っていませんか? なんとなくダサいとか、おじさんのイメージを持たれることが多く、近年では釣り人ですらも、フィッシン…
FISHING JAPAN 編集部2020年03月10日 07:00
さまざまな釣りスタイルが存在しますが、それぞれにマッチしたファッションも広く知られるようになりました。
ルアー釣りやフライ釣り・磯釣り・投げ釣りなどに適した服装の中に、フィッシングベストも含まれるでしょう。
小物類をポケットに収納する役割や、浮力体による安全装備の役割も担っていますよ。
そんなフィッシングベストを選ぶには、どんな点に気を付ければいいのか、ここでご紹介することにしましょう。
おしゃれでカッコイイ!だけで選んでいては、釣り場で困ってしまうかもしれませんよ。
フィッシングベストとは、釣りをする際に上半身に着ける専用ベストのことです。
豊富なポケットが標準装備されていて、多くの小物類(ラインカッター・スプリットリングオープナー・プライヤー・携帯ライト・スマホ・車のキー・運転免許証等々)を収納できるようになっています。
完全防水の仕様はあまり見かけませんが、素材の表面を撥水加工しているものがあり、不意の雨降りや波飛沫を被っても、中身が濡れにくい機能を保持していますよ。
浮力体が入っていて、落水したときに浮かぶ機能を持ったものもありますが、ライフジャケットとは異なりますので購入時に注意が必要です。
フィッシングベストを選ぶ際には、既存の服装や古着を選ぶのと同じような、おしゃれ感覚で選んでしまうと、釣り場で困るかもしれませんよ。
「ピンクだからメンズじゃないだろうし、これでいいかなと思って見た目で選んじゃった!」
服装ですからそういう判断で選ぶケースもあるでしょう。
でも例えばルアー釣りをするつもりなら、その釣りスタイルにマッチしたフィッシングベストでないと、必要なものを身に着けて釣りがおこなえなくなる可能性があるのです。
たくさんポケットが付いているのは、それだけ携帯すべき道具が多いということ。
それができないフィッシングベストなら、釣り自体が成立しなくなることも覚悟しなければならないでしょう。
まずはどんな釣りをするか確定して、それにフィッシングベストを合わせていくようにしたいものです。
フィッシングベストを選ぶ際には、その生地にも注目してください。
身体の一番上に着るものですから、濡れて乾きにくい生地ではちょっとツライですよね。
かといって、全てがメッシュ生地になると、通気性はよくても耐久性や剛性が落ちてしまいます。
肩の凝るような重い生地でも問題が生じるでしょうから、フィッシングベスト購入時には釣具店で必ず試着することを心がけるようにしましょう。
同じLサイズでも、フィッシングベストによって全く異なるケースがありますから、じゅうぶん注意して選ぶようにしたいですね。
人気メーカーからリリースされている、おすすめフィッシングベストをご紹介しましょう。
釣りスタイル別に外観や様式が変わりますので、それぞれのおすすめアイテムをピックアップしてみました。
フリーサイズのものは、必ず試着してから購入するようにしてください。
ただし、付属のベルトなどで、自分の体格に合わせてサイズを変更する機能を持ったものも発売されていますよ。
試着時に実際にベルトを締めてみて、着心地を確かめるようにしましょう。
浮力体入りのダイワの人気フィッシングベストです。
これを着用してシーバスのウェーディングゲームを楽しんでいるアングラーを、河口域でよく見かけますよね。
肩ベルトの一部を衝撃吸収材で切り替えられますし、プライヤーホルダーやペットボトルの吊り下げ可能なカラビナ付きドリンクホルダーも標準装備されています。
止水ファスナーで開閉できる大容量ターポリンポーチが付いていますから、濡らしたくないスマホなどを収納しておきましょう。
ダイワの大きなロゴが、おしゃれですよね。
プロックス(PROX) フローティングゲームベスト(サポーター付) 大人用 ブラック×ブラック フリー PX399SPKK
参考価格¥7,180
プロックスから発売中の、取り外しが可能なサポーター付きフィッシングベストです。
浮力体が入っているので、ウェーディングゲーム中に転倒するようなトラブルがあっても、安心して対処することができるでしょう。
洗濯などのメンテナンスの際に、浮力体を外せる仕様がありがたいですね。
