深海の大物アブラボウズ&メヌケのド迫力タッグに挑む(第15隆栄丸/茨城県平潟港)

2023年02月27日 12:00

[FISHING JAPAN]

抜粋

深海の大物アブラボウズ&メヌケのド迫力タッグに挑む(第15隆栄丸/茨城県平潟港)

茨城県平潟港の第15隆栄丸が周年アブラボウズ狙いでスポット出船を受け付けているのはファンならご存じだろうが、春になるとこれにメヌケ(アコウダイ)が多く交じって釣れるようになる。

北茨城海域のアブラボウズは水深500~700m前後に多く生息しているが、この水深ではメヌケはたまに交じる程度。

しかしこれから産卵期を迎えると、メヌケの魚影が濃い水深400m以浅にアブラボウズが乗っ込んでくるため、メヌケとの両狙いができるというわけだ。

釣行したのは1月下旬。

9名の釣り人が乗り込み、航程2時間ほどで平潟沖に到着。

まずは水深530m、アブラボウズ主体のポイントでスタートとなった。

幸先よく1流し目から右ミヨシの宮川さんにヒット。

胴回りが太い乗っ込み体形の44kgが上がる。

3流し目には右舷の二宮さんに18kgが上がり、その後はメヌケ交じりで釣れるポイントを目指す。

ところが途中から北東風が強さを増してきたため、安全を優先し早揚がりとなった。

最初の流しでズドン

仕切り直して2月中旬、集まった深海ファンは8名。

クジ引きで釣り座を決めて準備に取りかかると、「アブラボウズとメヌケの仕掛けを両方とも並べといて」と船長。

アブラボウズが多い場所、メヌケが多い場所と、ポイントごとにその都度アナウンスをしていくので、いつでも仕掛けをチェンジできる準備をしておくのだ。

もちろん、アブラボウズに的を絞るもよし、メヌケ狙いに専念するもよし、そこは各自のお好み次第。

4時20分に出船し、航程2時間弱で釣り場に到着。

「アブラボウズとメヌケ両方出る場所だよ」と船長。

釣行の写真

この時期の釣り場は航程2時間圏内の平潟沖、水深300~400m台が中心。

私が座る左舷は全員アブラボウズ狙いの極太仕掛けでスタンバイ。

私は下バリにスルメイカの1杯掛け、上バリにはタチウオのハラモを付け、併せてアブラボウズに効果が高いアピールアイテム、15cmサイズの夜光タコベイトも付けてみた。

「はい、やるよ、トモからね」

ブザーが鳴り、トモ側から順番に投入が開始される。

「380m。底ダチをまめに取ってね」

アブラボウズを狙うにしてはかなり浅い水深だが、春の産卵で乗っ込んでくる場所とのこと。

80kg、90kgといった特大サイズも例年この場所で上がっているそうだ。

「このへんから深くなっていくよ」

潮も適度に流れているようで、底ダチを取り直すたびアナウンスどおりに深くなっていく。

「きたよ!」右ミヨシの木村さんの竿に重量感タップリのアタリ。

「この瞬間がたまらないんだよ」と笑顔で電動巻き上げのスイッチオン。

アブラボウズのアタリは始めにクンクンと小さく出て、続いてグワン、グワンッと大きく竿を引き込んでいく。

アブラボウズは居食いするようで、その場でエサをくわえて飲み込むまでは小さなアタリ。

エサを飲み込み再び動き出したところでネムリ形状のハリが口角に掛かり、これが竿を大きく引き込むアタリとなって現れる、と私は思っている。

餌の写真

(左)メヌケ仕掛けの下バリをハリス30号のアブラボウズ仕様にしてもいい。(右)アブラボウズのエサはスルメイカの1杯掛け、標準オモリは500号、もしくは2kgの鉄筋。

釣行の写真

まめに底ダチを取り直し、底をトレースするように探る。

潮さえ動けば・・・

木村さんの仕掛けが上がると3名のラインとオマツリしている。

ヒヤッとしたが、2本のギャフが打たれ、15kg級が無事船内に取り込まれた。

右2番の住吉さんにもアタリがきたようだが、低速で慎重に巻き上げている。

聞けば仕掛けはメヌケ用とのこと。

仕掛けをたぐると白い斑点模様があるグレーの魚体が浮上。

ギャフが打たれ取り込まれたのは18kgのアブラボウズだ。

ちなみにハリスは20号、「うまくドラグを調整すれば30kgくらいでも上がりますよ」と住吉さん。

小ぶりながらも船中2本のアブラボウズが上がり幸先がいい。

釣行の写真

アブラボウズはギャフを掛けて取り込む。

釣行の写真

これも18kg。このサイズなら40L級のクーラーに収まる。

ところが、期待の2流し目は、まめに底ダチを取り直すも水深がほとんど変わらない。

「なんだか潮が止まっちゃったね」と船長。

その後はアブラボウズ主体の根、メヌケが多い根と転々と探ったが、潮が流れないと食い渋るのだろう、両魚とも音さたなしの流しが続く。

「型は少し小さくなるけど、浅場のメヌケ主体の場所をやってみよう」

水深は300m。

ここでは着底と同時に数人に明確なアタリ。

冨田さん、志田さん、土生さんらが1kg級のメヌケを上げる。

ドンコが上がって苦笑いの人もいたが、ともあれアタリがあると船上が活気づく。

この場所で4回流して私も2kg級を頭に3尾のメヌケをゲット。

締めくくりは右トモの土生さんが上げた5kg級のマダラで、沖揚がりとなった。

ここ数年の海況の変化で回遊が見られなかったマダラだけに「久びさに見たよ」と船長も大喜び。

当日の釣果はアブラボウズが船中2本。

0.5~2kgのメヌケが0~3尾(メヌケがオデコの人は最後までアブラボウズを狙っていた)。

潮さえ動いてくれれば・・・という一日であったが、アブラボウズ&メヌケのリレー釣りは例年5月までが釣期。

乗っ込みが本格化する春本番に向け期待は高まるばかりだ。

釣行の写真

この日のメヌケは1kg級が多かった。

釣行の写真

筆者も2kg級をキャッチ。

釣行の写真

この時期は脂が乗って美味。

釣行の写真

アブラボウズとメヌケのリレー釣りは春まで楽しめる。

釣行の写真

(左)メヌケのエサはイカの切り身が定番。(右)5㎏級のマダラも上がった。

釣行の写真

アブラボウズの当日最大は44kgにとどまったが、平潟沖には80~90kg級のモンスターが潜む。

知っ得!アブラボウズという魚

アブラボウズを食用流通禁止魚のバラムツやアブラソコムツと混同している人も多いようだが、アブラボウズは立派な食用魚。

とくに銚子や小田原では主要漁獲種として見られ、高値で取引される高級魚なのだ。

私も自アブラボウズという魚分が釣る魚の中ではアブラボウズは3本の指に入る食味のよさと思っている。

とくに煮つけ、味噌漬けは絶品だ。

釣行の写真

アブラボウズはヒレにトゲなどはなく魚体も軟らかいのが特徴。

Tackle Guide

メヌケ仕掛けにアブラボウズがヒットしてくることもあるので、一番下のハリを大きめ、枝スを太めにしておくのも一手だ。

仕掛けの図

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【隔週刊つり情報(2022年3月15日号)※無断複製・転載禁止】

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