ボートエギング釣行で1kg超え良型アオリ手中 更なる大型ヒットも無念のバラし
2023年02月27日 06:00
抜粋
1月19日、大分県佐伯市蒲江港からボートを出し、エギング&ティップランに釣行した。当日は1kg級のアオリイカをゲット。さらに巨大イカもヒットしたが無念のバラしとなった模様も併せてお届け。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・石田一聖)
蒲江港からボートエギング釣行
1月19日、午前7時の日の出とともに3人乗りのボートで、大分県佐伯市蒲江港を出港。湾内で波の穏やかなエギングポイントを目指す。
釣り場には約10分で到着し、水深15mほどのポイントから流していく。選択したエギは3.5号のパタパタダートマスター、カラーはオレンジ系。早速そのエギを装着し、広範囲を探っていく。
1尾目のアオリイカがヒット
着底したエギをシャクっていくのだが、風が少し強く安定させにくい状況。このエギングは仕掛けが軽いだけに強風下での展開が一番難しい部分でもある。底付近にいるアオリイカにうまくアピールしなければならない。
そうこうしていると、早速1尾目のアオリイカがヒット。サイズは小さいが、ひとまず釣れたので安心だ。上がってきたのは、これから産卵すると思われる600gくらいのリリースサイズのメス。そのままランディングせず海に帰した。
深場でティップランエギング
日が昇ると、雲ひとつない快晴の天気。これではイカも深場に潜っているだろうと思い、水深40m付近の場所へ移動した。 エギに30gのオモリを付け、それからティップランエギングをする。波はないが、時折強風で船が速く流されなかなか仕掛けが安定しない。40mの深場だとなおさらだ。
ボート初心者の私は、いまいちポイントもよく分からないで釣りをしているので、なかなか釣果に結びつかない。流せど流せどアタリもなく時間だけがすぎていった。
1kg級の良型をゲット
午後2時ごろ、帰港時間まであと1時間と迫っていたその時、ついにアタリが。ジリジリ、ジッー!とラインが出ていく。あっという間に50mほど潮下に持って行かれて止まったので、そこから巻き上げにかかる。
なかなか良いサイズだと確信し、慎重にやり取りをする。やっと浮いてきたのは1kgを確実に超えているサイズ。なんとかネットに収めランディング成功。
帰港間際に大型イカがヒット
これでも十分満足したがまだ少し時間があったので、すぐに船を元の場所に移動させ、もう一度流してみた。
すると、すぐにとんでもない速さでラインがリールから吹っ飛んでいくアタリ。これはエギングを始めたばかりの私にしては、イカがこれだけ速く、そして重く泳ぐのかと驚いた。
痛恨のバラシ
とにかく止まらないライン、そしてサオの曲がり方、ものすごい引きだ。ラインが100mくらい出たところでやっと止まり、それから回収にかかる。ジリジリと間合いを詰めていくが、時折抵抗する。
先ほどよりも慎重に巻いていくと、ついにそのアオリイカが浮いた。それを目にした瞬間、思わず声が出た。「デカい」なんだこれは?というくらいのサイズ。ランディングしようと、ネットを取ろうとした時、ものすごい勢いで潜っていったタイミングで、なんと外れてしまった…。
リベンジ釣行を決意
完全な経験不足からきた痛恨のバラシだった。 たまたまその時、ヒットした瞬間からバラすまで動画を撮っていたので、何度も見ても悔しさしか蘇らない。
それだけに、次回は絶対釣るぞと釣り場を後に無事帰港。〝逃したイカは大きい〟を経験した釣行であった。
<週刊つりニュース西部版APC・石田一聖/TSURINEWS編>
蒲江湾周辺
出船場所:蒲江港