ブラック×ブラックカラーですから、ファッション感覚の鋭いアングラーにも選ばれやすいでしょう。
実売価格が1万円を切るのも、コスパ優秀なプロックスならではといえますね。
シマノからリリースされている、ショート丈のフィッシングベストです。
アングラーの動きを科学的に分析して、より良いパフォーマンスを発揮できるように考えられたコアアクト設計が施されています。
例えば、リールの巻き取りやキャスティング・フッキングの動きを、スムーズにおこなえるように作られていますよ。
素材は撥水加工のナイロンに、浮力体が内部に含まれた仕様になっています。
コロンビアといえば、バスプロの伊藤巧さんやユーチューバーの秦拓馬さんが活用しているブランドとして有名ですよね。
そこからリリースされているのが、フライ釣り用多機能フィッシングベスト・ヘンリーズフォークVベストです。
フロント部分に複数のポケットを配置、渓流域などで必要となる遊漁券のホルダーやロッドホルダーも装備されています。
生地には撥水・防汚処理を実施、ワイルドに歩き回って獲物を仕留めるスタイルのアングラーに向いているでしょう。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) スローハンドII+(Plus) メッシュ V-20 ストーン(SYN) M
参考価格¥11,680
こちらはリトルプレゼンツから発売中の、フライ釣り用フィッシングベストです。
メッシュ生地を豊富に使っていて、軽さと乾きやすさがバツグンですよ。
夏場のフライ釣りはもちろん、他の季節でも活用してみましょう。
ストーンカラーが、景色の中に溶け込むイメージでいいですよね。
がまかつ(Gamakatsu) ライフジャケット ウィンドストッパー(R) フローティングベスト L ブラック×ゴールド GM-2173
参考価格¥39,600
磯釣りアングラーが好むブランド・がまかつのフィッシングベストがこちらです。
ゴアテックスのウインドストッパー・ファブリックを採用しているので、雨や水飛沫で本体生地が濡れて保水してしまうことを防いでくれますよ。
なおかつ優れた透湿性能で、発生した汗などの湿気を外へ向かって放出してくれます。
またウォッシャブル機能になっていて、内部の浮力体を取り外し洗うことが可能です。
背中の生地も外せるので、メッシュタイプとして使うこともできますよ。
ダイワのフィッシングベストは、多機能で軽く作られているのが特徴です。
前面部分の左右にある大容量ポケットには、多くの小物類を収めることができますし、胸元から両側にかけて設置されている斜めファスナーの大型ポケットにも、大切なアイテムを入れて釣りを楽しむことができるでしょう。
本体の素材は、ナイロン100パーセントです。
シマノの磯釣り用フィッシングベストです。
肩の内外両面に特殊滑り止め素材を使っていて、担いだ荷物がズレにくくなっています。
胸ポケットの下に時計掛けループが付いていますよ。
ベストの内側には、アクセサリーホルダーやペンライトホルダー、またハリスを固定できる仕組みになったラインホルダーポケットが搭載されています。
シマノ独自のコアアクト設計は、このフィッシングベストにも使われていますよ。
ダイワの超ショート丈のフィッシングベストです。
ルアー釣り用ですが、サーフの投げ釣りで立ち込むのに便利ですよ。
足元を見降ろしたときの視界も確保されていますから、積極的に投げ釣りを楽しむアングラーにおすすめです。
鮎釣りで人気のショート丈メッシュベストです。
撥水・透湿・防風機能を持った、ウィンドストッパーRファブリクスで作られていますよ。
本体が保水しなければ瀬渡りなどの際にベストそのものが重くなるのを抑えてくれます。
フロントのポケットに小物をたくさん入れても荷重が集中することを防ぐ、特殊裁断パターンが使われています。
さすがはがまかつの製品といったところでしょうか。
フィッシングベストの選び方や、釣りスタイル別おすすめアイテムを特集しましたが、いかがでしたか?
さまざまな釣りスタイルに合わせて、便利に使えるように作られていましたね。
ジッパーの開け閉めは、購入前にチェックしておいたほうが、釣り場でストレスに感じずに済むでしょう。
快適な釣りを楽しむためにも、フィッシングベストの選択にはこだわってくださいね。
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