渓流釣りの落とし物トラブルを解決 【糸くずワインダー&エンドロープ】が便利
2023年03月05日 17:00
抜粋
近年のコロナ過による影響か、ここ3年ほどで渓流アングラーの数が一気に増えたように思う。大自然の中で楽しむ渓流釣りは小さなトラブルが意外と多いのだが、こういったトラブルを解決してくれる、著者が便利だと感じだグッズを2点紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)


渓流釣りの小さなトラブル
渓流という場所は、釣りにおいて非常に特殊な環境といえる。頭上を見上げれば木々が生い茂り、谷間は時に強風が吹き抜け、透き通る水が絶えず流れる足元は激流で、しかも岩だらけ。
こういった環境だからこそ起こりえるトラブルが以下の2つだ。
仕掛けが絡みやすい
警戒心が強く視力が良い渓魚を仕留めるには、できる限り細く繊細な仕掛けを流れに馴染ませ、自然に餌を流すテクニックが要求される。だがこの時使用する細糸(水中糸)は、軽く風に吹かれたり、根掛かりから勢いよく外れるだけで絡んでしまうことがあるのだ。
一度グチャグチャになった細糸を解くのは至難の業なので、大抵は予備の仕掛けと取り換えるのだが、ボツになった仕掛けは嵩張らないように持ち帰る必要がある。
タモの紛失
渓流釣りは柄の短いタモ(ランディングネット)を腰に挿しておいて魚を取り込む際に使用するが、遡行中にタモを落とすと実に悲惨なことになる。失くしてしまったら、もはや釣りどころではない。こういったことが起こらないよう、どこかに固定しておく必要がある。
便利グッズ:糸くずワインダー
ではまず、使い物にならなくなった仕掛けを綺麗に回収・収納できる最高のスグレモノ、糸くずワインダーを紹介しよう。
ワインダー(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)こちらは第一精工社から発売されており、ワンコイン程度で入手できる。電池などは特に必要ないので大変軽く、買ってすぐに使用できるのも重要なポイント。
シンプルな機構
使用する際は本体上部の隙間から糸を挿し込み、横にあるノブをグリグリと一方向に押すだけ。たったこれだけで内部の突起に糸が引っかかり、あっという間に糸くずを回収してくれる。
シンプル機構(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)驚きの収容量
著者は餌釣りで全長数mになる通し仕掛けを愛用している。過去には10セット程度のボツ仕掛けを何のストレスもなく全て収納してくれたことも。糸くずは非常にかさばるだけに、掌サイズのグッズに全て収まるのは大変ありがたい。
糸くずを捨てる際の注意点
帰宅後、内部の糸くずを捨てる際には少々注意が必要だ。というのも、釣り中に回収した仕掛けには針やオモリといった「燃えるゴミではないもの」が含まれているからだ。
また、沢山の糸くずを回収した場合、内部で糸同士が絡んでいる可能性が高い。無理して引き剝がそうとせず、見えている糸をハサミで細かく裁断して針やオモリを回収し、糸くずだけを自宅のゴミ箱へ捨てるようにしたい。鈍っていない針は軽く磨けばまた使えるし、ガン玉も真っ二つになっていなければ再利用できる。
便利グッズ:エンドロープ
渓流釣りの必須アイテムであるタモを遡行中に落としてヒヤリとした人は著者だけではないはず。そんな不安を一蹴してくれるのが、次に紹介するエンドロープと呼ばれるアイテムだ。
エンドロープ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)タモを腰のベルトと接続できる
大抵のタモには、エンドロープをセットする場所が設けられている。こにエンドロープのタモ取り付けパーツをセットし、エンドロープ本体と繋ぐ。
タモの取り付け部(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)そしてこのエンドロープ本体を腰のベルトに接続すればOKだ。これで、激流の中スルリと落としてしまってもベルトとタモが繋がっているので、安心である。
ベルト接続(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)マグネットリリーサーとの比較
過去にマグネットリリーサーを使用していた同行者が、遡行中にタモを紛失してしまったことがある。マグネットリリーサーはあくまで磁力でくっ付いているだけなので、強い力が働けば当然外れてしまう。その点、エンドロープは物理的に繋がっている為、落とした際に必ず気付いて回収することができる。
意外とリーズナブル
エンドロープはその造りの単純さもあり、どのメーカーの物でも1000円前後で入手できる。これを高いと思う方もおられるかもしれないが、タモを失くしてしまえば当然この程度の金額では済まない。渓流釣りの際はエンドロープを導入しておくことを強くオススメする。
便利グッズで快適な渓流ライフを
今回紹介したグッズを導入してから、著者の渓流釣りも随分と快適になったと感じる。せっかくの休日に素晴らしい大自然の中にやってきたのだから、できる限りストレスなく楽しい釣行となるよう、導入を検討してみてはいかがだろうか。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>
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