波止での投げ釣りでクジメにカサゴ【大分・国東半島】キスは不発
2023年02月23日 17:00
抜粋
1月15日、国東半島に主人と投げ釣りに行きました。キスは不発も、クジメとカサゴをキャッチできた釣行をお届けします。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版APC・上瀧洋子）
国東半島で投げ釣り
向田港に到着。以前はカレイがよく釣れた波止ですが、最近は釣れません。それでも「何か釣れるでしょう」と主人。
本虫が200gもありますから、絶対カレイを釣りたい主人。波止のコーナー付近から釣り始めました。
タックル図（作図：週刊つりニュース西部版APC・上瀧洋子）私は港内を探り釣りします。仕掛けは図の通りで、本虫を3cmに切ってハリにつけます。投げ釣りパウダーをまぶすと手が汚れません。
2色（1色＝25m）投げて引き釣りしますと小さなアタリ。引き釣りして抜き上げるとフグ。エサ取りはフグのようです。もう一度投げてもやっぱりフグ。どうやらキスがいないようです。
遠投してクジメ顔見せ
がっかりしていましたら、外洋で遠投している主人が「重い、重い」と抜き上げたら、クジメが2尾釣れていました。15cmですが久しぶりに釣れたクジメ。関門海峡とか周防灘方面では、あまり釣れない貴重な魚でキープしています。
3色半投げたポイントから、下げ潮で流されて「藻根に仕掛けが入るよねー」と言いながら、クジメを釣っています。
私は港内でフグとメゴチばかり。主人が5尾目のクジメを抜き上げ、場所を変えます。
向田港
富来港へ移動
富来港に到着。波止からの釣りと港内や河口から、砂浜からなど多くのポイントがありますが、釣りやすい港の波止に行きました。
波止の先端付近から船道を釣ります。主人は、灯台の先端から船道を釣っています。ここも、以前は港内でカレイが入れ食いしていました。
期待して、2本のサオで少し遠投。1本は、本虫を使ってちょい投げで探ります。コツコツと小さなアタリでアワせるとヒット。抜き上げると、ギンポでしたが、リリースします。
そして、2本目のサオにも小さなアタリ。抜き上げるとクジメが釣れていました。
そして、また1本目のサオにアタリでクジメ。煮付けにしたらおいしいお魚ですが、少し小骨が多いので注意です。
主人は潮に押されて苦戦しながら、フグとメゴチ、メイタを釣っています。
クジメ連続ヒット
私たちはクジメを10尾くらいキープしています。主人は、せっかくの本虫なのでもう少し粘るようです。
再び、私の置きザオにコツコツのアタリでクジメのダブルヒットです。ちょい投げの方がいいみたいです。
港内のイケス手前に投げていますが、イケスのロープには十分注意。置きザオで勝手に食ってくれる簡単な釣り方はファミリーフィッシング向けですが、時々、港から出る漁船にも注意です。でも、足元からの釣りですので大丈夫です。
夏場になるとキスが港内で釣れますので、覚えておきましょう。
向田港
国東港へ移動
10時になり、国東港に行きました。カレイのポイントに入ります。左側の船溜りがある波止からの釣りです。
ポイント概況図（作図：週刊つりニュース西部版APC・上瀧洋子）港内の護岸では、サビキ釣りでコノシロにサッパが入れ食いで釣れています。でも私たちはやっぱりカレイが釣りたい。主人は、沖の切れ波止方向に投げます。港内に入る潮に押されて、ヒットはフグでリリース。
私は港内側に投げますが、アタリがありません。1時間粘って主人はフグばかり。主人が別に準備していたサオに本虫をつけ、セットしてくれましたので私が港内を探り釣りします。
アラカブ23.5cm登場
すると、サオを持っていく大アタリでアラカブ23.5cmが釣れました。主人は投げ釣りでフグ、メゴチ、エソが釣れています。それでも粘ってクジメをダブルヒットさせていました。
国東港でアラカブゲット（提供：週刊つりニュース西部版APC・上瀧洋子）国東半島には藻根が多く、その藻根があるから稚魚が育つ環境があるのです。そこを隠れ家にしているのがクジメ、アラカブ、メバル。
午後2時、エサが終了で納竿です。主人と2人でクジメ15cm前後を18尾とアラカブ23.5cmでした。
最後に、釣り場でだしたゴミは全部持ち帰りました。皆さんも「来た時よりもきれいな釣り場」をお願いします。
＜週刊つりニュース西部版APC・上瀧洋子／TSURINEWS編＞
国東港
