カサゴ船で40匹超えの好釣果【愛知・まとばや】ゲストにキジハタも
2023年03月01日 17:00
抜粋
良型カサゴの数釣りが楽しめる厳寒期となった。今冬は強力な寒波が襲来して荒天が続き、伊良湖沖まで出漁できる日が例年より少ないが、好調の情報がにぎやかに伝えられている。2月1日、愛知県・南知多町師崎のまとばやで出船した。同行者は友人の剛君だ。目標は30匹とした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)


当日はカサゴ釣り日和
カサゴ釣りの鉄板条件はナギと緩い潮回りだ。当日はベタナギ予報。第1条件のナギと第2条件の緩い潮回りの若潮が重なるラッキーデーだ。
私は左舷のミヨシ1番目、剛君は2番目に釣り座を構えた。彼は泳がせ釣りで船釣りデビューし、何度か釣行を重ねているが船カサゴは初めてだ。
当日のタックル
タックルは、サオがダイワAブリッツネライMH240、リールはシマノフォースマスター600、PE2号。仕掛けはミキイト4号、ハリス2号30cm、金袖9号3本バリの胴つき仕掛けが配付された。
仕掛け
この支給品はよくできているというのが感想だ。ただ枝のビーズの穴が小さいため、ハリス交換がしにくい。冬の海での細かい作業は困難が伴う。そのため支給品と近いスペックでミキイトを5号にし、さらに穴が広いダイワ快適DビーズマーキングLに替えて、ハリス交換を容易にした自作仕掛けを使用した。
当日の仕掛け図(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)このミキと枝のアンバランスと、細軸の袖バリにより根掛かり時に枝だけ切れて、仕掛け全体を回収できる。オモリは60号。エサはサンマの切り身が支給された。切り身は端にハリを掛け、海中で回転することを防ぐ。
ファーストヒットは20cm強
山下晶安船長操船の第八まとばや丸は、定刻の午前7時に出港。航程約45分で伊良湖沖のワガシマへ到着。「根掛かりの少ないポイントです。水深65~70m。どうぞ」の合図で遅れることなく投入。
オモリ着底と同時に、仕掛けをたるませてハワせた。しばらく沈黙が続いたため、「場所を変わります」とアナウンスがあり、少しだけ移動した。
直後の1投目、ククンと小さなアタリ。ゆっくりイトフケを取りながら聞くと乗っている。20cm強のカサゴ。
冬は向こうアワセがコツ
「僕も小さなアタリがきたんですが乗らなかったです」と私のカサゴを見た剛君。「冬のカサゴはアワせずにハリに乗るまで待つといいよ」アドバイスした。
次投も同サイズのカサゴを釣り上げた。すると「アワせずに待ったら乗りました!」と、20cm強のカサゴを手にして剛君がニッコリ。午前8時30分を過ぎて潮が満ち始めたころから、アタリの間隔が短くなり活性が上がってきた。
トリプルヒットも!
そんななか、グングンと強いアタリ。アワせずに追い食いさせる。ググンとさらに強く引き込まれたので巻き上げると、かなりの重量感だ。
「特大カサゴのダブルかな」と期待する。上がったのは23cm前後のトリプル。そこから3連発した。午前9時すぎ、「今の潮流なら伊良湖寄りの朝日礁に入れますので移動します」とアナウンス。この時点で釣果は12匹。
カサゴのトリプルヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)移動後の朝日礁も好調
5分で朝日礁へ到着。「潮の流れに合わせて様子を見ながら釣っていきます。合図に合わせて投入と巻き上げをお願いします。水深70m前後です。どうぞ」と開始の合図。
それに遅れることなく投入。オモリ着底と同時に仕掛けをたるませてハワせた。グングンと明確なアタリ。24cmの大型カサゴだ。この日は縦の誘いよりもハワセに反応が良い。
幸先は良いものの、「今、仕掛けが上がっている方は待っとってください。ポイントが狭いので船を入れ直します」とのアナウンス。チラリと左を見ると、剛君も大型カサゴを仕留めている。
大型カサゴも混ざった(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)キジハタも登場
次の「始めてください」の放送と同時に投入し、ふわりとハワせる。エサを自然に落下させることがキモだ。ゴゴーンと穂先が入り、重みが心地いい。26cmの特大カサゴだ。初投、次々投を含めて5連チャンした。
9時40分ごろ、剛君が「アタリも引きも全然違います」とサオを弓なりにしている。タモを手に水面下に注目していると茶色の斑模様が見えてきた。キジハタだ。無事にネットイン。剛君はドヤ顔のガッツポーズだ。
高級魚のキジハタが登場(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)その後、10時までにアタリがなくなってしまった。「全然食いませんので移動します」と、船は大きく移動となった。
大波出しに移動
10分弱で神島南東の大波出しに到着。移動の間、「深場なので上げ下げに時間がかかるから一度に多点掛けすると効率がいいよ。
一番上のハリに食わせるイメージで仕掛けをしっかり緩めるんだ」とアドバイス。この日のように潮回りが緩いからできる釣り方だ。
「水深55m前後です。始めてください」のアナウンスで再開。このエリアを何度も移動してくれるものの、1時間程度はポツポツの拾い釣りの状況が続く。
ラストは怒とうの入れ食い!
11時ごろから日差しが暖かくなってきた。それに合わせて水温が上昇してきたのか、食いが上向いてきた。アタリの間隔も短くなり、船内の活気も上がってくる。
そんな時、ククンと小さなアタリを拾うと、よく引いて抵抗する。首を振るのでカサゴではなさそうだ。釣れたのは大きなベラ。そして「かなり重たいです」と剛君を見ると満月にサオを曲げている。やがて良型カサゴの3重連が水面を割った。
良型カサゴの3重連(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)正午すぎ、強いアタリで23cmのカサゴを釣り28匹となった。目標の30匹はいけるだろう。カサゴの活性はグングン上がり、昼すぎには入れ食いに突入した。船中で赤色が舞っている。
最後の流しで40匹到達
12時50分、「最後の流しになります」とアナウンスがあった。この時点でベラも含めて38匹、もうひと声で大台の40匹に届く。
エサを全て新品に交換し、ハワセでエサを自然に漂わせつつ、ゆっくりゆっくりと巻いて誘うとククン、ギュイーンとひったくられた。
良型のダブルでジャスト40匹。そして1時に終了。良型中心の大釣りに大満足の釣行だった。剛君はカサゴ20匹プラスキジハタ35cmの合計21匹だった。
剛君の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)<週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣/TSURINEWS編>












